大飯原発再稼働の日が決定 保安院は警報装置の異常を即座に公表しないと表明

大飯原発再稼働の日が決定しましたので、掲載。記事をよく読むと、保安院は大飯原発の送電線監視の警報装置の異常をすぐに公表しないと表明しています。



7月1日に原子炉起動


2012/06/25 20:44   【共同通信】


 関西電力は25日、再稼働に向けた準備作業が続く大飯原発3号機(福井県)について、7月1日中に原子炉を起動する見込みになったことを明らかにした。これまで、起動は1~3日になるとしていた。


 関電によると、1日夕から深夜にかけ、核分裂反応をコントロールする制御棒の引き抜き操作を行う。準備作業は「おおむね順調に進んでいる」としている。


7月1日に制御棒を抜くことを明らかにしましています。

保安院 警報を公表しない方針を明らかに

 一方、経済産業省原子力安全・保安院は25日、大飯原発3、4号機の中央制御室で送電線の監視設備に異常があったことを示す警報が相次いだことについて「同様の警報は年間200件ほど起きている」として、今後は即座に公表しない方針を示した。

上記と同時に、1つ重要なニュースが混ざっています。関西電力で、監視設備の警報が相次いでいますが、公表をやめるとのこと。抜本的対策を成さないまま再稼働して大丈夫なのでしょうか?

送電線は、電気を送電しますが受電もできます。従って、原子炉が停止したときには、ここから冷却用の電気を送電することが可能であるため、極めて重要な設備と管理人は考えます。保安院の対応は、いい加減過ぎないでしょうか?

おそらく、再稼動は万全と言いたいから、なかったことにしようという、アホみたいな発想だと思います。何と言っても、保安院ですので。

当初予定よりも原子炉起動が遅れた可能性アリ

▲大飯原発再稼働決定に仙石がいる 運転開始日と節電開始日にズレあり

冒頭に7月1日と紹介しましたが、当初の予定が下記。この時よりも、遅れているように見えるのですが、何か問題があったということでしょうか?その辺の説明をすべきでしょう。


6月16日 政府再稼動決定

6月26日 原子炉起動

7月2日~節電期間開始 北海道、沖縄を除く全国

7月8日 最短で3号機がフル出力

7月16日 営業運転を開始

7月23日 北海道 節電期間開始

7月24日~8月2日 4号機フル出力


管理人からの提案

▲関西電力 毎日新聞を買収 大飯原発再稼働のプロパガンダが酷すぎる

週末に毎日新聞が広告掲載を受諾したとの情報を提供してもらい、記事にしました。

他紙でも掲載されたと、聞いておりますのでこの週末も関西圏に、一気に広告を出してくるのかもしれません。皆で、再稼動の広告を載せた新聞社の情報を共有しませんか?

記事の下部に、大飯原発再稼動についての、皆様にアンケートを行いました。1000人以上の方にご協力を頂いています、深謝です。現状、90%以上の方が反対。

毎度の事ですが、マスメディアの世論調査は、かなり怪しいと考えています。

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