(メモ)森永乳業の「スキムミルク」から、14.3Bq/kgのセシウム検出。


明治乳業の放射性物質検出もそうですが、大手乳業メーカーは、検査してるんですかね?






森永「スキムミルク」のセシウム。2012-04-29 23:59:59 予備


(中略)
検出限界値は、12.5ベクレルでしたので、これを上回っている数値であり、この数値は、「確定」ということにできるかと思います。

(中略)

また、このような深刻な検査結果を出すと、結果を信じたくないメルヘンな人が「これにはカリウムも入っているに違いない!」なんて言い出すのですが、このLB2045はカリウムを差し引いて、セシウムの数値を出す機能があり、この14ベクレルとは、セシウム134と137の合算地ということになります。

「スキムミルク」に関しては、他のメーカーも同様に汚染されている可能性がありますので、
安全な「スキムミルク」が存在するのか。
確認する意味でも調べたいと思っています。

大手メーカーでは、明治からも検出されてましたね。


食品大手の明治(東京)は6日、粉ミルク「明治ステップ」(850グラム缶)から最大で1キログラム当たり30・8ベクレルの放射性セシウムが検出されたことを明らかにした。埼玉県春日部市の工場で3月14~20日、牛乳や水などを混ぜた原料を乾燥させた際、東京電力福島第1原発事故で大気中に飛散したセシウムが混入した可能性があるとしている。
粉ミルクについての報道です。
どうも、社内に緘口令に近いものを引いていたようですね。


(中略)

 粉ミルク問題に関しても、11月中旬からインターネットを通じて汚染情報が明治側に入っていたにもかかわらず、約2週間にわたって放置した。結局、市民団体によるマスコミへの情報提供をきっかけに、明治はやっと粉ミルクの放射能汚染を公表し、詳細検査を開始した。「業界首位の明治が、批判が広がるまで問題を無視し続けたことは残念だ」(放射能を子どもから守る会の主婦会員)と、消費者の不信感は強まる一方だ。



(中略)

粉ミルクの汚染元調査でも、明治のずさんさが浮き彫りとなった。



 「粉ミルク回収発表の前日に、原材料で重大なトラブルがあったとの社内連絡があり、当日、係長以上は社内待機とのことだった」と、ある社員は打ち明ける。ところが、「翌日の発表では、『原材料』が『空気汚染』に変わっており、皆驚いた」と言う。たった1日での原因究明に「正確に確認せずに発表したのではないのか」(服部氏)との声も上がる。

 空気汚染の可能性が高いならば、「空気を取り込むフィルターのセシウム汚染の状況を検査し、公開すべき」(同氏)だが、明治は検査すらしていない。実際にセシウム入りの粉ミルクが製造された埼玉工場は、所轄の春日部保健所が問題発生後に内部視察を行っているが、「法律違反ではないため、使用フィルターを明治が企業秘密としている以上、公開できない」としている。

十分怪しいですが、わざと測定していない可能性も示唆されています。

食材新基準と食生活・・・いろいろ方式 予備
(平成24年4月2日)


(中略)

ところで、水と牛乳ですが、これがかなりやっかいです。普通に考えると、水も牛乳も大丈夫です。私もはっきりした情報を持っていないのですが、牛乳は昨年の4月、5月は測定するとヨウ素が多い可能性があったので、大手の牛乳メーカーは本当に測定をしなかったようです。測定値を出すとそれが会社の中にあって内部告発されるから、測定しないで出荷したということを聞きました。確かではありません。ここは牛乳メーカーが子供の健康に関することでしたから、全データを公表するか、あるいは測定していなかったことを発表する必要があります。

(中略)
報道だけ見ても、大手乳業メーカーは信用ができないですね。

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2 件のコメント:

京都生協の働く仲間の会 さんのコメント...

4月29日の伏見深草での学習会本当に良かったです。ジャーナリスト井部さんの講演会です。課題は瓦礫です。‏
4月29日京都生協の働く仲間の会
keizirou.hushimi@hotmail.co.jp

京都生協の働く仲間の会です。
1、なかなか行けるとは思っていなかった。行けて良かったです。
2、内容は濃く、豊富なものでした。数値や写真をふんだんに駆使してまるで大学の専門講演でした。それぞれ自分で歩いて取材したものであり、迫力あり役立つと思っています。
3、私は4月20日朝日新聞記事についてなど質問表に書きました。それにも丁寧に詳しくどんどん話してくれました。
4、気付いた点です。4月20日朝日新聞記事は甲信越限定記事ですが極めて重要です。政府野田、細野、更に橋下などは、100ベクレル以下は安全だ。100ベクレル以下の瓦礫しか広域処理しないと口頭でも文書でも主張してきた。しかし、『100ベクレル以下は安全だ』とは全く嘘です。それを4月20日朝日新聞記事写真は示している。
5:
柏崎原発は4月19日に公開した。放射能汚染物質をどのように処分してるかを。柏崎原発では100ベクレル以下の汚染物質はドラム缶に詰め、厳重に管理し、漏れないように固着化してる。そうして青森県六ヶ所村に送る。そうして最終処分してる。と言うことを公開した。そのことが朝日新聞記事写真になっている。
6、
つまり、野田首相、山田知事、門川市長らは本当は①モルタルなどで漏れないように固着化し②ドラム缶に詰め、厳重に管理し、③青森県六ヶ所村に送る放射能汚染物質を京都、西日本、全国に持ち込んで全国を最終処分場にしようとしています。しかも、焼却などで放射能をばらまいて、などしてです。とんでもない。被曝ジェノサイドそのものです。
7、井部さんも、朝日新聞は放射能瓦礫安全キャンペーンを政府に従って先頭でしてきた。が、異論が出始めたってな、とのことです。
そう言えば、モーニングバードもちょっと前玉川総研で瓦礫処分は現地でできるみたいな特集をしてました。ただ井部さんは今あちこちの放射能瓦礫処分が極めて杜撰で労働者に被曝を強いてるって問題にしてました。竹箒でこぼれた飛灰をはいたり、手で集めたりとかまさに被曝強要労働です。JCOの被曝労働労災死亡を想起させられます。それもほとんどが民間委託でアルバイトや日雇い労働者だったりします。その意味では原発労働者以上に被曝労働が知識不足や管理のいい加減なやり方がありひどい。これも解決しなければならない重要な問題です。8、これは深草の環境を守る会主催です。若いお母さんが一生懸命撮影していました。
9、なお井部さんは、岩手の放射能瓦礫を東京で処分するのはわからないではないなどと言っていました。①つは東京は電力の受益地②東京は東電の大株主だ。東京都石原知事は今大株主としての権利を行使すると言っているが、原発を推進した責任を取らなければならない。③東京は岩手より汚染されている、などが理由だとのことです。
私は石原知事の責任と都民労働者市民の責任は別だ。石原知事の責任はとことんとらせなければならない。と思いますが、同じ責任を都民一般に取らせるのは違うと思います。 以上4月29日伏見深草の学習会でした。会場で私達は『再稼働反対!放射能瓦礫バラマキ反対!』のビラを配布しました。

port さんのコメント...

>京都生協の働く仲間の会 さん

力作の投稿深謝です。
同時にビラ配布お疲れ様です。

柏崎刈羽の記事は、私も驚いてトピをたてました。さすがに唖然とした記憶があります。

そんなものが流通してきたことを再度、考えて気持ち悪くなりました(・・;)

東京電力柏崎刈羽原発は100Bq/kg以下でも、ドラム缶で保管。消費者は食べてます。
http://portirland.blogspot.com/2012/04/100bqkg.html

最近の記事も是非どうぞ