住友化学千葉工場で火災 劣化ウラン65トン保管 地図と場所

劣化ウランを保管している、千葉県袖ヶ浦市にある住友化学の工場で火災が発生しました。火災は鎮火したとのことですが、劣化ウランの保管場所と失火場所の距離など。速やかに情報開示をすべきであると、管理人は考えます。


千葉県袖ヶ浦市 住友化学千葉工場で火災



10月17日 12時39分
17日午前、千葉県袖ケ浦市の化学工場の合成ゴムをつくるプラントで火災が起き、およそ1時間半後に消し止められました。

千葉県袖ヶ浦市の化学工場で火災が発生しましたが、既に鎮火されたようです。
最近、化学プラントの火災が多いように感じるのは、管理人だけでしょうか。

火災は消火 事故後の対応



17日午前9時すぎ、千葉県袖ケ浦市の東京湾に面したコンビナートの一画にある「住友化学千葉工場」で、合成ゴムを作るプラントから煙が出ていると工場から消防に通報がありました。

自営消防隊が消火活動にあたり、市の消防局からも消防車6台が出て、火はおよそ1時間半後に消し止められ、けが人などはいないということです。

通報と消火活動ならば、消火活動のほうが、並行して行ったか先に活動になるのでしょうかね。


自営消防隊が消火活動 (17日午前9時過ぎ 消防に通報)
    ↓
17日午前9時過ぎ 消防に通報 (自営消防隊が消火活動)
    ↓
袖ヶ浦市の消防局からも消防車6台出動
    ↓
1時間半後に消化 けが人なし

原因は調査中

消防や工場によりますと、火災が起きたのは、合成ゴムを乾燥させる設備の付近で、一部のゴムが燃えたとみられるということです。警察と消防は工場の関係者から話を聞いて、火災の原因を調べています。
住友化学千葉工場は、「原因は現在調査中で、今後、二度と起こさないよう再発防止に取り組みたい」としています。
火災の原因は乾燥させる工程となっています。
何が燃えたのか気になりますね。ゴム粉が舞うような環境であったのか少しきになります。

合成ゴム汎用系仕上げ工程の排気ダクト内にあった堆積物の火災

合成ゴム製造装置の仕上げ工程である乾燥設備において、排気ダクト付近での合成ゴム粉などが発火した。 
単位工程 乾燥 
【原因】1.排気ファンが回転翼の破損によって回転が不安定となり、ダクト内部のガイド板に接触した。そのため、摩擦が起こり、その摩擦熱で周囲に付着していたゴムが着火し、火災となった。 
【原因】2.ダクト内にはゴム粉が溜まりやすく、定期的に清掃しているが、清掃後付着したか、取りきれなかったと推測される。
上記は、別の工場の失敗事例ですよので、あくまでご参考。
ゴム粉は着火しやすいようですので、発火場所とプラント内部の点検状況が気になりますね。


火災のあった核廃棄物保管の工場

管理人が気になるのは、最近、核物質保管の工場で火災があることです。

三井化学岩国大竹工場(山口県)で爆発 放射性廃棄物3379本保管 2012/04/22

日本触媒姫路工場爆発 地図と場所 核物質保管か 2012/09/29

最近で言えば、上記の2工場が記憶に新しいと思います。
日本触媒は少量ですが、三井化学は、かなりの量を保管しています。

加えて、今回事故のあった、住友化学袖ヶ浦工場も劣化ウランを保管しています。

住友化学の劣化ウラン保管量




千葉県袖ケ浦市 住友化学の工場が劣化ウラン65t保管 2012/04/22




以下********袖ヶ浦市議会議員twitterより抜粋***********
9月7日
昨日の議会一般質問で、
市内臨海工業地帯に65tもの劣化ウランがあること、
周りにタンクがあり、地震による側方流動で爆発炎上した場合に
劣化ウランが飛散し内部被爆の可能性もあることを指摘。
万一に備えて安定よう素剤を学校などに備えるように要求
市は前向きに検討すると答弁しました。

10月25日
劣化ウランについては、九月議会でも問題にしましたが、
IAEAの管理下にあり、容易に移動できないため、
少なくとも、工場地帯からの撤去を求めて行きます。

住友化学の工場内に劣化ウランがあることが確認できると思います。
現状、容易には動かせないようですしね。

住友化学の劣化ウランへの考え方について、以前、雑誌で回答しています。



劣化ウラン200トン 化学メーカー4工場に眠る
8月27日付けの日本経済新聞によると、1960年代後半から70年代前半にかけ、化学メーカーで触媒として用いられた劣化ウラン約200トンが、今も国内の大手4社の敷地内に、貯蔵されたままになっているという。

劣化ウランは、原子炉等規正法に基づき厳重に管理されており、国際原子力機関(IAEA)の査察も受けている。これまでに放射能漏れなどの事故は起きていない。
約68.8トンを貯蔵している住友化学工業は、「工場内に占める管理区域はごくわずかで、保管状況のチェック費用も年間数万円から数十万円程度」というが、「核燃料物質なだけに、早く処分したい」と三井化学(約71.1トン)、昭和電工(約44.5トン)、旭化成工業(約8.5トン)とともに口をそろえる。

国の原子力委員会は今年3月、ようやく触媒用劣化ウランの処分方法の検討に入り、年内には基本方針をまとめたいとしているが、処分を始める時期のめどはたっていない。
現在、官民合同の協議会を作り、資金や処分場確保策などを検討しているものの、メーカー側からは、「処分コストが現在の保管コストを上回るようでは意味がない」との声も出ている。


自衛を考えないとどうしようもないですね。
住友化学から積極的に対策に動くという事はなさそうです。

上記の三井化学の工場については、上記のリンクにある通り、山口県岩国市の大竹工場がほとんどではないでしょうか。


場所



住友化学 ホームページ

住友化学 千葉工場
〒299-0195
千葉県市原市姉崎海岸5番1号
TEL:(0436)61-1313 FAX:(0436)61-2229


地図は出光興産側をさしています。
上記の住所は、東電の清水社長が天下りした、富士石油に隣接するほうです。

広い工場ですが、事故があったのは、どっちなのでしょうかね。

今回、火災は既に鎮火しましたが、住友化学は、速やかに劣化ウランの状況について、声明をだすべきではないでしょうか。現状、保管側からの積極的な対応もなさそうですし、周辺住民が情報感度を高める必要がありそうですね。

関連記事・:


8 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AF%94%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD#.E6.AF.94.E6.94.BE.E5.B0.84.E8.83.BD.E3.81.AE.E4.B8.80.E8.A6.A7

ウラン238の比放射能は1グラム12400ベクレル。200トン=1000×1000×200グラムだから、これをかけると2兆4800億ベクレルのウラン238がある計算になる。

もっとも、劣化ウランだから238や235以外の核種の比率も多いだろうから、総ベクレルはもっと大きくなるはず(比率がわからないと計算できない)。

匿名 さんのコメント...

追記
70トンとしても、8680億ベクレル漏れた計算か。
半減期が短いほど比放射能が大きくなるから、235や238以外の半減期の短い同位体が入っていると、全体としての放射能が大きくなる。

匿名 さんのコメント...

http://ja.wikipedia.org/wiki/%e3%82%ac%e3%82%a4%e3%82%ac%e3%83%bc%e3%83%bb%e3%83%8c%e3%83%83%e3%82%bf%e3%83%ab%e3%81%ae%e6%b3%95%e5%89%87

なぜ、半減期の短いアルファ崩壊をする核種が危険なのか?

それはガイガー・ヌッタルの法則により、半減期が短いほど、アルファ線のエネルギーが大きくなるからである。

プルトニウムやポロニウムや室内のラドンが危険だといわれるのも、半減期が億単位以上のウラニウムに比べて短いから、それらの核種から放出されるアルファ線のエネルギーが大きくなって、より人体への影響も大きくなるというわけだ。

匿名 さんのコメント...

小林朝夫という人物がこの記事を盗用し、氏が運営するブログで課金記事として掲載しております。
http://kobayashiasao.blog65.fc2.com/blog-entry-4845.html

課金記事への誘導ツイート
https://twitter.com/kobayashiasao/status/258536005504741376

小林朝夫を御存知ないようでしたら告発サイトなどもありますので、一度『小林朝夫 デマ 詐欺』で検索して
ご覧になってくださいませ。

以上、ご報告まで。失礼致しました。

Portirland さんのコメント...

>匿名さん
計算、深謝です。
それにしても、住友化学は発表しないですね。

Portirland さんのコメント...

>匿名さん
中身が、鍵かかってて見れなかったです。
劣化ウランが65トンも燃えてたら、やばいですよね…。

匿名 さんのコメント...

thanks for sharing...

Portirland さんのコメント...

>anonymous
You are welcome(^_^)

最近の記事も是非どうぞ