JFEは原発の格納容器などの製造に関っている。数土氏の東電社外取締役就任、NHK経営委員長辞任問題。




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数土氏が東電社外取締役就任を優先、NHK経営委員長を辞任してしまうのか不思議でした。出身母体のJFEが、原発の格納容器製造などを通じて、原子力業界と関わっており、要因の1つかもしれないですね。


▲東京電力の社外取締役が過半数との人選発表。瓦礫処理に関る予定の企業出身など問題あり。

数土は、JFEホールディングスの元社長。現在、相談役です。
汚染瓦礫処理(プラント販売+自社グループで処理)で儲かる企業の1つです。

▲NHK経営委員長、東京電力取締役兼職は下河辺東電会長(内定)から数土氏へ繰り返し要請。NHKに、兼職の苦情殺到。



▲ホルムアルデヒド事件。東京電力 DOWA JFE(NHK経営委員長)の繋がりが明らかに。NHKに早速、利益相反問題が浮上。



管理人、なぜここまで批判されながらやるのか、世論を舐めているか上述のように汚染瓦礫で儲かるからだと考えていました。兼職している限り、あらゆる観点からNHKは厳しい目にさらされることとなるからです。

どうも、調べた所、原子力発電所に納入している部品があり、電事連との接点があります。

過去・これからの取引関係や、出身母体のJFEの利益のために、NHK経営委員長よりも、東京電力の社外取締役の就任を優先した可能性があります。





原子力発電分野


原子力発電プラント分野では、原子炉格納容器・原子炉圧力容器用に厚板が、格納容器内の配管及びタービン廻りの配管にステンレス鋼管・炭素鋼鋼管が使用されます。 また、復水器には、チタン合金やチタンクラッド鋼板が使用され、煙突にステンレスクラッド鋼板が使用されています。
その他汎用的に、低温蒸気配管用、一般配管用に多量の炭素鋼鋼管(低合金鋼を含む)が使用されています。



JFE スチール 厚板3 工場の技術と商品 JFE 技報No. 5 (2004年8 月)p. 1–7

1977 倉敷地区:原子炉格納容器用 60 kgf 鋼




発電プラント用高靭性高張力厚鋼板SA-738 Gr. B の開発
Development of SA-738 Gr. B High Strength Steel Plate with Excellent Toughness for Power Generating Plants

大坪 浩文 OHTSUBO Hirofumi JFE スチール スチール研究所 鋼材研究部 主任研究員(係長)
荒木 清己 ARAKI Kiyomi JFE スチール 西日本製鉄所 鋼材商品技術部厚板・鍛造室 主任部員(課長)
森谷  豊 MORIYA Yutaka JFE スチール 厚板セクター部 主任部員(部長)
要旨

近年の米国や中国,新興国を中心とした原子力発電所の新規建設の需要増加に対応して,JFE スチールでは,原子炉格納容器に使用される ASME 規格(ASME:The American Society of Mechanical Engineers)SA-738 Gr. B 高張力厚鋼板を開発した。本開発鋼は,ASME 規格において板厚 44.5 mm 以下で規定されている,溶接部の溶接後熱処理(PWHT:Post-weld heat treatment)の省略規定を満足する優れた低温靭性を有しているとともに,予熱低減にも配慮した溶接施工性に優れた鋼材である。また,板厚 100 mm 級の厚物材では,不純物低減による低温靭性の向上を図るとともに,連続鋳造スラブに対して鍛造 - 圧延プロセスを適用し,優れた内質健全性を達成した。これらの開発鋼は,新型原子炉の格納容器としてすでに適用されつつある。



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