(資料)東京の渋谷・日比谷公園・鎌倉など関東で、コバルト60が検出データのpdf。ガンダーセン氏。




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以前、動画からキャプチャーして貼っていたデータもpdfでありました。

問題となった、関東の渋谷の公園・千代田区の屋上・鎌倉のCs134・137、コバルト60のpdfのデータです。興味のある方は、こちらもご参照。


投稿者 魑魅魍魎男 日時 2012 年 5 月 09 日 15:38:56: FpBksTgsjX9Gw


フェアウィンズ・アソシエーツのウェブ・サイトが新しくなりました。
使ってみて何かリクエストがあったらお知らせ下さいとのこと。


今回は、ボストン・ケミカル・データ・コーポレーションのマルコ・カルトーフェン氏との対話。


http://fairewinds.org/content/hot-particles-and-measurement-radioactivity


(要約)


*汚染レベルは違うものの土壌サンプルすべてからセシウム134・137を検出。
 コバルト60が検出されたものもあり。


*車のエア・フィルタを調べることで、人間がどれだけ汚染物質を吸い込んでいるかわかる。
 福島市、東京、シアトルのフィルタ(2011年4月)を比較すると汚染度がよくわかる。
 福島原発から65kmも離れた福島市でもこれだけ汚染がひどい。
 シアトルのフィルタではほとんど汚染は見られない。


*ホット・パーティクルの大きさが重要。0.5 - 5ミクロンのものが肺にはいりやすい。 
大きすぎるものは肺の奥まで行かないし、小さすぎても呼気で出て行く。
ベータ、ガンマ線といった放射線の種類よりも大きさと組成が問題。


*バナナに含まれる放射性カリウムや宇宙線などの被曝と比較するのはナンセンス。
ホット・パーティクルが人体に与える影響は全く別。


*日本からの子ども靴はすべてセシウム134/137に汚染されていた。米国のものからは不検出。


*組成を調べればどこから来たかわかる。
 西海岸ではセシウム134(半減期2年)がかなり検出されており、福島由来の証拠。
 チェルノブイリの汚染ではない。


*自然にも放射能は存在するので心配ないという原子力推進側の主張は間違っている。
自然放射能も危ない。


*バナナに含まれるカリウムには放射性のものとそうでないものがあるが、
体内には一定量が保たれ余分なものは排出されるので、蓄積されない。


*ホット・パーティクルによる内部被曝は非常に複雑。外部被曝とは比較にならない。
 前者は体内に長く滞留してダメージを与え続ける。後者は1回体を貫くだけ。


*0.1ミリの酸化プルトニウムが肺に付着し周辺組織を冒す様子がわかる写真がこれ。


*10ミクロン前後の小さなパーティクルは飛んで世界に広がる。
 シアトルで検出されたものも数ミクロンの大きさ。大きなものは近くに落下する。




首都圏土壌サンプルの検査結果はここからダウンロードできます。






----(コメント)----


1 pCi (ピコキュリー)/g = 37 ベクレル/kgなので、渋谷はセシウム134が5千ベクレル/kg、
セシウム137が6千ベクレル、合計1万1千ベクレル/kg。
50倍すると55万ベクレル/平方米となり、チェルノブイリ強制避難区域に相当。


お台場でも1万ベクレル/kg超の汚染が検出されましたが、首都圏でもこのレベルの汚染は
ざらにあるということです。大変深刻です。





05. 2012年5月09日 19:41:37 : PMjyASBmvE 
カルトフェン氏は、U-235についても以下のように言っている。
>U235 reporting is qualitative only,using the 185.9 and 143.4keV energies.
U-235の存在について土壌を採取した5ヵ所の内、1ヵ所だけが陰性、1ヵ所は陽性、3ヵ所は微量とある。
都内では中性子も検出されているので核燃料が飛散したのは、まちがいないだろう。


福島市花見山のデータも186keVの他に143keV付近にピークが見えるのでU-235にまちがいない。
http://twitter.com/#!/kunihiko_suzuki/status/199840202208968705


御用学者は、多分Ra-226を測定したと嘯くだろう。

2012年3月7日



渋谷・日比谷公園・鎌倉で多量のコバルト60検出。ガンダーセン出演の動画で指摘されているデータ。東京・神奈川

下記の動画内で指摘されていたデータが、上記のpdfに含まれています。



コバルト60が、渋谷区・鎌倉・日比谷公園で数値が確認されています。


鎌倉、赤線を参照。 

U235 positive ←ウラン235の存在を示唆している(ウラン238ではない)











Tokyo Soil Samples Would Be Considered Nuclear Waste In The US from Fairewinds Energy Education on Vimeo.


フェアウィンズ・アソシエイツ アーニー・ガンダーセン氏 アップデート 2012年3月25日

投稿者 魑魅魍魎男 日時 2012 年 3 月 26 日 05:30:36: FpBksTgsjX9Gw


要約です。

* 3月13-15日にワシントンDCで、米国原子力規制委員会(NRC)、規制情報会議が行なわれた。席上でグレゴリー・ヤッコ委員長は、NRCも原子力業界も、原発の運転を許可するに当たり行なったコスト利益分析において、大規模な避難や放射能汚染を全く考慮していないことを憂慮。

* フェアウィンズは、原発周辺の避難だけでも軽く1兆ドルを超え、何世代にも渡り居住不可能となると考えている。

数週間前に東京の5ヶ所で土壌サンプルを採取した。場所は適当に選び、とくにホットスポットを選んだわけではない。分析の結果、全サンプルとも米国では放射性廃棄物として扱うべきレベルで、テキサスの処分場に送らなければならないことが判明した。

* ワシントンDCから100マイル圏内にいくつも原子力施設がある。東京は福島原発から約200マイル。その土壌が放射性廃棄物並みに汚染されている。我々の首都も容易に汚染されるだろう。

* 日本で起きたことを教訓に、新規も運転中の原発も、運転許可を与えるには、避難や汚染による損失を含めてコスト利益分析をすべきだというヤッコ委員長の意見を支持する。

ガンダーセン氏は土壌のデータ値について言及していませんが、ビデオの中で示された表によると、土壌サンプル場所は、渋谷区、鎌倉、千代田区(公園、ビル屋上)、日比谷公園の5ヶ所で、測定値は次の通り。(1 pico Ci/gram = 0.037 Bq/gram = 37 Bq/kg)

セシウム 137: 18 - 167 pCi/g (666 - 6179 Bq/kg)
セシウム 134: 19 - 137 pCi/g (703 - 5069 Bq/kg)
コバルト 60: 9.1 -40 pCi/g (336.7 - 1480 Bq/kg)

--------(コメント)-------------

米国政府も東日本の放射能汚染、そして自国の原発事故を非常に憂慮している様子がわかります。

アメリカは広大であり、原発は人里離れたところにあるのかと思いますが、意外や意外、
大都市圏のすぐそばに多くの原発があるのです。
しかもスリーマイル島事故以来、新規原発はなく、どれも老朽化が激しくボロボロです。

福島のような悲惨な事故がいつ起きても不思議はありません。
地震や津波がないから大丈夫などと油断していると、とんでもないことになるでしょう。




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