野田首相の逆風
注目の野田首相の選挙区であるが、千葉4区の情勢は野田苦戦が予想される。上記は、民主党逆風の郵政選挙のときの得票差である。では、今回はと言うと野田首相の評判と政治と金や船橋市(千葉4区)で抗議デモが発生していることを考えると、不人気な政策以外にも相当な逆風と言えそうだ。
さらに、野田首相の千葉4区に刺客として、千葉4区立候補者に三宅雪子氏の名前があがった。連合が誰を支持するのか、曖昧な中、これは痛手になるであろう。
藤田幹雄と三宅雪子氏の知名度
ある意味、選挙戦は野田首相は、片隅に置かれるかもしれない。そこで、自民党の藤田幹雄氏と生活党の三宅雪子氏に注目してみよう。
今の所ネットメディアでは、三宅雪子氏、千葉4区へとヤフトピに掲載されており、一歩抜け出た形だ。国替えについて、群馬で三宅雪子氏の評判は、千葉四区ならば『止めない 行け』と後押ししてくれているようだ。
三宅雪子氏は、ブログの写真で小沢氏と千葉4区公認証を持つ姿をうまく、アピールしているようにも思える。
これを見る限り、三宅雪子氏のほうが、インターネットを使った知名度向上に成功しているように思える。とは言え、藤田幹雄氏は数度の選挙戦を千葉4区で戦っており、草の根ベースでは三宅氏よりも知名度が高いかもしれない。
衆議院議員総選挙 千葉県第区の票の動き
第44回衆議院選挙
- 野田佳彦 48 民主党 129,834票 44.9%
- 藤田幹雄 36 自由民主党 128,890票 44.6%
第45回衆議院選挙 (冒頭の画像)
- 野田佳彦 52 民主党 162,153票 53.6%
- 藤田幹雄 40 自由民主党 85,425票 28.3%
問題は、前回の選挙と前々回の選挙を見ると明らかだ。
新たに、他党が増えたことを除いて、両党だけで比較してみよう。
4万票近い票数が動いていることが分かる。
さらに、連合やJAなどの組織票は、増税やTPPなどで離れる可能性が高い。
野田政権 民主党批判を誰が取り込むか
組織票に加えて、TPP反対・原発反対・ACTA反対・消費税増税反対などに共感する、無党派層などを誰が取り込むのかも重要になる。ここれは、三宅雪子氏が取り込むのではないだろうか。少なくとも、野田首相は、推進する側なので受け皿ではない。千葉4区の自民党と三宅氏の勝負は、無党派層をどちらが取り込むのかに、かかってきそうだ。その動向とお互いがどういった情報発信をするのか、注視したいと思う。
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