東京電力の勝俣会長の続投が4月以降も決定。北朝鮮の瀬戸際外交と同じ戦術を展開か。




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勝俣会長の4月以降続投が決定です。



ポイントは、後任人事が決まらないことです。

公的資金の追加投入要請額を、勝俣会長後任の新会長が決めるため、3月中は税金投入が不可能になりました。

2011年度決算に間に合わず、原発事故経費をけちるなどが、一層起こることが予想されます。




時事通信社:記事一覧
2012年3月26日(月)21時48分配信
      
 東京電力は26日、経営改革や合理化策を示す「総合特別事業計画」について、当初目指していた月内の策定を見送る方針を固めた。勝俣恒久会長の後任人事が決まらず、経営責任が不明確なままでは「新生東電」の姿を示すことができないと判断した。

 東電は今週後半に原子力損害賠償支援機構に7000〜9000億円の追加資金支援を申請するが、政府の認可には総合計画が必要計画には1兆円の公的資本注入による財務の立て直しも含まれており、計画策定の先送りで4月以降も厳しい状況が続くことになる。

 後任会長人事は、政府内で枝野幸男経済産業相と仙谷由人民主党政調会長代行らが候補者を絞り込み、要請を続けているが、承諾を得られていない。経済界では「経営手腕を発揮する余地がない。まともな経営者はやらない」と冷ややかな声も少なくない。

 総合計画には、東電が10年間で3兆円規模のコストを削減する合理化策を明記する。火力発電・燃料調達部門などの社内カンパニー化や、取締役の過半数を社外取締役とする委員会設置会社への移行といった組織改革を盛り込む。

 ただ、資本注入時に政府が取得する東電の議決権比率などの重要事項は新会長の確認を経て、最終決定する方針。最高責任者の会長が今後の経営方針の策定に関わらないわけにもいかず、人事が決まるまでは計画を固められない状態だ。 





飯田哲也 tetsu iida@ISEP (@iidatetsunari)
2012/03/04 05:54:53  from web
東電一時国有化が濃厚となり永田町の話題は「誰が社長か?」現時点での有力説は総合エネ調会長を務める三村新日鐵会長。ん?それで本質的な改革ができるのか?(朝日3/3 goo.gl/qqISs )東電議決権、国が過半数取得へ 政府・与党調整
http://twittaku.info/view.php?id=176048019207233536 



2012.2.20 05:00    
(中略)
ただ、事故処理や賠償義務を背負う企業のトップとして低姿勢を強いられ、それに見合う報酬も期待できないポストだけに、引き受け手が見当たらないのが実情だ。

 会長候補には何人もの名前が浮かんでは消えている。東電に公的資金を出資する原子力損害賠償支援機構の運営委員を務め、最右翼と目されていた葛西敬之JR東海会長(71)は固辞し、経団連名誉会長で岡田克也副総理らと親しい奥田碩トヨタ自動車相談役(79)も打診を断ったとされる。



全員、断られたのでしょうか。




上記の報道から数えても、1ヶ月以上が経過しています。







原発が再び動く──。
 先週、定期検査中の関西電力・大飯原子力発電所3、4号機が4月にも再稼働する方向と報じられた。
 本当なら、国内にある原発は4月で全基停止し、原発ゼロの夏が来るはずだった。
「勝──勝ラインが動いた」
 永田町に、すぐさまうわさが掛け巡った。
 勝栄次郎・財務省事務次官と勝俣恒久・東京電力会長。二人が〝結んだ〟というのがもっぱらの見立てだ。
 消費増税議論を控えた大事な時期に、血税投入を回避したい財務省と国有化を阻止したい東京電力の思惑が、図らずも一致したというのだ。




勝俣会長=勝財務大臣のラインが抵抗したのでしょうか。


勝俣会長が居座る限り、東電に資本注入することはできません。


東電としては、勝俣会長が居座ることで、東電にとってよりよい条件を引き出すことができます。

北朝鮮の瀬戸際外交と同じですね。



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