(河北新報12月の記事)双葉病院、患者置き去り記事が事実誤認であることを記載するものの、3月の記事の訂正・謝罪の言及なし。




シェア
このエントリーをはてなブックマークに追加


酷いですね。
訂正報道として検証したのでしょうか?他の新聞社も同様ですが。




証言/福島・双葉病院の真相/「置き去り」誤解広まる 予備
2011年12月22日木曜日

福島県大熊町の双葉病院は福島第1原発事故直後、「患者を置き去りにした病院」と批判を受けた。自衛隊による救出時、病院に医師や看護師がおらず、患者だけが残されていたからだ。病院関係者は本当に患者を見捨てたのか。関係者の証言を基に真相を探ると、伝わっている話と違う事実が浮かび上がってくる。(勅使河原奨治、橋本俊)
(中略)

14日午後10時すぎ、新田副署長が双葉病院に飛び込んだ。「原発が危険な状態だ。いったん避難して救助を待とう」。残留を望む鈴木院長を説得して3人の病院関係者と共にパトカーに乗せ、患者を残して病院を後にした。
 パトカーは原発から約20キロ先の川内村の県道のトンネルに着き、自衛隊の救助隊と合流するのを待った。だが、郡山市を出発した救助隊は県道の北側の国道を通り、院長らと合流することはなかった。


<情報独り歩き>
 救助隊は15日午前9時40分、双葉病院に到着した。病院関係者の姿はなく、患者だけがいた。既に死亡していた1人を除く90人を助け出した。
 県災害対策本部は17日、双葉病院での出来事を発表した。「自衛隊到着時、病院に関係者は誰もおらず、重篤患者だけが残された」「第2陣の搬送に関係者が付き添わなかった」。背景が分からないまま、断片情報が独り歩きした。
 県警幹部は「極限状態の中で病院関係者は必死に対応した。院長らは『逃げた』『置き去りにした』と非難されたが、本気で逃げるなら、もっと遠くに行くはずだ」と擁護する。
 原発事故の想定、対応の不備が、双葉病院の悲劇に重くのしかかった。

最後の一文の意味が私には理解できません。
残留を望んだのは、病院関係者であると記述があります。

記事のタイトルに誤解とありますが、訂正報道はしたのでしょうか?
3月の報道を見ると、不備を非難するのは、河北新報の過去の報道に対してではないでしょうか?


院内に高齢者128人 医師ら置き去り?避難指示の双葉病院 予備

2011年03月18日金曜日

 東京電力福島第1原発(福島県双葉町、大熊町)の事故で、避難指示が出ていた双葉病院(双葉町)に救助のため自衛隊が病院を訪れた際、医者や看護師らが一人もおらず、高齢の入院患者128人が取り残されていたことが17日、分かった。県災害対策本部が明らかにした。
 患者のうち14人は、移動途中や避難先のいわき市内の高校で、16日までに死亡した。
 県災害対策本部によると、死亡したのは入院していた男性6人と女性8人。自衛隊が病院に救助に向かったのは14日か15日で、避難所へ移動するバスの中で2人が死亡し、12人は避難所に着いてから死亡したという。
 県の担当者は「なぜ入院患者だけがいたか、現段階では分からない。避難する中で混乱が起きることはあるが、もし高齢者だけを置いて避難したとしたら許せない」と話している。

この3月18日の報道では、病院関係者が、物凄く悪いような印象の報道になっています。

本当に、病院関係者に聞き取り調査をして報道をしたのでしょうか?





シェア
このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事・:


0 件のコメント:

最近の記事も是非どうぞ