日本の石油火力の比率は、オイルショック以降、大きく低下しています。
簡単な図説と、説明です。
火力で言えばLNG火力や石炭火力がありますが、どちらも全世界に炭鉱やガス田があります。何でもイラン危機に結びつけるのは幻想です(わざわざ、そんな場所で大量に買う、
電力会社や経済産業省の役人が無能です)。
総合商社・帝石・ガス会社も権益いっぱいありますしね。
電力会社が無理なら、頼めばいいのに。
高い値段で天然ガスを買ったのも、以下のどれかの理由でしょう。
(1)総括原価方式ということで、やる気がなかった
(2)火力は高いと見せたかった
(3)原発稼動させる気で、単年度の契約にした
確認すると、火力発電所のなかで
石油火力単独の発電所の占める出力の割合は、低いです。混合型は、おそらくどれでも発電ができるのでしょう。
3社を抜粋しましたが、関西電力は、石油火力発電の割合がやや高いように感じます。LNG火力に関しては、千葉のように改造すれば出力が上がるものがありそうですね。
企業の自家発電は、そもそも、あまりにコスト高いと動かないのし、施設の数が多いので割愛しました。
2 件のコメント:
へえ、そうなんですか知りませんでした。
上に表示された、関電の発電所の内、以下の3ヶ所、合計240万kwが、理由の説明なく停止中です。
このうち、今日、海南発電所 の停止中の、45万kwが8月から稼働するように準備中との報道あり。
和歌山県の要請に応じたとのことです。
宮津エネルギー研究所 重油、原油 75万kW 京都府宮津市
多奈川第二発電所 重油、原油 120万kW 大阪府泉南郡岬町
海南発電所 重油、原油 45万kwが停止中(210万kW) 和歌山県海南市
この火力、240万kwは、再稼働キャンペーン中の大飯原発236万kwと同じ容量です。
原発再稼働のために、火力を停止していると言われても仕方がないですね。
●それから、水力発電、揚水発電も、510万kwも少なく計上されてます。(こういう隠蔽が多すぎる)
●さらに、関電は、太陽光発電が個人家庭も含めて55万kwもあるのに、計上してるのは、4.8万kwです。(これも重大な隠蔽行為ですね。)
●さらに、融通というのもあるのに低く計上している。
原発再稼働のために、少なく計上していると言われても仕方がないですね。
>匿名さん。
細かい数字による分析深謝です(^^)
民主党の川内さんなどが、細かい分析に取り組んでますね。
まぁ関電はやる気ないですよね。
経済産業省も監督官庁なので、わざとでしょう。
匿名さんのように、意識が高いかつ聡明な方がネットでは多いのに、いい加減、隠すのは止めて欲しいですよね。テレビ世代向けなのでしょうが。
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