福岡県北九州市 通り魔事件4件の比較

福岡県北九州市で通り魔事件が発生。今回で4件目ですので、簡単に比較したいと思います。今回襲われた被害者の経営する店は、暴力団拒否標章がある店ということです。手口も以前のものと似ています。以前の事件について、警察の捜査はどこまで進展しているのでしょうか。


暴力団の立ち入りを禁止する標章を掲示


2012年9月26日11時40分

 26日午前0時半すぎ、北九州市小倉北区下到津1丁目のマンション前で、会社役員の男性(54)が何者かに尻を○され、大けがをする事件があった。福岡県警によると、男性の会社が経営するクラブは暴力団の立ち入りを禁止する標章を掲示していた。県警は○人未遂事件として、同市内で8月末から3件相次いだ同種の事件との関連を含めて調べている。
飲食店経営の男性が、襲われましたが、暴力団の立ち入り禁止の標章を掲示していたとのこと。
同種の事件が、相次いでいますが、福岡県警は犯人を逮捕できるのか、世間の注目を集めていると思います。

犯人は野放しになっていますしね。

後述しますが、既に襲われた3件の店の全てが、暴力団立ち入り禁止の標章を掲示していたわけでは、ないです。

マンションの入り口で襲われる


 県警によると、男性は自宅マンションの駐車場に車を止めた後、マンションの入り口前で、いきなり男に刺されたらしい。その直後、近くにいた別の男が「○すぞ」と叫び、男2人は走って逃げたという。男性は尻3カ所を刺されたが、傷は数センチで命に別条はない。男たちは上下とも紺色っぽい服装で、目出し帽をかぶっていたという。
被害者は、車を止めた後、マンションの入り口で襲われています。
犯人は、被害者と待ち伏せしたと思われますが、同様のケースが既に発生しています。

3件の事件と比較


8月30日の事件 店を出たところ

▲北九州通り魔事件 場所と福岡の地図 2012/08/30
八幡西署によると、女性は最後の客を見送るために店を出て1階に下りた際、後ろから「すいません」と声を掛けられ、振り返ると突然頬を切られ、腰を刺された。

9月1日の事件 エレベーターを降りた後

▲北九州通り魔 地図と場所 今度は小倉 暴力団とマスコミが印象操作 2012/09/02

同署によると、女性は仕事を終えて帰宅し、1人でエレベーターに乗って11階で降りた際、背後に人の気配を感じて振り向いたところ、男から無言で、刃物のようなもので左頬を長さ十数センチ、左脇腹を約20センチ切られた。

女性が経営する小倉北区の飲食店は、改正県暴力団排除条例に基づき8月にスタートした、暴力団組員の入店を拒否する「標章制度」の対象地区にあるが、スナックなど標章の掲示対象店ではないという。
今回の事件と、待ち伏せしていた点は似ていますね。
ただし、この店は標章の提示対象店ではないとなっています。

9月7日の事件 マンションに向かっている途中

▲北九州市通り魔事件小倉で3件目 2012/09/07
警察の調べによりますと、被害にあったのは飲食店経営の35歳の女性と40歳の運転手で、刃物で顔などを切られ、病院で手当てを受けていますが、命に別状はないということです。

警察によりますと、女性がタクシーを降りてマンションに向かって歩いているときにいきなり男に切りつけられたということで、運転手は女性を助けようとして襲われた。

8月30日の事件は、お店で客をででた所で襲われ、事件発生地域は少し離れています。

9月1日・9月7日・9月26日の事件は、近い場所のうえに、全て待ち伏せされている可能性があり、犯行が極めて似ていると管理人は思います。ただし、標章制度の影響の有無は不明。

警察が捜査にあたっていますが、事件解決までは、周辺の方はご用心ください。

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