イノセンスオブムスリム動画 中東が米国に激怒 戦争寸前

アラブ社会がアメリカに激怒、大使館襲撃や暴動に繋がり戦争寸前になっています。そのきっかけになった動画を紹介。イスラム教の機微に触れている部分があると指摘されていますが、皆様はどう思いますか?



概要 イスラム教を侮辱する内容

イノセンス・オブ・ムスリムWiki
『イノセンス・オブ・ムスリム』(Innocence of Muslims)は2012年6月に上映された宗教的・政治的なアメリカ映画。日本では、「無邪気なイスラム教徒」と訳して呼ばれることもある。イスラム教を侮辱する内容だとして、2012年9月11日のエジプトのカイロでの米国大使館の襲撃と、リビアのベンガジの米国領事館の大使館職員の車に対するロケット攻撃で大使のクリストファー・スティーブンスを含む米国の外交官少なくとも4人が死亡する暴動の[2]引き金となった映画である。
中東情勢が急激に悪化しています。
その理由が、一本の映画。

アメリカ映画が、イスラム教を侮辱する内容を含んでいたようです。

なぜ、このような内容が作られたのか、不思議な部分が多々あります。

イスラエルのユダヤ人が製作者と当初言われた

制作者 [編集]
自主映画の制作は「イスラエルのユダヤ人」を名乗る56歳の不動産開発業者サム・バシル[3]によって制作・監督された[2][4]。
製作・監督は、イスラエルのユダヤ人とされています。
その事が、イスラム教の方々の、余計に刺激したのでしょうか。

バシルによると、彼はイスラム教の"偽善"と呼ぶべきものに注意を促すために映画を製作し[5]、映画はほとんどが空席のハリウッドの映画館で一度だけ完全上映された[6]。バシルの主張によれば、彼は映画の資金調達のために100人以上のユダヤ人の寄付者から500万ドルを調達した[7]。
他の宗教を偽善と呼ぶ目的で政策したのでしたら、酷い話ですね。
ところが彼がイスラエル人かどうかについて、イスラエルは否定しているようです。

イスラエル政府は市民権を持っていないと否定

しかし、500万ドルよりもはるかに低い予算で作られている疑いが強く、イスラエル政府の発表によると、彼はイスラエルの市民権を持っていないことが判明している。[8]
イスラエル政府は、この問題の映画を作った人物はイスラエル人ではないとしています。
人によっては、大問題になってから発表されても、信用しないでしょうね。

イスラエル外務省報道官は米紙にサム・バシルを知る者は誰もいないとし、多くの米メディアは監督の自己紹介の信ぴょう性を疑問視。AP通信は9月12日、米捜査当局が「ナコウラ・バスリー・ナコウラ」という55歳のキリスト教コプト教徒を監督と特定したと報じた。詐欺罪などで司法当局の保護観察中で、過去に何度も脱税などの問題を起こしている。[9]
イスラエルのユダヤ人とされていたのが、キリスト教徒だとされています。

詐欺罪・脱税などの問題を起こした人物だとされていますが、何でわざわざこの人物がこの映画を作ったのでしょうか?

ロサンゼルス連邦裁判所の記録によると、同氏は偽名でクレジットカードを造り銀行口座を開設し、偽小切手を振り込んで資金を引き出した3件の容疑で2009年に逮捕された。うち1件について有罪を認め、1年9カ月間収監され、2011年6月に5年間の保護監察付きで釈放された。保護監察期間中は保護監察官の承認がなければオンラインにアクセスできないことになっている。[10]

出演者も騙されていた

余波 [編集]
2012年アメリカ在外公館襲撃事件を受け、関係者は9月12日、映画の意図や目的について大きく異なる説明を受けていたとしてプロデューサーを非難する声明を出した。2011年7月に雑誌などで行われた出演者募集では『砂漠の戦士』(Desert Warrior)とされ「アラブの砂漠を舞台にした歴史冒険映画」との説明がなされていた。当初の脚本ではイスラム教やムハンマドは関係なく、撮影中「ジョージ」だったキャラクターが後にムハンマドとされた。撮影後に台詞が加えられた可能性もある。[11]
関係者もプロデューサーを非難。
当初の説明とシーンが異なっていたようですね。

映画のワンシーンが引き金

物語は現代のエジプトでキリスト教徒の医師がイスラム教徒に診療所を襲撃されるシーンから始まる。その後ムハンマドの時代にさかのぼり、預言者が妻や他の女性と性的な関係を持つ場面もみられる。コーランがユダヤ教の聖典やキリスト教の聖書から作られたと解されるエピソードや、ムハンマドを子どもを犠牲にする冷酷な指導者として描くシーンもある。[12]
管理人は、このシーンが引き金になったのではないかと見ています。
▲イスラム教 
保守派ムスリムが女性に対して家族以外の男性に対して髪や顔を隠すよう求めていることはよく知られているが、これは性欲から女性を保護する目的が本旨であると保守的イスラムを擁護する論者は主張している。
皆さんご存知と思いますが、イスラム教は、女性に対する表現に敏感な宗教です。
加えて、ムハンマドについて、映画の中で表現した事が、怒りを買ったのではないでしょうか。

映画放映の影響

冒頭の映画ですが、放映により多大な影響がでています。
▲アメリカ大使館襲撃事件
リビアの米国外交使節団への攻撃 [編集]
詳細は「2012年アメリカ在外公館襲撃事件」を参照

アラビア語版の映画はアラブ世界での一連の米大使館攻撃につながった
・カイロとベンガジの両大使館が攻撃
・ベンガジの攻撃では大使のクリストファー・スティーブンスを含む4人の米国人が犠牲

◎アフガニスタンでは、YouTubeを遮断

◎エジプトのムハンマド・ムルシー大統領は9月12日に、映像の背後にいる"狂人"を訴追するように米国政府に促した

◎クリントン米国務長官は9月13日、「このビデオは嫌悪感を抱かせ、非難されるべきものだ」「米政府とは無関係であり、その内容とメッセージは全く認められない」と述べた。[22]
1本の映画が、世界に多大な影響を与えている事が分かります。
皆様は、冒頭の映画に対してどう思いますか?

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