東洋ゴムが、東京本社を大阪に集約。人口減少社会で東京脱出加速?




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8月に東洋ゴムが本社機能を大阪に集約すると発表がありました。
昨日、社長インタがあったので、部分記載。

国内市場縮小に加えて、核汚染されてるのに、無理に東京本社を置く必要もないと思います。
日経新聞2012年2月9日
東洋ゴム工業社長 中倉健二氏

「分散していた機能を集中して、営業と技術開発などの相乗効果を生むとともに、意思決定を早くして、素早い海外展開につなげるのが狙いだ。これまで東京本社に営業機能があり、大阪本社や兵庫県の技術開発部門と離れていた。国内市場が成長しているならともかく、今は海外が主戦場なのだから、国内の機能は大阪に集約した方がいい

宮城県、三重県にある工場はどうするのか。

国内工場は維持する。ただ生産に時間のかかる高級品に絞るため、どうしても生産量は減る。現在は国内生産が大半だが、2020年には海外の生産量が国内を上回るだろう。」



東洋ゴム工業、本社機能を大阪に“帰還” 背景に海外重視 2011.8.20 20:52 


 大阪発祥の有名企業の“帰還”が話題になっている。アジアを中心とした海外展開に力を入れるため、東洋ゴム工業が来年4月までに東京本社(東京都豊島区)の機能を大阪本社(大阪市西区)に集約することを決定したのだ。

 一方、りそな総合研究所の荒木秀之主任研究員は「多くの関西企業はこれまで、国内市場を成長の柱と位置づけ、その中心の東京に拠点を移してきた。国内の成長が見込めなくなってきたとなれば、地価の高い東京に機能を集中させる必要はなく、研究開発などの拠点がある関西に移転していく可能性はある」と話している。






 海外売上高が多いので東京に立地する必要がなく、なおかつ研究拠点の兵庫県に近い大阪への集約により、コスト削減を狙ったとのことですが、そういう会社って多くない?

 核汚染の問題もあるので、関西が日本の受け皿になって欲しいと思います。




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