2012/05/30

ホルムアルデヒド事件。千葉県だけ断水が長期化した理由、千葉県水道局などが野田市に、いい加減に対応していたことが原因と判明!





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ホルムアルデヒド事件。千葉県だけ断水が長期化・汚染水の飲水は、千葉県水道局などが野田市に、いい加減に対応していたことが原因と分かりました。

それにしても杜撰ですね。


文末の報道だけでは、少し分かり難いので管理人が簡単にまとめます。


<連絡の流れ>
○第一報
17日午前10時20分ごろ 庄和浄水場で基準の約半分のホルムアルデヒドが検出と連絡

・埼玉県企業局→千葉県水道局に連絡→×→野田市に伝えず


○第二報
17日午後8時20分 行田浄水場で基準超のホルムアルデヒド検出と連絡
(床和浄水場の上流側)

・埼玉県→千葉側の夜間緊急連絡先「ちば野菊の里浄水場」に連絡

・千葉県内の水質事故に対応する県水道局水質センター(千葉市)にファクスを転送したものの、担当者の携帯電話へ連絡を怠ったため気づかず

・18日午前8時50分 センター担当者が気づく (翌日) 
(約3時間後)
・18日午前11時半 野田市に連絡 同市に近い庄和浄水場の情報を伝えただけ

・18日午後3時55分 野田市は、上花輪浄水場取水口で基準値を検出 取水停止

既に取水していたため、浄水場に水が流入。断水が長期化。


○全体像 上花輪浄水場は、行田浄水場の下流側にあたる。



○千葉県内(1) 北千葉広域水道企業団 送水管を通じて繋がっている。

○千葉県内(2)




※野田市については、情報が伝達されず、広域汚染と認識ができなかったのでしょう
(あくまで、この報道ベースの話です)

(1)17日の第一報が伝わらず

(2)18日午前11時半の野田市への連絡では、近隣の浄水場の情報が伝えられただけ

(3)(1)がなく、(2)だけなら、たまたま局地的なトラブルだったと解釈しても自然です



▲(重要・拡散)ホルムアルデヒド事件。群馬県の水道担当者や今井洋一課長(水道課)、埼玉県から汚染情報を得ていたのに、大宴会を優先。初動が遅れた理由が発覚!

下記で、非常に分かりやすくまとめられています。
●5月17日 午前中に埼玉県から群馬県水道局へ情報伝達済み(利根川水系の市民、毒物摂取中)
これが、群馬県だけでなく千葉県にも伝わっていたということになります。


メーリングリストないの???

ふと思いました。
原因物質については、DOWAハイテック・流したのは、高崎金属工業と確定しています。

561番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です2012/05/20(日) 18:21:01.54ID:XDAU4kmS0(1)


●ある工場からホルムアルデヒド流出(利根川水系の市民、毒物摂取中

●5月15日には埼玉県春日部市で検出(利根川水系の市民、毒物摂取中 

●5月17日 午前中に埼玉県から群馬県水道局へ情報伝達済み(利根川水系の市民、毒物摂取中

●5月17日 夜 群馬県企業局トップ、水道局で宴会(利根川水系の市民、毒物摂取中) 

●5月18日 報道関係者へ情報あがり大問題へ(利根川水系の市民、毒物摂取中

●5月19日 一部の浄水場で取水停止、市民・営業者が大打撃(工場では隠ぺい中)

●5月19日 午後 群馬県水道局 やっと調査開始

●5月20日 群馬県 宴会の事実を報道される

●5月20日 埼玉県 三郷 浄水場 取水停止

●5月20日 隠ぺい後の為 群馬県 汚染源特定できず ←今ココ

●5月21日 利根川水系の市民から群馬県へ大バッシング




毎日新聞 2012年05月30日 15時00分

 埼玉県の行田浄水場(行田市)で今月17日に基準値を超える有害物質のホルムアルデヒドが検出された際、千葉県水道局が同日中に連絡ファクスを受け取っていたのに、同じ利根川水系の上花輪浄水場を管轄する同県野田市に伝えていなかったことが関係者への取材でわかった。情報がすみやかに伝われば汚染水が同浄水場に入るのを防げた可能性があり、千葉県の担当者は「反応が鈍く反省している」と話している。

 利根川・荒川水系の1都5県の水道事業者は「連絡協議会」を組織し、今回のような緊急時は相互に連絡しあうルールがある。

 千葉県の担当者などによると、17日午前10時20分ごろ、埼玉県企業局から、庄和浄水場(同県春日部市)の浄水から基準値(1リットル当たり0.08ミリグラム)の約半分に当たる同0.045ミリグラムのホルムアルデヒドを検出したとの情報が、電話とファクスで千葉県水道局に伝えられたが、野田市側には伝えていなかった。


千葉県内で断水した5市
 さらに埼玉県は行田浄水場の取水口で基準値の約2倍に当たる同0・175ミリグラムを検出し、同日午後8時20分、千葉側の夜間緊急連絡先「ちば野菊の里浄水場」(松戸市)にファクスで連絡。同浄水場職員は千葉県内の水質事故に対応する県水道局水質センター(千葉市)にファクスを転送したものの、担当者の携帯電話へ連絡を怠った。

 センターがファクスに気付いたのは18日午前8時50分。同11時半に野田市に連絡したが同市に近い庄和浄水場の情報を伝えただけだった。同市は約4時間後の午後3時55分、上花輪浄水場取水口で基準値を超える同0.135ミリグラムを検出し取水を止めたが、既に浄水場に汚染水が流入。復旧まで4日を要した。

 野田市の担当者は「上流で基準値を超える情報があれば取水停止し、被害拡大を防げた可能性がある」と話す。千葉県水道局の担当者は「庄和浄水場の数値が基準以下だったため水質事故の認識が低かったかもしれない」と釈明している。

 今回の検出で千葉県では上花輪以外の浄水場も取水を停止。計5市の約35万世帯が一時断水した。【田中裕之】


原因物質については、DOWAハイテック・流したのは、高崎金属工業と確定しています。

▲ホルムアルデヒド事件。高崎金属工業がヘキサメチレンテトラミンの排出元。委託はDOWAハイテック、廃液運搬はJFEグループ。漏洩量は厚労省発表より多い可能性あり。

ホルムアルデヒド事件、DOWAハイテックが処理委託のヘキサメチレンテトラミン。埼玉県は19日に知っており、まだ公表してない情報あり。


下記は、ご参考まで。気になっています。

▲(メモ)ホルムアルデヒド事件。東京都でシャワーなどにより、体調悪化の人あり。因果関係は不明。


▲埼玉県でホルムアルデヒドが測定された5月15日から、体が痒くなった東京都の女性がいる。 

経緯については、下記参照。
管理人、他人の健康よりも宴会を優先した、群馬県水道局は、処分が必要と考えています。

▲(注意)ホルムアルデヒド事件。5月20日午後に利根大堰 行田浄水場取水口の濃度が水質基準値の手前まで上昇中。利根川水系(群馬・埼玉・千葉・東京)の方、続報注意。検査対象の企業名が確定。

▲(重要・拡散)ホルムアルデヒド事件。群馬県の水道担当者や今井洋一課長(水道課)、埼玉県から汚染情報を得ていたのに、大宴会を優先。初動が遅れた理由が発覚! 

▲(画像)ホルムアルデヒド検出事件。現時点で特定された群馬県高崎市流域の画像、疑われた上場企業の郡栄化学工業と昭和電工。声明をだすべきでは? 

▲ホルムアルデヒド、群馬・埼玉・千葉県の浄水場から検出問題。ヘキサメチレンテトラミン取り扱い会社を調査中。断水エリア拡大の可能性も。

▲(重要)ホルムアルデヒド検出事件、埼玉県の床和浄水場で5月15日に既に検出されていた!群馬県・千葉県・東京都の水道も含有され続けていた可能性があり、対応があまりにも遅い。
  



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