うどん県電力が香川で設立!会社概要と太陽光発電施設を建設報道のまとめ

うどん県電力という名前の会社が香川県で設立されたので紹介。この会社ですが、太陽光発電施設を建設していくことを目的として設立されたようです。

 プレスリリースなどが探しきれなかったので報道から拾ってきました。注目すべきは、大企業が絡んだものではなく、中小企業、特に電気設備会社が設立したことです。


 太陽光発電は、電気工事と敷設場所があればいいので、このケースではゼネコンなどの大手企業が中抜きしない形で、土地も借りるケースですので採算もよいのではないのかと注目しています。

会社概要

・2012年7月2日設立

・社長 電工社エンジニアリング(高松市)の十河正信代表取締役会長

・うどん県電力株式会社 資本金1000万円

香川県内を中心とした太陽光発電関連の中小企業4社と個人1人←NHK

・香川県内の電機設備会社など

事業目的

・再生可能エネルギーの発電事業会社

・太陽光発電の設置、四国電力に売電

事業計画

・第一弾は、2億円規模を想定 ← 共同通信

・2013年1月(12月16日)予定 一般家庭200世帯分に相当する630KWを発電 ← 共同通信

・個人が共同所有する6千平方メートルの林を借りて行う ← 共同通信

今後の展望

・中小型規模の発電施設増設を視野

・蓄電設備の敷設を視野


2012/07/03 09:48
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 香川県内の電機設備会社などが2日、再生可能エネルギーの発電事業会社「うどん県電力株式会社」を共同で立ち上げた。県内の遊休地などに太陽光パネルを設置し、発電した電気は四国電力に売電する。売電は2013年1月からを予定。複数の民間企業による発電事業会社の設立は県内初。


 東日本大震災に伴う福島第1原発事故を契機に、原発に頼らない社会づくりに貢献しようと、県内の3社などが設立。1日から始まった再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度に適合する設備を建設し発電する。資本金は1千万円。


 第1号の発電所は高松市国分寺町新名の山林内に建設。年間推定発電量は一般家庭約200世帯分に当たる70万キロワット時(管理人補記 多分、間違い)を見込む。10日にパネルの設置に着手し完成は12月16日を予定。


 新会社の社長に就いた電工社エンジニアリング(高松市)の十河正信代表取締役会長(68)は「自然エネルギーを広め、次代を担う子どもに原子力に頼らない社会を残したい」と抱負を語った。新会社では「香川独自の『ため池方式』で中小規模の発電施設を増やしていきたい」として、今後、県内で100~1千キロワット規模の発電施設を増設し、将来的には蓄電設備の敷設も視野に入れている。
▲ドイツで太陽光の発電量が原発20基分達成 フランスの政策失敗とスペインは需要の60%以上を風力で達成
上記リンクでまとめていますが、ドイツでは賛否はあれど太陽光の発電量が激増しました。

日本でも、うどん県電力のような会社が成功事例となり、今後、他府県への波及していくのかどうかにも注目したいと思います。当面、太陽光の発電会社の動向に注目ですね。

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