今日から、女川の瓦礫、東京都で本格的に焼却開始。1日最大300トン搬出、合計10万トン予定。




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いよいよ。始まったみたいです。
東京、大丈夫か?




 宮城県女川町で発生した木くずなどの震災廃棄物を東京都内で本格的に焼却処理するための搬出作業が1日、女川港石浜岸壁にある分別処理場で始まった。同県内の震災がれきを東北以外で本格処理するのは初めて。
(中略)
 同日の搬出量は約40トン。仙台貨物ターミナル駅(仙台市宮城野区)から鉄道輸送し、2日に焼却を始める。1日最大300トンの搬出を見込んでおり、2013年春までに約10万トンを処理する。
 本格搬出に先立ち、都は昨年12月、試験的に約140トンを都内の清掃工場で焼却。灰に含まれる放射能濃度などがいずれも基準を下回ったことを確認した。ことし2月以降、約20回にわたって清掃工場周辺の住民を対象に説明会を開催した。

昨日から、搬出、今日から本格的な焼却開始のようです。
試験的に焼却したのは、140トンですが今回は1日最大300トン搬出のペースで運ばれるようです。

記事には、記載がないですがどの程度のペースで焼却しているのか非常に気になる所です。

清掃工場のバグフィルターでは、セシウムが防ぎきれないことは周知の事実です。
どの距離まで、飛散するのか清掃工場の従業員に健康被害が生じるのか非常に気がかりです。

瓦礫の放射性物質の総量については、測定方法が確立していません。
計測器を1箇所や2箇所、瓦礫に近づけて測定した所で、科学的に全く参考になりません(統計やってる人・やってない人に関らず少し考えれば分かる話です。)




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情報短信 3月:山火事と花粉、瓦礫それに雪解けに対する注意

相変わらず地方自治体は東京からのお金が欲しくて「瓦礫処理」をしようとしていますが、これについてはまたまとめて書きます。東北の瓦礫量は、阪神大震災の時とそれほど変わりませんし、また東北自体が瓦礫処理施設を求めていて、「瓦礫の引き受けは被災地を苦しめる」ということだけまず書いておきます。

また「瓦礫の放射線量を量っても安全だった」といいますが、瓦礫の汚染を測定する方法はまだ確定していません。なにしろ固体でさまざまなものが入っていますから、平均的にどのぐらい汚染されているかを測定する方法はないのです。


武田教授の指摘の通りです。

加えて、東京電力とリサイクル業者の関りも指摘されています。
本気でやるのか?と、がっかりします。




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