がれき利権お金儲けの仕組み 処理費用416倍に

がれき利権について、ご存知の方もいると思いますが、広域瓦礫処理による、お金儲けがすごいことを簡単に見たいと思います。がれき利権によるお金の儲け方を見ると、税金の有効活用を望む方が増えそうですね。


(1)がれきの広域処理と利権

がれきの広域処理と利権について考える上で、瓦礫の処理価格を見ると参考になると思います。がれきの広域処理は、ゼネコン、運送会社、大手産廃企業の利権になっていることが指摘されています。

がれき利権によるお金儲けがすごいことを、がれき1トンあたり処理費用について見てみましょう。

(2)がれきの処理費用、大槌町が9万7000円で高すぎる


がれきの処理費用は、その土地の被害状況によって当然、金額は変わると思います。がれきの処理費用を見たときに、その処理費用の価格があまりにも高い場合、利権化していると言われても仕方がないですね。

(3)がれき利権 大槌町は東松島市の10倍の処理費用


大槌町と東松島市のがれき処理費用を比較すると、10倍以上の金額差がある事が分かります。民主党政権の下で、がれき処理が利権化していることが分かる数字ではないでしょうか。

がれき利権と言われても仕方のないような数字が並んでいますが、がれき処理に関わる費用がさらに膨れ上がっている自治体があるので紹介したいと思います。

(4)がれき受け入れで、ごみ処理施設建築費の補助金

がれきの広域処理により、被災地以外でがれき処理を行っていることをご存知の方も多いと思います。がれきの処理を、現地以外で行うということは、その分、輸送コストや保管コストが余分にかかることは、容易に想像がつくと思います。

がれき受け入れ自治体になれば循環型社会形成推進交付金(ごみ処理施設建築費の2分の1~3分の1を国が負担する補助金)の復興枠で請求可能になります。

ここでいう、復興枠とは循環型社会形成推進交付金通常枠(建設費の2分の1~3分の1)+震災特別交付税(残りの地方負担分を国が負担)のことを指しています。

つまり、数十億~数百億円の建築費を、瓦礫受け入れ自治体が国に請求することが可能ですが、瓦礫を受け入れなくても支払うと環境省がH24年3月に通達を出しています

(5)富山県高岡市の処理費用1トンあたり最大400万円

富山県高岡市の処理費用は、1900トンを3000万円で処理すると報道されています。富山県高岡市は、がれきの受け入れにより、高岡地区広域圏 ごみ処理施設整備事業の建設費用76億円の補助があります。
  • 1900トンを3000万円で処理
  • 76億円の補助
がれき利権のお金儲けの仕組みを見ると、自治体ががれき処理にこだわる理由は、民主党が多額の補助金による利益誘導の仕組みを作り上げたことが理由であることが分かります。
がれきの処理量が、広域処理が必要な数値か怪しいことを見ていきましたが、がれきの総量自体も減少していることが分かります。

(6)がれきの量の変化

宮城がれきの量の変化

  • H23.12 瓦礫総量1569万トン 県内処理予定量1220万トン 広域処理希望量340万トン
  • H24.11 瓦礫総量1200万トン 県内処理予定量1109万トン 広域処理希望量91万トン
宮城県の瓦礫総量が大きく減少していることが分かると思います。民主党政権下で宣伝された、がれき処理は、数字を見ると現実と異なることが分かりますね。

岩手がれきの量の変化

  • H23.12 瓦礫総量476万トン 県内処理予定量419万トン 広域処理希望量 57万トン
  • H24.11 瓦礫総量395万トン 県内処理予定量350万トン 広域処理希望量 45万トン
岩手県の瓦礫総量も大きく減少しており、両県の広域処理がれき量を見ると、急がなければ十分に処理可能な量のように思えますね。

(7)民主党政権のがれき補助金利権

民主党政権は、現在の細野幹事長を中心にがれき広域処理に、こだわっていましたが、補助金によるゴミ処理利権を強力に後押ししていたことが分かります。

民主党政権の広域処理は、被災地支援の美名の下に行われていましたが、ゴミ利権の塊であることが分かりますね

大阪や新潟など、がれき広域処理が強行されていますが、民主党政権が作り上げた、がれき利権のお金儲けの仕組みを再度チェックする必要がありそうですね。

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8 件のコメント:

通りがけ さんのコメント...

大和魂へ告ぐ

「石原慎太郎はいますぐ維新の会を離党脱出せよ!安倍スケープゴーチー内閣は橋下ヒットラー独裁首相への撒き餌にすぎぬ」

阿修羅「[民主党] 前原・玄葉・安住 維新の会に行くのか 参院選見通しに党内は騒然 (日刊ゲンダイ) 」
へ書き込み
http://www.asyura2.com/13/senkyo144/msg/532.html

70. 2013年3月02日 22:43:33 : rWn9PLlcps
>>68. 2013年3月02日 21:50:31 : fqnE6o0F5s
>石原慎太郎入院

そうか。やはり前原が動いたからな。

石原慎太郎は直ちに維新の会から脱出する離党届を出すべし。電撃深夜離党することが肝要。

維新の会が橋下徹を衆議院比例名簿第一位にする前に。


71. 2013年3月02日 22:59:04 : rWn9PLlcps
亀井よ。古くからの友人として石原慎太郎の名を惜しむ気が少しでもあるなら直ちに面会して首根っこをひっつかんでも友達を維新の会から引っぺがして離脱させろ。
そうしてこそ亀井も真の日本男児であるとされよう。

73. 2013年3月02日 23:59:30 : rWn9PLlcps
石原慎太郎が維新の会にいる限りいつ何時橋下徹衆議院議員「捏造」のために(前原に)寝首を掻かれて「維新の会比例区選出衆議院議員」の地位を強奪されるかわかったもんじゃ無いからな。
石原が病院という密室へ入院したことは「麻薬」王前原にとって好きなように料理できる蜘蛛の巣にがんじがらめに囚われた昆虫みたいなもんだ。

押尾事件の麻薬も酒井事件の麻薬も芸能界麻薬は全部芸能界を牛耳る麻薬王前原の所から供給されたもんだしね。病院は前原のテリトリーである。

ジャパンハンドラー首領は麻薬王芸能界暗黒魔王禍々しき二世ユダキンスパイ前原誠司である。

通りがけ さんのコメント...

「奇形司法も芸能界も支配する創価前原の国内撹乱治安破壊活動」
「石原慎太郎は今すぐ維新の会を離党せよ」

阿修羅「小沢一郎代表「TPPでのアメリカの狙いは農業ではなく保険、医療、知的所有権というデカいものを狙っている!」」へ書き込みました 
http://www.asyura2.com/13/senkyo144/msg/574.html

99. 2013年3月04日 19:30:22 : rWn9PLlcps
>>97. おじゃま一郎 2013年3月04日 17:02:54
>原発推進、TPP参加の公約は違反していないと

そりゃそーだ。おじゃまいちろうの恐怖の雇い主蛇の目をした前原はユダ金イルミナティと戦後一蓮托生だから、国会活動で「地位協定破棄」を絶対阻止し、TPPや原発推進攻撃で国会と世論をかく乱している隙に橋下ファシズム独裁首相を誕生させ日本をアメリカと同じ戦争の狂犬国家に仕立て上げるのが【大義】なのだ。ゆえにマッカーサーGHQ との吉田茂が密室で結んだ【ヒロヒトの売国命乞い】「チンの天皇位を保護してくれれば日本の国土と常民民衆を米軍様に差し上げます」密約の延長である「原発の推進、TPP参加」を、マッカーサーと一蓮托生である公明党が必死になって約束を果たすのは理の当然。池田大作麻薬王はもう死んだからいまは生まれながらの悪魔ユダ金申し子前原暗黒麻薬邪蛇王がその「公約」=「公」明党の「約」束を果たすべく日本国内国会内で要人テロやりまくりなのさw

民主党石井こうき議員が創価の悪行について国会質問する前夜菅に話したために翌朝すかさず殺された。なぜ菅なのか?菅は深夜直ちに前原へ通報し前原がすばやく創価子飼いのテロリストを送り込んだのである。前原はそのために国会議員となって国会内で殺すべき標的を渉猟していたし今も同じである。

そもそも国会議員という地位は国会内の厳重なセキュリティをものともせずに情報収集するのにうってつけだから、GHQスパイとして治外法権の虎の威を借りて悪事という悪事をやり放題にやっているうちに頭が狂って日本の王になる野望妄想にとり憑かれた池田大作が、学会のウラ組織と裏金を大動員して隠し子前原を民主党議員に仕立てて国会へ送り込んだのである。

そうそう、地下鉄サリン事件の捜査中にオウム村井を刺殺させたのも前原である。これはオウムと創価が一体で麻薬を扱っていたことがばれるのを防ぐためだったが、これで四男がオウム幹部(といってもただのペンキ屋)だった石原慎太郎に大きな貸しを作った。このあと亀井が石原の堕落を叱責し袂をわかったのはこれが原因である。

話がそれちまったなw

ま、おじゃまいちろうよ。お前の飼い主蛇男によろしくなwドラキュラと同じで日光の下では生きてゆけない闇のヨワッチイ魔物など、日出づる国では生きてゆけないのだから命が惜しけりゃさっさと亡命しろよって伝えてくれwww

あと、石原慎太郎よ。いますぐ維新の会を離党しなさい。亀井も家族も泣いておるぞ。

通りがけ さんのコメント...

『世間虚仮唯仏是真』

「やすみししわがおおきみの民を安んじませたもうおおみこころおおみことのり」

2012年3月11日

『東日本大震災から1周年、ここに一同と共に、震災により失われた多くの人々に深く哀悼の意を表します。
一年前の今日、思いも掛けない巨大地震と津波に襲われ、ほぼ2万に及ぶ死者、行方不明者が生じました。
その中には、消防隊員をはじめ、危険をかえりみず、人々の救助や防災活動に従事して命を落とした多くの人々が含まれていることを忘れることはできません。
さらに、この震災のため、原子力発電所の事故が発生したことにより、危険な区域に住む人々は、住み慣れた、そして、生活の場としていた地域から離れざるを得なくなりました。
再びそこに安全に住むためには放射能の問題を克服しなければならないという、困難な問題が起こっています。
この度の大震災にあたっては、国や地方公共団体の関係者や多くのボランティアが被災地に足を踏み入れ、被災者のために様々な支援活動を行ってきました。
このような活動は、厳しい避難生活の中で、避難者をなごかそませ、未来へ向かう気持ちを、引き立ててきたことと思います。
この機会に、被災者や被災地のために働いてき人々、また、原発事故に対応するべく働いてきた人々の尽力を、深くねぎらいたく思います。
また、諸外国の救助隊を始め、多くの人が被災者のため、様々に心を尽くしてくれました。
外国元首からのお見舞いの中にも、日本の被災者が厳しい状況の中で、互いに、絆を大切にして復興に向かって歩んでいく姿に、印象づけられたと記されているものがあります。
世界各地からの、大震災にあたって示された厚情に深く感謝しています。
被災地の今後の復興のみちのりには、多くの困難があることだと予想されます。
国民皆が被災者に心を寄せ、被災地の状況が、改善されていくよう、たゆみなく努力を続けていくよう期待しています。
そして、この、大震災の記憶を忘れることなく子孫に伝え、防災に対する心がけをはぐくみ、安全な国土を目指して、進んでいくことが大切と思います。
今後、人々が安心して生活できる国土が築かれていくことを一同と共に願い、御霊への追悼の言葉と致します。』

http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65794510.html#comments
より転載(私の考えで改行し、語句多少修整しました)

「不言実行菩薩常民国日本を守る躾の伝統」

大和魂は血筋に関係ない。それは支配者の血統には存在せず日本の躾で育った民衆すなわち日本人常民の親子の縁の中にある。

日本は釈尊ご誕生以前から菩薩を育てる揺籃の地すなわち菩薩常民国である。菩薩が輪廻転生して500生菩薩行を不退転で続けてはじめて成道して仏陀となる。仏陀成道すれば輪廻を脱するのでこの色界を離れ涅槃に入り再び色界に生まれ出ることは無い。

2600年前インドにおいて五百生の菩薩輪廻転生を遂げた釈迦牟尼菩薩が菩提樹の下で明けの明星を視てついに正覚に達し覚者仏陀となられた。そのまま涅槃に入ろうとなられたが、時にすべての天人達が覚者釈迦牟尼仏陀のもとに集まって「この世の衆生悉く仏法を知らず苦界に沈んで嘆き悲しみ迷い苦しんでおります。釈迦牟尼仏陀におわされましては今暫く入滅して涅槃に入られるのをご猶予いただきこの世に留まられて迷い苦しむすべての衆生に仏の大慈悲を垂れたまい無上の悟りの道をお示しください」と声をそろえて懇願したのをお受け給わりくださって、ここに釈尊の貴きみ教えが世に顕れたまうことになられたのである。

衆生本来仏なり。

仏の大慈悲が世に顕し給うた貴きみ教えとは戒ではなく菩薩の布施である。
釈尊は仏の大慈悲でこの世に留まり色界における仮の宿りであるその体が滅びるまで仏法をすべての衆生へ大布施くださり、因果の輪廻を解脱する方法を言葉では無く行いですべての衆生へ明らかにお示したもうた。

日本常民の躾はこどもが大きくなって菩薩となりこの世へ布施を行うようになるための慈愛に満ちた親心の教育である。「親おもう心にまさる親心」

扶桑の島が地上に誕生して以来日本は親から子へ慈悲常民菩薩布施の行いを伝え続ける国である。父母未生の因果因縁の輪廻によってこの世に生まれてくるすべての衆生が悉く菩薩の布施を行じて少しでも成道に近づくようにこの世を生きて欲しいと限りない慈愛をこどもに注ぐ「子供を守る」菩薩常民庶民社会を親から子へ万余年にわたって伝えつづけて来た常民菩薩布施功徳国が「日本」である。

「日本を守る」ということは親の布施菩薩たちが慈悲を布施することですべての子供たちが成人して布施菩薩に成長するまで守り育てることに他ならない。「白銀も黄金も玉も何せむにまされる宝子に如かめやも」

通りがけ さんのコメント...

[ 親父の小言 ]

朝きげんよくしろ

恩は遠くからかえせ

人には馬鹿にされていろ

年忌法事をしろ

家業には精を出せ

働いて儲けて使え

ばくちは決して打つな

おおめしは食らうな

亭主はたてろ

初心は忘れるな

後始末はきちんとしろ

神仏はよく拝ませ

何事も身分相応にしろ

水は絶やさぬようにしろ

戸締りに気をつけろ

自らに過信するな

怪我と災いは恥と思え

袖の下はやるな貰うな

書物を多く読め

火は粗末にするな

難儀な人にはほどこせ

風吹きに遠出するな

人には貸してやれ

貧乏は苦にするな

借りては使うな

義理は欠かすな

大酒は飲むな

人の苦労は助けてやれ

年寄りはいたわれ

家内は笑って暮らせ

出掛けに文句を言うな

万事に気を配れ

泣きごとは言うな

女房は早く持て

人には腹を立てるな

産前産後は大切にしろ

不吉は言うべからず

病気はよくよく気をつけろ

以下略
転載元:http://www.yamaju1.com/kogoto.htm

通りがけ さんのコメント...

「2011.3.16 今上陛下美智子皇后陛下のおおみこころおおみことのり」

 天皇陛下は16日、東日本大震災の被災者や国民に向けたビデオメッセージを発表された。陛下がビデオでお気持ちを述べられるのは初めて。お言葉の全文は次の通り。



 この度の東北地方太平洋沖地震は、マグニチュード9・0という例を見ない規模の巨大地震であり、被災地の悲惨な状況に深く心を痛めています。地震や津波による死者の数は日を追って増加し、犠牲者が何人になるのかも分かりません。一人でも多くの人の無事が確認されることを願っています。また、現在、原子力発電所の状況が予断を許さぬものであることを深く案じ、関係者の尽力により事態の更なる悪化が回避されることを切に願っています。

 現在、国を挙げての救援活動が進められていますが、厳しい寒さの中で、多くの人々が、食糧、飲料水、燃料などの不足により、極めて苦しい避難生活を余儀なくされています。その速やかな救済のために全力を挙げることにより、被災者の状況が少しでも好転し、人々の復興への希望につながっていくことを心から願わずにはいられません。そして、何にも増して、この大災害を生き抜き、被災者としての自らを励ましつつ、これからの日々を生きようとしている人々の雄々しさに深く胸を打たれています。

 自衛隊、警察、消防、海上保安庁を始めとする国や地方自治体の人々、諸外国から救援のために来日した人々、国内のさまざまな救援組織に属する人々が、余震の続く危険な状況の中で、日夜救援活動を進めている努力に感謝し、その労を深くねぎらいたく思います。

 今回、世界各国の元首から相次いでお見舞いの電報が届き、その多くに各国国民の気持ちが被災者とともにあるとの言葉が添えられていました。これを被災地の人々にお伝えします。

 海外においては、この深い悲しみの中で、日本人が、取り乱すことなく助け合い、秩序ある対応を示していることに触れた論調も多いと聞いています。これからも皆が相携え、いたわり合って、この不幸な時期を乗り越えることを衷心より願っています。

 被災者のこれからの苦難の日々を、私たち皆が、さまざまな形で少しでも多く分かち合っていくことが大切であろうと思います。被災した人々が決して希望を捨てることなく、身体(からだ)を大切に明日からの日々を生き抜いてくれるよう、また、国民一人びとりが、被災した各地域の上にこれからも長く心を寄せ、被災者とともにそれぞれの地域の復興の道のりを見守り続けていくことを心より願っています。

(転載元:msn産経ニュース)
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110316/imp11031617200001-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110316/imp11031617200001-n2.htm

通りがけ さんのコメント...

子供を守る日本人の「こころ」
「じゃぁどうするか?」
> 二階堂ドットコムhttp://www.nikaidou.com/archives/21382
■ いい人は、先に逝く

「世の中にあきた」
といって妹だのどうのこうのと言って遊びほうけていた私。日本なんかどうにでもなりやがれ、と思っていた私のようないい加減な人間でも相手をしてくれていた漢(おとこ)がいた。
 
株式会社富士鳥居 代表取締役社長 栗原直弘、その人である。
http://www.fuji-torii.com/baishiken/diary.cgi
↑よくブログを紹介していたので、ご存じの方も多いだろう。
 
 本日、近親者から、栗原さんの訃報を聞いた。
 「オレの茶色い髪を見ないうちに死ぬなんてずるい(私が髪染めてからまだ見せてなかった)」
 と思ったのだが、栗原さんみたいなまともな人、いい人こそ先に逝ってしまう。まだ若いのに・・・寂しいことだ。

 肺の調子が悪い、と聞いていたし、「一緒に食事したかったのですが体調がきつくて」というところで、かなり悪そうだなとは思っていたのであるが・・・本人が否定するので突っ込まず、こちらもいろいろあったのですっかり無沙汰してしまったら、逝ってしまわれた・・・

 きっと栗原さんはその辺にいる。だって、31日から何となく調子悪くてアタマ痛くて体重いんだもん。風邪かと思ったけど違うし・・・そういうことだったのか。 
 
「栗原さん、安らかに眠ってください。でも、もし目を覚ましたら、日本を天上界から見守ってくだされ。あと、もしどこかで梨元さんに会ったら、『ネタがないのでスクープください』って言っといてください。それにしても、お疲れ様でした。これからは日本の守護霊となってくださいませ。ほんと、何も恩返しできなくて、お世話になるばかりで申し訳ございませんでした。」
 合掌。
 (転載終わり)

上記の「梅覗軒 富士鳥居 店主ブログ」さまURLから「じゃぁどうするか?」全文転載します。(転載開始)

じゃぁどうするか?
 
今回は、昨年(2011年)10月7日から14日の記事を再編集して掲載します。 
 

座右の銘 
日本語には「座右の銘」という言葉があります。この言葉を中学生の諸君や若い人達のために簡単に説明すれば、「自(みずか)らが生きて行く上で、人生の目標や心の支えとなる言葉」という意味で、自己紹介の時などに使います。

この梅覗軒の「座右の銘」は、「じゃあどうするか?」(笑)、多くの偉人や著名人の「座右の銘」に比べると、まことにショボイ(爆)。今回も「おやじの寝言」ですが、しっかり目を覚まして書きますので最後まで読んで下さい。

いつも同じことを言うようですが、私がこのブログを続けている理由は、真面目に働いている人達やお年寄り達が安心して暮らして行ける社会、今の子供達やこれから生まれてくる子供達が将来に夢を持てる世の中を実現したいからなのです。

近年、世界中の政治や経済が混乱し、一段と「お金」と「暴力」による「富」の一極集中が進みんでいます。これは、世界中の人々が低賃金で働き安物を消費するだけの「お金の奴隷」となって行く構図なのです。しかし、まだ日本には自浄作用が残っており、むしろ、かつての日本的な循環型社会が世界を変え、世界を救うと信じているのです。
 
 
 
「じゃぁどうするか?」
原発事故以降は、多くの人が日本の政府の発表やマスコミに疑問を感じ、自然発生的なデモも行われるようになりました。しかし、そのような意識と知識がある方はごく一部で、まだ多くの日本人は、日本の現実を知ることなく、日々の生活に追われ、漠然とした閉塞感の中で方向性を失っているのではないでしょうか。

「じゃぁどうするか」、私はこのような閉塞感の中で、確かな「日本美術」と「店」を維持することで「日本文化」を継承し、このブログを書くことで「日本の心」「日本的な在り方」を守ろうとしています。そのためにも、私は今回の特集において、日本が「表社会」と「裏社会」、「表の経済」と「裏の経済」の「二重構造」になっていることを一人でも多くの人に知っていただきたいと思います。

先日アメリカのウォール街で始まったデモはワシントンDCに飛び火し、デモの争点も、漠然とした「政治や経済への不満」から「1%の資本家による国の私物化」へと変化しました。このことは、アメリカ社会が「表向き」と「実態」に分かれている表れであり、日本もまた同じように「二重構造」になっているのです。

日本やアメリカに限らず、この世界は表向きの政府が行う国家運営と、国際金融を中心とした一部の権力と血筋や閨閥(けいばつ)などでつながったグループが決定権を持つ、見えない「世界政府」との「二重構造」になっており、彼らの作った一般の人達の目に見えない搾取と蓄財システムによって、近年一段と「持てる者」と「持たざる者」の格差が一段と進んでいるのです。 
 
 
世の中の二重構造
以前このブログで「国家は国民のために存在しているのではなく、政治家や役人のために存在している」と書きました。読者の皆様、どうか冷静の今の政治や行政を見てみて下さい、これこそが世の中の「二重構造」の実態であり、実は一般の人には見えないところで、一部の権力のためにさまざまな形で大きなお金が集められ、彼らのために運用、運営されて来たのです。

「見えない大きなお金の動き」とは、使い道の解りずらい国民の税金や公共料金を一部の政治家や役人、企業や特殊法人などが、国民に見えないところで分配するシステムであり、一般の人々は投資とは名ばかりの株や金融商品による合法的?な詐欺まがいの搾取されているのです。そこには飼いならされた一部の学者やマスコミによる誘導と洗脳があるのです。

今までは見えなかったそのような「裏のお金」の尻尾が、今回の原発事故で見え隠れし、その後の原発の処理の過程で、マスコミを含めたその構造が見えてきたのではないでしょうか。そもそも、人間の力ではコントロールできない原発を、核燃料の処理問題すら解決しないうちに始めたのは、一体誰のためだったのでしょうか。実は、このような「裏金のシステム」は明治時代に始まり、今でも脈々と継承されているのです。

日本でも長年に渡り、国民のために使われるはずの国税や地方交付税、公共料金などの一部が陰で配分されて闇に消えて行くさまざまなシステムが構築されてきました。政府や地方自治体が作りだした事業に国民の税金が注がれ、その一部を分配するシステムは、無責任な税の浪費を重ねてきました。そして、天下り先を含め、そのような分配システムを作り、維持することがキャリア官僚の仕事になっているのです。 
 
 
 
お手盛りの世界
例えば、ある地方自治体が地元に美術館を作るとします。その予算は国からの地方交付税や自治体のお金、ようするに国民の税金です。そして、美術館を建てる大義名分は「県民や市民のための文化施設と交流の場」などなど、善いことずくめですが、言うまでもなく、その原資は私達の税金なのです。

事業の発案と同時に、調査委員会や準備委員会が設けられ、それぞれの委員会に予算が着き、それが会議費などに消えます。そして、用地の選定に始まり、建設費、収蔵品、集客に関する調査なども行われますが、実はこの予算や支出、収入や維持費はかなり甘い試算で、一度事業化が決定してしまえば、後にいくらでも増やせるシステムであり、そこに利権と裏金が生まれて行くのです。

そして、この調査委員会や準備委員会の主な仕事は、賛成派や反対派の擦り合わせで、場合によっては反対派に対する政治的な取引や金銭的な供与が約束される場合もあるのです。ごく初期の段階から何故このようなことが行われるかといえば、実はすべての物事は「美術館を建てるありき」で動き始めているのです。言い換えれば、土地の取得に始まり、美術館を建てる利権と予算(税金)を分配するために建てられるのです。

そこには美術館に関係した道路や景観、場合によっては公園や体育館などを併設した一大施設の建築のために大きなお金が使われ、その規模と管轄の部署に合わせて、水面下でそれぞれの関係者に建築会社などから「お小遣い」が出るというシステムなのです。もちろん美術館ですから中には美術品が飾られるはずなのですが、我々美術商はヨーロッパのオークションでよほど有名な絵画などを買って納めでもしない限り「お小遣い」など出せませんから(笑)、自ずと美術館の根本である展示品の購入予算は少なく、結局は建築の方により大きな予算が付くことになるのです。

つづく

通りがけ さんのコメント...

宇宙基地?
バブル時代、そして、その後も景気対策と称して、読者の皆さんの街にも、ある日突然のように素晴らしい建築のさまざまな施設が出来、鳴り物入りでオープンしたことでしょう。しかし、今ではその多くが廃墟のようになっているのではないでしょうか。

もちろん美術館の中には、それぞれの教育委員会や学芸員の方々の努力で、今でも集客の多い館もありますが、もともと地元出身の画家や工芸家の作品が並ぶ常設展では入れ替えも少なく、よほど魅力ある特別展や企画展でもなければ人は集まりません。

以前、ある資料を探しに出向いた地方美術館はアクセスの悪い辺鄙(へんぴ)な場所にありながら、近未来の宇宙都市を彷彿とさせるすごい建物で、その時に展示されていたのは、地方美術館を巡回しているイベント屋さんの持ち物である「北斎漫画」でした。

人気が無く寒々しい館内で、ようやく脚立(きゃたつ)に登って作業をしている人を見つけ、学芸員の居場所を尋ねると、その人は「私が学芸員です。」と名乗り、「バブル崩壊後は年々動員数と職員の数が減り、経費削減のために蛍光灯を間引きしている。」と言うのです。
 
 
 
張り子の寅 
美術館に限らず、バブル時代以降に多くの地方自治体が建てた施設の維持管理費が今では地方行政の重荷となっています。さらに、一部の自治体では、商社や出入りの業者にそのような建物の維持管理と抱き合わせで仕事を出して帳尻を合わせていますが、実はそれもまた私達の税金なのです。

かつて私達の年金で建てられたさまざまな施設が、その立地の選定や運営の失敗で、「追い銭」まで払って叩き売られました。しかし、美術館などは使い勝手も悪く、建物の特殊性から維持費も掛かり、売るに売れずに廃墟と化しているところも多いのです。

「想定外」とはすごい言葉で、「誰もこのようになるとは思わなかった。」と口をそろえて言いますが、計画段階で反対派や慎重派の意見は、賛成派?の学者や関係者によって退けられ、せっかくお小遣いがもらえる事業に反対する者は粛清されてきたのです。

このような構図はもちろん文化事業ばかりでなく、さまざまな利権が発生する事業に付随しているのです。さて、ここまで読んで読者の皆様の身の回りにも何か思い当たる節はないでしょうか、すべての物事にはこのような「裏金の世界」が存在しているのです。
 
 
善い悪いではなく
今回の「じゃぁどうするか?」を読んで、「闇の利益」を得る側にいた人達、或いは今も現役で利益を得ている人達は御立腹かもしれません(笑)。しかし、皆さんの「お小遣い」や「退職金」のために、すべての国民や子供達に負担を強いるシステムを「人として」どう思われるでしょうか。

これは戦争と同じで、関わった一人ひとりはただ自分や家族のために一生懸命働いただけで、ある意味では責任はないのです。ただ、その結果として一部の人々の物欲のために税金や公金が使われ、後々までそのツケが残ることは「想定外」ではなかったでしょう。

確かに、お話してきたような公共事業によって、社会の発展や多くの雇用が生まれたことも事実であり、ある意味ではこのようなシステムが日本経済を回し、私達がその恩恵を受けてきたことも事実です。もし責任があるとすれば、このようなシステムを長く見過ごしてきた私達にも責任があるのです。

では何故、今更ながらこのような事を書いているのかといえば、今回の原発事故において、未だ「闇の集金システム」を維持するために、一向に事故処理が進まず、海はもちろんのこと広い地域に放射能汚染が広がり、その処理のために新たな利権構造が生まれていることを、「人として」どう考えるかということです。
 
 
 
正しく知ること
今回の「じゃぁどうするか?」は、過去にこのような利権や不正に関わった人々の責任を追及しているのではありません。何故ならば、過去は取り戻しようがないのです。だからこその「じゃぁどうするか?」であり、今この瞬間から「利権」と「闇金」のシステムを止めるべきなのです。目先の小銭や物欲のために、私達は多くの日本人と国土を放射能で汚染してしまいました。

そして、その汚染の恐怖は今の子供達やこれから生まれてくる子供達にまで重くのしかかって行くのです。今ここに至っては、「民主」だの「自民」だの、「右」だの「左」だのと言っている場合じゃないのです。むしろ、原発を始めとしてすべての利権構造に関わってきた人達こそが自ら身を正し、内部から大きな声を上げるべきなのです。

そもそも「資本主義」とは「主義」ではなく、一部の人々の「集金システム」であり、そのさまざまなシステムが独り歩きを始めているのです。そして、このままでは今は利権側にいる人もいつかは破綻します。私達は今正に人間が「お金の奴隷」になるか、「人の心を取り戻せるか」の瀬戸際にいるのです。

「じゃぁどうするか」、先ずは今回お話ししてきたような闇の「利権」と「分配」システムがあることを一人でも多くの人が知り、利権や金を受ける側も供与する側も、このままでは日本という国自体が破綻することを知るべきなのです。そして、一人ひとりが「人としてどうあるべきか」を考え、自分の親を含めた「お年寄り」や子供を含めた「未来の子供達」のために声を上げるべきなのです。

完 

通りがけ さんのコメント...

世界最高の匠工人日本人民間技術者の粋を集める「得手に帆あげて」

江戸時代以前の美しい日本人社会を取り戻す日本国憲法の三種の神器とその使い方

1.「日米地位協定破棄」で統一原理教会と源田実731部隊旧帝国軍人の利権を根元から断ち切る。
2.「破防法」で前原誠司創価学会と公明党を消却する。
3.世界最高の匠日本人の知恵と工夫で「福一石棺桶化して放射能無害化」を達成する。

:原発=原爆=核兵器だから、福一石棺桶化達成で世界中の核兵器を廃棄して無害化する技術を日本人が確立し、その技術で
地球上からすべての核兵器を無毒化廃絶して核のない平和な地球を太陽系宇宙に日本人の力で打ち建てる。


上記3.の項目の民間技術の粋の得手のひとつに次の飯島氏の技術が相当すると思います。

福島の汚染物質の除染に言及されてます。
20110514飯島秀行さん講演 前半 後半
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=9n-EiGwcK9Q#!
http://www.youtube.com/watch?feature=endscreen&NR=1&v=sLY7Yp3I3dQ

もう一つの得手
http://hidenori1212.cocolog-nifty.com/blog/2013/04/post-9170.html#comment-77742762

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