斑目委員長、3月末で退任。ストレステスト批判で更迭?




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斑目さんが辞めるようですね。
彼を雇ったメリットが、国民には何もありませんでしたね。


2012年3月9日 22時02分


 原子力安全委員会の班目春樹委員長(63)は9日、新たな原子力規制組織「原子力規制庁」が発足しなくても、3月末に退任したいとの考えを示した。共同通信のインタビューに答えた。
 政府が目指す4月1日発足は困難な情勢で、経済産業省原子力安全・保安院と安全委による規制態勢が続く見通し。停止中の原発の再稼働手続きには安全委による確認が含まれており、安全委の運営次第では影響が及ぶ可能性もある。
 班目委員長は「精神的に相当疲れている。ぜひ3月31日に解任していただきたい」と話す一方、「(辞任は)私の一存では決められないことも承知している」と述べた。

ようやく辞めるのですね。
何の成果もない、1年間でした。数千万円の税金泥棒!

ただ、よくよく考えると、彼が更迭されているようにも見えます。

上記、記載の通り、原子力安全委員会が、引き続き原子力の規制を行っていくことになります
政治的に見ると、彼の存在は都合が悪いからです。


20120220 関西電力の全原発停止へ 再稼働の行方は? 7:00~




2012年2月22日 朝刊

 原発の再稼働条件となる安全評価(ストレステスト)の一次評価に関して、原子力安全委員会の班目(まだらめ)春樹委員長が「安全性の評価としては不十分」と発言したことを受け、関係閣僚は二十一日、火消しに追われた。「班目発言」が今後の再稼働判断の妨げになりかねないとの判断からだが、国民が不安視する再稼働をめぐって、政府内の発言は迷走している印象だ。 (関口克己)
 藤村修官房長官は同日の記者会見で、班目氏の発言について「再稼働は総合的に政治が判断する。班目氏も一次評価で再稼働を判断する政府方針を否定しないと言っている」と述べ、沈静化に躍起になった。
 政府は、再稼働の手続きについては(1)耐震性に余裕があるかないかを判断する一次評価を電力会社が行う(2)経済産業省原子力安全・保安院がそれを「妥当」かどうかを判断する(3)原子力安全委がその評価をチェックした上で、最終的に野田佳彦首相と関係閣僚が政治判断する-としてきた。
 チェック役を果たす立場の安全委のトップが、一次評価のあり方に疑問符を付けるとなれば、政府が目指す再稼働に向けた流れに「待った」がかかりかねない-。藤村氏は「安全を判断するのは保安院だ」と強調。細野豪志原発事故担当相も会見で「安全委は再稼働の可否のような実質的な判断をする機関ではない」と指摘し、再稼働に対する安全委の関与を薄めるかのような発言を繰り返した。
(中略)


上記の通り、政府からの圧力が伺えます。
事実上の更迭でしょうが、一つ位、何かを成し遂げて欲しかったですね。

何の役にも立たず、表舞台から退場です。
本当に、歴史に残る無能な人でした。




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