放射性物質への懸念で、牛肉の値段下落。口蹄疫のときは徹底した対策。




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福島県と宮城県の隠蔽が他県にも波及した形ですね。
BSEや口蹄疫のときに騒いでいたマスコミが、静かなことには、強い不信感を抱きます。

豚・鶏肉の需要好調 100円引きでも牛肉売れず  2012/2/10 7:00

都内の量販店では、豚肉と鶏肉の需要が堅調だ。価格が安いことに加え、昨年末からの冷え込みで鍋物需要が盛り上がっているためだ。一方、放射性物質の懸念を引きずる牛肉は販売不振が続いている。

一方、牛肉の需要は盛り上がらない。店頭価格は昨年11月中旬比で国産、輸入品ともに100グラム100円程度安くなったが、売れ行きは低調だ。



はじめに断っておくと、口蹄疫は世界で指定されている感染症の一つです。

とは言え、対応に差がありすぎますね。



口蹄疫 wiki
日本では、家畜伝染病予防法において法定伝染病に指定されており、対象動物は家畜伝染病予防法により牛、めん羊、山羊、豚が指定されているほか(家畜伝染病予防法2条)、同施行令で水牛、しか、いのししが追加指定されている(家畜伝染病予防法施行令1条)。国際獣疫事務局 (OIE) リスト疾病に指定されている[1]


2010年日本における口蹄疫の流行wiki
2010年3月頃発生し、2010年7月4日の終息確認まで、宮崎県で発生した水牛口蹄疫の流行である。28万8643頭を殺処分した畜産関連の損失は1400億円、関連損失を950億円とした[1]。宮崎大学の根岸裕孝准教授(地域経済)は年間426億円の損失で3-5年続くとしている[2]
国の補償対象は計1,379戸。補償額528億円の内訳は、感染農家が288億円で、ワクチン接種農家が240億円[3]

福島の牛さん達、県外避難が決定 2011.04.15

東京電力福島第1原発の事故を受け、福島県は15日、国から屋内退避を指示されている原発から半径20~30キロ圏と、放射線量が高い「計画的避難区域」の肉用・乳用牛を県外に移動させることを決めた。飯舘(いいたて)村や葛尾(かつらお)村の計約1万頭が対象で、肉や原乳から放射性物質が検出されるのを防ぐ。




口蹄疫の感染国として、認定され続けると、日本の和牛ブランドが既存して畜産農家がダメージを受けることになります。宮崎県で感染が確認された際には、徹底して対処がなされました。道路封鎖の遅れにより拡大した一方、封鎖と殺処分により何とか収束に漕ぎ着けました。

私が、宮崎に行ったときにお話を伺ったときには、やはり爪跡が大きかったです。


それと比較して、今回は杜撰ですね。
牛は移動・稲わらは出荷しまくり・堆肥は移動。

国は、何してんねん。
福島県も移動を許すなよ。そんなん。どこ行ったんかまだ分からんし、公表せえへんし。

飯舘村とか、めっちゃ線量高いとこやで!

他県産として、売られていくんやろうなぁ・・・。
そりゃあ、買い控えでてくるわ。




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