フランスのサルコジ大統領が、福島県を視察したという嘘がバレタ(滞在3時間(笑))。仏大統領選挙で苦境。




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文字通り、危険だから避けていたということでしょう。
嘘をついたのを建前で日本に行ったけど、それほど危険と言うことでしょうね。

3時間の滞在では、東京で菅首相(当時)とだべったら、時間切れですね(笑)


4月12日 7時59分

原発政策が争点の一つとなっている、フランス大統領選挙で、再選を目指すサルコジ大統領が、東京電力福島第一原子力発電所の事故を理解しているとアピールするため、実際には訪れていない福島県を視察したと発言し、野党の候補者から厳しい批判が上がっています。

今月22日に投票が行われるフランス大統領選挙では、再選を目指すサルコジ大統領が原発推進を掲げているのに対し、最大野党、社会党のオランド候補は原発への依存度を下げる政策を訴えています。
こうしたなか、サルコジ大統領は先週、選挙演説の中で、自分は福島県を視察して、福島第一原発の事故を理解しているとしたうえで、現地を訪れていないオランド候補は、何が起きたのか理解しないまま原発政策の見直しを訴えている、と批判しました。
ところが、サルコジ大統領は去年3月31日に日本を訪問したものの、東京に短時間滞在しただけで、福島県は訪れていません。
このためオランド候補は、10日、「実際には行わなかった視察を行ったかのように語るとは、前代未聞だ」と述べ、大統領はうそをついたと厳しく批判しました。
今回の選挙では、信用不安の影響で経済政策に関心が集まり、原発政策は主要な争点とはなっていませんが、苦戦が伝えられているサルコジ大統領は、ライバルのオランド候補に新たな攻撃材料を与えた形となりました。

観光地でもなんでもなく、ただ危険な場所ですからね。
すぐバレル嘘をなんでついたのかはよく分かりませんが。

途中で怖気づいたのでしょうかね?
まぁ、日本の政治家でも、つい最近まで原発周辺に近付いていない訳ですから。



 フランスからサルコジ大統領がやってきて菅首相と会談しました。たった3時間の滞在にすぎませんでした。
 東日本大震災後に外国の首脳が東京を訪れたのは初めてのことです。どうして、こんなに短い時間、サルコジさんはわざわざ日本にやってきたのでしょうか。


 理由の一つは、福島第1原発の事故に対する、世界第2位の原発大国としての危機感でしょう。これ以上、事態が悪化して、原発に対する逆風が強まることを恐れたのです。
 EU内での原発に対する風当たりは強まり続けています。ドイツでは大きな反原発のデモがあり、フランス国内でも原発に対する不信が高まっています。
 サルコジさんは、菅直人首相に福島第1原発事故への対応で協力を約束し、世界中に日本への支援を呼びかけました。今回の来日の目的がここにあったことは明らかです。
(中略)


東京で菅首相とだべって、福島行って視察を3時間でこなすには、どこでもドアがないと不可能ですね(笑)。凄い嘘をついたもんだ(笑)。


By onaironaironair

フランス大統領選挙の第一投票日まで残すところ12日となった今日なんだけど、ブザンソン(Besançon)市を訪れてミーティングと呼ばれる、いわゆる大統領選挙へ向けての講演を行っていたのは、社会党から出馬しているフランソワ・オーロンド氏。

以下は、その演説中の様子写真。



この記事によると・・・オーロンド氏は、ニコラ・サルコジ氏の発言を暴露したという。

記事のこの部分にあるように、暴露時間=今日2012年4月10日、20時10分。


実際、何って書かれてあるのか?以下、訳してみるから読んでや。

「20時10分 オーロンド氏は福島の件でサルコジが嘘をついた事を責めた。社会党代表候補者(オーロンド氏)によると、ニコラ・サルコジ氏は福島を訪問したのは確実だと言うという。この件に関して『事実確認をしました。』というフランソワ・オーロンド氏は、現大統領で、次期大統領選挙に出馬しているサルコジ氏が、1度も福島を訪れていないと断言した。

2011年4月10日付のリベラシオン紙にも同件が取り上げられておる。


リベラシオン紙に引用されているオーロンド氏の発言

私は事実確認をしましたが、サルコジ氏は一度たりとも(福島には)行っていません。我が共和国で初めて、大統領選挙候補者である人間が、してもいない訪問をしたと言っているのです。ええ、確かに彼は全てにおいて、第一人者でしょうな。してもいない訪問までしたと言う(嘘をつく)点においても第一人者なのです。」

っと、こういう事。

そう、つまり、サルコジは、自分が1度も福島を訪れていないのに、「福島行ってきた」って大嘘ついて、ソレを、今回の大統領選挙で争い相手になると言われているオーロンド氏に、「おまえ、嘘ブっこくなよッ! 福島あんた訪問しとらんだろがよ、勝手に行ってもない訪問話作んなよボケッ!」って暴露された・・・という話題ね。

アホらしいけど、ま、サルコジだから、そんぐらいの直ぐにバレる様な嘘も平気でつくのは、想像できる範囲、はい「想定内☆」レベルなんだよね・・・、実際あたしはコレ読んで、驚きはせず、吹いただけだったしィ。

ところで、オーロンド氏は福島を訪れたこと・・・ないんよな。

昨年10月25日、ヨーロッパ・エコロジー・緑の党から、同じく大統領選挙に出馬しているエヴァ・ジョリー氏に、こんな事言われてたもんな。

「先日福島を訪れ、こうして現状を見ると、私達は脱原発に向かうしかない、ソレに尽きると思います。私は、フランソワ・オーランド氏を招きますよ、現実を、あの福島の景色を見るために、あの素晴らしい風景、あの素晴らしい農地、あの地が、今後30年の間、人間にとって不適切な地になるんだと、こんな状況が耐えられますか?こんな耐え難いことは、有り得ない。子育て中の親が、子供を病気にさせないようにと、食の安全を守るという事が出来ない事態なんです。私達、フランスが、脱原発をすることによって、その決断が、日本の人々を救うことに繋がるんです。」 (2011年10月25日 ラジオEurope1)

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では、実際に、サルコジ氏が、いつ、どこで、具体的にどんな発言(嘘)をしたのか、見てみよう。


大変ありがたいことに、サルコジ氏公式ユーチューブサイトに、問題のビデオがアップされているので、簡単に事実確認をすることが出来るという、まぁ、素晴らしい時代だこと。


問題の場面は、このビデオの36分から始まる。


サルコジ氏の大統領選挙ミーティング・講演 


フランス・カーン(Caen)市にて 2012年4月6日






以下、サルコジ氏の発言を訳してみるよ、興味あれば読んでや。








あのフクシマがありましたね。


こちらに居らっしゃってる、ナタリー・コシュースコ=モリゼ氏*と一緒に、私は福島へ行きました。(*2010年より環境・持続可能開発・運輸住宅大臣)


ところが、どうですか、フランソワ・オーロンド氏は、(福島へは)行ってないんですね。


もしオーロンド氏が実際に福島に行って、少しでも調査をすればですね、あの事故は、先ずは、地震により、次にとんでもない大きな津波が来て起きたものだと分かるはずであり、ナタリー・コシュースコ=モリゼ氏と一緒に見て確認したように、ある場所では津波は42メートルまで達していたんですよ、お分かりですか皆さん、コレがフクシマで起きた事実なんです。


正直に言いますと、わたしは、オーロンド氏の論理には着いていけない(理解できない)んですよ・・・。


私は(彼、オーロンド氏と違って)福島訪問しており・・・、オーロンド氏はというと、フェッセンナイム原発を閉鎖するんだと・・・このように、色んな事を省いて聞くと、大変おかしな話ではないかと、皆さんもお分かりになると思いますけど。


そして、彼は何と言っているのか?「第一に閉鎖するのは、フェッセンナイム原発だ。」っと言ってるんです。


そこで、私は直ちに地図を取り出して見ましたよ・・・(あのフェッセンナイム原発のある)アルザスといえば・・・


(会場爆笑)


(皆さんも承知の様に)海岸からずいぶんと離れてますよね・・・


(会場大喝采)


ええ、確かに私は、あんなに海から離れているフェッセンナイム原発まで津波が来るという、そういった想定はしませんでしたよ。←相当、バカにした言い方で。


(会場大喝采)


私は、今後とも、国内の原発各地を訪問し続けますよ。


で、サン・ローラン・デ・ゾー原発も例外なく訪れ、ココに来ると、いよいよ何か(重大な問題が)出てくるのかな~っと思いながらね。


これ以上、わたしが、オーロンド氏への間違った感覚を覚えるのは有り得ないだろうと思いながらね。←言い換えると、「そんなにオーロンド氏はバカじゃないだろうと思いながら。」


そこで私が見たのは、ロワール川でした。(笑)


少しでも、フランス国を想い、少しでも考える能力があったとするなら、このロワール川を前にして、緊急的に津波対策をしなければいけないなどという、そういった事には成りえない分けで、ましてや、フランス国をシッカリと誘導していく力があるはずなんですよ。


(会場大喝采)


この件においての「真実」、私はソレを別の方から授かりました。


真実を私に教えてくれたのは、フェッセンナイム原発の労働者の1人でした。


彼は原発で25年来働いてきた、彼の言葉に私は感動しました。


何故ならソレは、「本当」・「真実」だからです。


彼は私にこう言ったのです、「大統領、是非聞いてください。彼らは(社会党は)我々のことを見捨て売り払ったのです。大統領選挙に勝つために、汚いやり方で合意*をしてるだけ、ソレが真実なんです。」


* 「総発電量に占める原子力の割合を、2025年までに現在の75%から50%に減らします」(社会党・オランド候補)
(中略)



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