復興税流用東電勝俣の天下り先も受注

復興予算の使われ方が問題視されていますが、原発輸出の目的の為に予算計上されています。その会社ですが、東電の勝俣会長(元)の天下り先も、随意契約で、受注しています。

▲野田内閣の復興増税被災地に減免なし 2012/06/26

経産省原発輸出の調査事業費として支出

▲震災復興予算　原発輸出調査にも流用 2012年10月29日 07時14分

　東日本大震災の復興予算の不適切使用問題で、二〇一一年度三次補正予算に盛り込まれた復興予算のうち五億円を、経済産業省がベトナムへの原発輸出に関する調査事業費として支出していたことが本紙の取材で分かった。

冒頭の図をご参照。
復興増税は、3年で使い切るものを、25年間の増税で負担します。

増税の期間が非常に長いうえに、『復興』という名前がついているので、資金使途を慎重に検討すべきですが、やりたい放題になっています。

地震の調査を行わずに受注

　経産省によると復興予算を使ったのは、日本政府の受注が一〇年十月の日越首脳会談で決まったベトナムのニントゥアン第二原発の建設に向け、現地で地震を引き起こす恐れのある断層の有無などを把握する調査。

なぜか、ベトナムで原発を建設するにも関わらず、被災地の復興の為のお金が、流用されています。本当に酷い話であると、管理人は考えています。

そもそも、2010年10月の受注が決まった段階で、地震の調査を行っていなかったということではないでしょうか。

随意契約で受注

　調査は日本政府が今年一月、敦賀原発（福井県敦賀市）などを運営している日本原子力発電に随意契約で委託した。
（中略）

随意契約というだけでも、杜撰ですが受注先は、東京電力の勝俣元会長の天下り先が受注しています。

断層調査など、原発の運営会社が受注した所で、調査会社に丸投げではないのでしょうか？管理人は、わざわざここに調査を任せた理由が、理解できません。

▲勝俣恒久Wiki

日本原子力発電の取締役に福島第一原子力発電所事故後の2011年6月に就任、東京電力取締役会長退任後も同社取締役に留まっている。

しかも、受注した日本原子力発電は、東京電力の勝俣氏を、退任後も受け入れ続けています。何とも変な企業が受注しています。

民主党の復興増税横流しについて

野田首相復興増税横流しを認める

▲野田首相復興増税の横流しを認めた動画 2012/09/20

『まず最初にですね。横流しというお話がありました。確かにそういう面がなくはないのかもしれません。』

『全て横流し、しているというのは誤解であります』

復興増税の横流しについて、野田首相はニュースステーションで既に認めています。
シロアリを退治すると口から出任せを言っていましたが、何とも酷い話ですね。

民主党非主流派も

▲原口一博復興予算横流しに逆ギレ動画『政権にいません』←ウソ 2012/09/21

詳細は、上記のリンクをご参照。
原口氏は、関係がないという口調で情報発信をしていますが、おおいに関係があります。

彼の役職に注目して下さい。番組で、本人が語っています。

▲原口一博消費税増税の棄権後に上杉隆の番組で言い訳を語る 2012/06/27

それはないです。それは何かと言うと、気持ちは反対です。だけども、党人としてみんながまとめて、僕はそれを止められなかったという、その責任もありますから。
ましてや、税調会長代行でしたから政府の税の責任者でしたから。本当はこの上杉さん歳入、歳出の構造の改革は10年も15年も前にやっとかないといけない。

原口氏は、民主党の税の責任者として活躍していた方です。
復興増税は、税金ですから、当然、責任があるのではないでしょうか。

民主党の主流派・非主流派に関わらず信用はできないですね。