電通ツイッター分析監視ツール開発

電通がツイッター分析ツールを開発したので紹介。特徴的なのは、リツイートされた数だけでなく、リツイートされるきっかけを作った情報を繋ぐ人物(アカウント)を割り出すことができるという点です。使い方によっては、監視する効果の高いアカウントを、容易に割り出すことができますね。


電通プレスリリース

平成24年8月10日
Twitter上の話題の拡散度合いを測る指標を開発

twitter上の話題の拡散力を測る指標を開発

― Twitter Japan社の協力により、コミュニケーション施策の高度化を図る ―
株式会社電通(本社:東京都港区、社長:石井 直)は、Twitter Japan株式会社(本社:東京都港区、日本法人代表:近藤正晃ジェームス)の協力を得て、このたび、Twitter上での話題の拡散力を測る指標を開発いたしました。

把握の方法

今回、電通が 開発した指標によって、つぶやかれた書き込み(ツイート)が、フォロワーを通してTwitter上でどれだけ拡散した可能性があるか、リーチ(到達)とフリークエンシー(接触回数)により把握できます。
また、この指標を元にソーシャルグラフ(Twitter上のユーザ間のフォロー・フォロワー関係)を可視化することで、どこからどのような形で話題が拡散したか、さらに、一般的なソーシャルリスニング・レポートとして作成されてきた時系列ごとのツイート推移や内容のセンチメント分析などに加え、話題拡散のポテンシャルやその拡散構造も把握できるようになります。

つぶやきの分析で可能になること

これらの指標を企業が行うキャンペーンや広報活動などに活用することで、次のことが可能になります。
1)Twitter上で話題がどれだけ拡散したかを定量的に把握

2)インフルエンサーに加えインフルエンサーに影響を与えているユーザーアカウントの把握

3)ユーザーアカウントを核とした話題の拡散構造の可視化

4)キャンペーンや広報活動の精緻な効果検証

5)Twitterを活用したコミュニケーション施策の高度化

上記に対応している図表


1)Twitter上で話題がどれだけ拡散したかを定量的に把握

4)キャンペーンや広報活動の精緻な効果検証

2)インフルエンサーに加え、インフルエンサーに影響を与えているユーザーアカウントの把握

3)ユーザーアカウントを核とした話題の拡散構造の可視化

1)Twitter上で話題がどれだけ拡散したかを定量的に把握

3)ユーザーアカウントを核とした話題の拡散構造の可視化 

3)ユーザーアカウントを核とした話題の拡散構造の可視化 

4)キャンペーンや広報活動の精緻な効果検証

5)Twitterを活用したコミュニケーション施策の高度化

管理人が気になった事

Twitter上で拡散する話題の関係性を可視化することで、拡散に影響を与えているアカウントを把握できます。ツイートのデータを元に、どのアカウントからどのアカウントへ情報を伝えたか、リツイート(RT)があったかを可視化することで、影響力の大きかったアカウント(たくさんのRTを集めたり、引用されたアカウント)や、情報拡散の基点となったアカウントを把握し、プランニングに生かすことが可能になります。
リツイートの流れを可視化することが書かれていますが、管理人が気になった点が2点あります。

(1)引用されたアカウントという記述が気になります。非公式リツイートを見るための指標として、アカウントについた非リンクを見るという事でしょうか?その点が気になります。

(2)もう1点は、情報拡散に一番繋がったアカウントではなく、情報拡散の基点となったアカウントとしてある点です。上記の画像で、キャンペーンの話とプランドニュースをつないでいるアカウントのクラスタと記載があります。こういったものを割り出せるということでしょう。

ツールは使い方です。例えば、広告代理店がクライアントにネガティブな情報を流している、アカウントを探すとすると、これを使えば、被リツイートが少なくても情報拡散の基点に繋がるような人物(アカウント)を探し出すことが容易にできます。

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6 件のコメント:

通りがけ さんのコメント...

パブコメを送った人のツイッター発言は確実に監視下に置かれますね。

port さんのコメント...

>通りがけさん。
その可能性は高そうですね。

匿名 さんのコメント...

くそ電通め。

匿名 さんのコメント...

アノニマス~~~!

port さんのコメント...

>匿名さん
はい。電通にやられた感、満載。

port さんのコメント...

>匿名さん
アノニマスと叫びたい気持ち分かります(><)
運用が気になりますけど、嫌ですよね。

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