群馬4区自民は世襲 政治と金

群馬4区の自民党候補者は、無風の中、世襲議員が選ばれた。福田達夫氏は、福田康夫元首相の息子。首相秘書官時代に、自民党群馬県第4選挙支部で、政治と金の問題が報道されている。


福田達夫 群馬4区を世襲

群馬4区候補者一覧に、自民党の福田康夫元首相の息子、福田達夫氏の名前がある。福田達夫氏と言えば、三菱商事出身。福田元首相の私設秘書として、首相秘書官・官房長官秘書官の地位についていた。

首相秘書官は、当然、福田首相の下でであるが、福田首相は、政治資金趣旨報告書の記載ミスがあり、訂正している。期ズレではなく、領収書コピーのあて名書き換えだ。

自民党群馬県第4選挙区支部で領収書の書き換え


領収書のコピーのあて名を書き換え

<福田首相>収支報告書で領収書コピーのあて名書き換え
2007年9月28日13時18分配信 毎日新聞
福田康夫首相は28日昼、自ら代表を務める「自民党群馬県第4選挙区支部」と、関連する政治団体「福田経済研究会」の06年政治資金収支報告書で、添付した領収書のコピーのあて名が書き換えられていたことを明らかにした。首相は記者団に「事務所の経理担当者が領収書を取り直す手間を省いた。利益を得たり不正をするということではない」と釈明した。
毎日新聞が情報公開請求で入手した資料によると、政党支部と政治団体が政治活動費として計上した支出のうち、少なくとも計7枚の領収書のあて名が二重線で消され、別の団体名が書き加えられていた

注目すべきは、報道では『コピーのあて名が書き換え』となっている点である。別の団体名が書き加えられていたとなっている。同じ領収書のコピーを使いまわし、二重に経費計上していたのであろうか?金額について見てよう。

約580万円分

福田首相代表の支部など、領収書あて名変更580万円分
2007年9月28日14時9分配信 読売新聞
書き換えなどがあった領収書は17枚で、計約580万円分。町村官房長官は28日午前の閣議後の記者会見で、「首相自身から話を聞いたが、違法性はないと首相は理解している。適切に対処するのではないか」と述べた。
領収書の金額は、計約580万円分となっている。これだけの金額が、経費で落ちるか落ちないのか。その差は、庶民からは創造もつかないほど大きい。

福田達夫氏は、世襲に伴い、自民党群馬県第4選挙区支部の地盤を引き継ぐことになるのであろう。また、福田達夫が、首相秘書官であった事を考えると、関係者の一員であったとも言える。

群馬県第4区の情勢や選挙前に暴走した国会議員を、見てもそうであるが、情勢は混沌としているように思える。新人が多数立候補の上に、選挙妨害もある。

群馬県第4区は混沌とした情勢

群馬4区選挙は三宅雪子氏が被害にあい、三宅雪子氏は謎の手紙が送りつけられたようだ。

群馬4区の国会議員には選挙妨害、小沢一郎ポスター剥がしの犯人が有名だ。中島政希議員犯行はを認めているが、現職が妨害工作を行うとは珍しいパターンであろう。

この中島政希議員の寵愛を受けているのが、宮原田綾香氏だ。宮原田綾香氏の選挙と経歴の密接な関係を見れば、一目瞭然だ。宮原田氏は、群馬4区維新の候補者として、公認を貰いたいようだ。

群馬4区の自民党候補者は、無風の中、世襲議員が選ばれた。 新人である事、過去の政治と金の問題も考えると、元首相の息子と言えども苦戦するかもしれない。

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