(韓国)設計寿命を過ぎた、古里原子力発電所1号機の全電源喪失を1ヶ月隠蔽していた。




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原子力は、国に関らず隠蔽する体質があるのだと思います。
ポイントは、事故があると偏西風の影響で、日本に影響があることであると思います。

この会社は、日本の電力会社と異なり、過半数の株式を韓国政府が持つ国営企業。
韓国政府と、日本政府の原子力事故に対する対応の違いに、今後注目したいと思います。



2012年3月13日 13時59分

 【ソウル=辻渕智之】韓国の国家機関、原子力安全委員会は十三日、韓国南部・釜山にある古里(コリ)原発1号機で定期点検期間中に外部電源が供給されず、非常発電機も作動しない事故が発生しながら、電力事業者の韓国水力原子力株式会社が一カ月以上報告しなかったと明らかにした。同委は十二日夜、事態を重視して今月四日から再稼働していた同機の停止を緊急指示した。
 同委によると、事故は二月九日午後八時ごろ発生。外部電源の供給は十二分後に復旧した。ただ、原子炉の稼働を停止した状態の点検中だったとはいえ、給電が途絶して原子炉や使用済み燃料プールの冷却に支障が出かねない事故だった。
 同委は事故が今月十二日まで隠蔽(いんぺい)され、報告されなかった点も問題視。韓国の原子力安全法は、原発施設の故障などの事実は遅滞なく同委に報告するよう定めており、同法違反の可能性もある。稼働停止の緊急指示を受け、同機は十三日午後十時ごろに完全停止する見込み。同委は原因究明のため、調査団を急きょ派遣した。
 古里1号機は二〇〇七年に三十年の設計寿命を終え、翌年から十年の運転延長に入った韓国で最も古い原発。九州・福岡まで約二百キロの距離にある。今回は十二~十五カ月ごとの定期点検で、核燃料棒交換とともに、同委は特に施設の経年劣化などを重点確認すると事前発表していた。
 地元釜山では、福島第一原発事故の発生から一年に合わせ、古里1号機の危険性を訴え、廃炉を求める集会やデモも開かれた。
<古里原発1号機> 韓国最初の商業用原発として1978年に運転を開始。これまでにも、たびたび故障が起きており、地元では閉鎖を求める動きが活発になっている。加圧水型軽水炉。出力58万7000キロワット。韓国南部の釜山中心部から北東約30キロの日本海沿岸にある。 
(東京新聞)

東電社員が引き抜きにでもあって伝授したのでしょうか?

古里原子力発電所(コリげんしりょくはつでんしょ)は、大韓民国・釜山広域市機張郡長安邑 古里と蔚山広域市蔚州郡西生面に所在する原子力発電所である。韓国水力原子力が所有している。1978年に運転を開始した、韓国初の商用原子力発電所である本項では隣接する新古里原子力発電所(シンゴリげんしりょくはつでんしょ)についても述べる。


発電所の工事は1971年11月に着工し、1972年5月10日に完工した[1]。最初の原子炉である1号機は1972年3月に起工、1977年に竣工し、1978年4月に運転を開始した[2]。その後、1980年代に2号機から4号機まで建設されている。
韓国標準型原子炉である新古里原子力発電所1号機は2011年2月28日に商業運転を開始した。これにより、古里・新古里の総出力は413万7,000kwとなった。隣接地域には新古里2号機から4号機までが建設中である。






韓国電力公社(かんこくでんりょくこうしゃ)は大韓民国の公営電力会社である。通常は韓国電力、韓電、もしくはKEPCOと呼ばれる。韓国政府が株式の51%を保有している。本社はソウル特別市江南区。



詳細。

古里原発(韓国)の安全性について《1号機全電源喪失12分…1カ月隠す》


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