日本第3位の大富豪。森ビルのオーナー森稔氏が、心不全で死去。




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死因もさることながら、経済に与える影響も気になりますね。
相続は、信託とかで手当てしてるのかな?


2012/3/12 16:41
 六本木ヒルズ(東京・港)など都心の再開発事業を多く手掛けた森ビル会長、森稔(もり・みのる)氏が8日午前6時52分、心不全のため死去した。77歳だった。連絡先は同社広報室。お別れの会を行うが日取りなどは未定。

 森氏は東京大学在学中に家業を手伝うかたちで不動産事業を始めた。教育学部を卒業した1959年、父親の故・森泰吉郎氏と森ビルを設立し取締役に就任。港区を中心にオフィスビルの再開発などを手掛けて成長した。93年に社長に就任、2003年には六本木ヒルズを開業し、オフィスビルと商業施設、マンションの複合開発を実現した。

ご冥福をお祈り申し上げます。

フォーブス誌が発表した世界長者ランキングの日本人TOP20【2011年度】←去年です。
予備


第3位(143位) 森章
森 章(もり あきら)

森トラストおよび森トラスト・ホールディングスの社長

年齢:74歳
資産額:68億ドル






港区を中心とした90以上の背番号ビル群や六本木ヒルズ・アークヒルズ等、都心のビル開発で知られる森ビルグループは、横浜市立大学で商学部長まで勤め生粋の学者であった森泰吉郎氏が父親の小さな不動産事業を継ぎ事業を拡大し現在の骨格を作ったもの。
一時は米国の経済誌フォーブス誌に連続で世界一の資産家と紹介される等、今や日本経済界の伝説的な人物である。
その後の事業承継については長男敬氏が慶応大学教授の要職にあったことから、次男の稔氏に母体の森ビルを、三男の章氏にグループ内の森ビル観光(後に森ビル開発)を譲った。
ちなみに森稔氏・章氏の合計資産は2001年には56億ドルと武井氏(武富士会長)・木下氏(アコム会長)・佐治社長一族(サントリー社長)についで国内第4位。
年間所得でも稔氏は72位、章氏は34位となっている。
この兄弟は森ビルグループとして一体となって事業を拡大してきたが、父森泰吉郎氏の死去後兄弟の事業手法が決定的に相違することが多くなったことから、99年には森ビルグループから森ビル開発が分離、その後名称も森トラストに変更した。
2人の経営手法は実に対照的であり、稔氏が六本木ヒルズに代表されるように息の長い開発に特化しているのに対し、章氏は長期再開発と同時に日産自動車の本社ビル新館の購入や、横浜インターコンチネンタルホテルの買収等比較的短期で結果の見える事業も手掛けているのが特徴。他にもベンチャー事業や上場企業への資本参加にも積極的である。
一時はこの兄弟は第二の西武グループ堤兄弟などとも噂されたものの、2人は実の兄弟で噂されるほどの大きな確執はなく、章氏の独立後も様様な点で協力関係は続いている。
森ビル・森トラスト共にこの経済状況の中で長期間増収増益を継続しており、また不動産を中心に膨大な資産を保有している超優良企業であることは間違いなく、両社共に海外と比較しても遜色のない魅力ある都心の再開発を目指し、今後も成長・拡大を続けていくことだろう。








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