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ネイチャーに、プルトニウムは埋設処分のほうが安価と掲載されました。
MOX燃料(ウラン+プルトニウム)など、全く意味のない危険性を増すだけの燃料です。
既に核燃料サイクルは破綻していますので、早く区切りをつけるべきです。
いかに、我々が上の年代(主にお年寄りの世代)から、負の財産を引き継いでいるのかがよく分かります。こんな下らない計画は、早く終止符を打ちましょう。
上記のように、ろくでもないことばかりが指摘されています。
一言で言うと、ただでさえ危ないものが、もっと危険になりますよということですね。
1号機と3号機の爆発の仕方が、異なりますがその原因として、MOX燃料を使用していたことが指摘されています。
このプルサーマル(プルトニウムを燃料に再利用すること)についてですが、アメリカの専門家がイギリスのネイチャーに、高コストであるということを投稿しました。
この
ネイチャー(Wiki)と言う雑誌は、自然科学の分野では最高峰の科学誌になります。
余談ですが、大学の研究者でここに論文が掲載されれば、高い業績として評価されることになります。早川由紀夫さん(早川MAP製作者)がネイチャーから、コメントを求められていましたが、これは素晴らしいことです。
横道に反れましたが、掲載された論文は下記のものです。
一言で言うと、プルトニウムは再利用せずに、埋めたほうが安い。
そういうことですね。
日本みたいに補助金ジャブジャブ+総括原価方式(原価が高いほうが儲かる)でなければ、反対するのは当然だと思います。
フランスの電力業界は国境を越えて、ドイツなどと電力の取引がありますので、採算性を意識したのでしょう。健全な姿で、やはり地域独占はダメですね。
論文の本体が下記です。要約だけ見れます。興味のある方は図書館へ。
プルトニウムのリサイクル(再処理)は、危険でコストが高い。
イギリスは、リサイクルなどせずに埋設すべきだ。
つまり、MOX燃料としての使用や高速増殖炉計画自体も批判していると言えます。
こんな無駄な計画はさっさとやめるべきです。
以下、興味のある方はどうぞ。
□質疑応答
・国土が世界の0.3%のため、30倍地震発生の確率が高い
・東日本大震災(福島の事故)の前であれば、ストレステストは合格していたであろう。エンジニアの想定以上の事態は想定しておらず、それが福島でおこった。
・安全の原発を作ったらそのコストは、他の代替エネルギーを作った発電を考えることも可能になるようなコストになる。
・アメリカには23基のマークⅠがある。危険について規制当局は、あの時にいいものは今も適正であるという考え方。
・プルサーマルは、紙の上ではとても新しい新規のデザインに思える。ウランよりも炉のコントロールがもっと難しい。この種類は、作るまではいいデザインに見えるが、運転しだすと問題点が明らかになる。プルサーマルはプルトニウムが放出される。
・MOx燃料は、酸化混合燃料と言うが、福島の原発に関しては、炉心に全てプルトニウムがあった。3号基は、それに加えてMOx燃料が使われていて、追加的に30束が含まれている。
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