山梨県放射能問題 ヨウ素131 下水汚泥から多量を検出 パターンに不審な点がある 測定体制に差が有りすぎ

山梨県放射能問題 ヨウ素131が、下水汚泥から多量を検出。検出パターンに不審な点があります。測定体制に差が有りすぎるので紹介。

直近の測定結果

更新日:2012年6月25日
山梨県流域下水道汚泥中の放射性物質の調査結果について

○富士北麓浄化センターで多量が検出されている。平成24年6月21日に多量が検出するが、医療用などで、毎日放出するのであれば、不自然な上昇の仕方


○半減期8日前後のものが検出されている


以前の測定結果

山梨県流域下水道汚泥中の放射性物質の調査結果について(平成23年5月~平成24年3月)


富士北麓浄化センター

○多量検出 平成23年6月1日1500Bq/kg 平成23年12月14日2210Bq/kg

○散発的に、検出されている日があるが、上記二日は量が多すぎでは?

直近の富士北麓浄化センターで6月21日にも、多量が検出されている。

峡東浄化センター

○散発的に検出されている。


釜無川浄化センター

○平成24年2月15日1110Bq/kg検出

○検出されている日が多い。上記の日が突出

桂川清流センター

○平成24年2月14日1510Bq/kg検出 3月12日292Bq/kg検出

○上記以外は、不検出が続いていた

気になること

①放射性ヨウ素131 検出パターンが一定ではない

②医療用であれば、常に検出され続けるのではないか

③突然検出される日があり、今まで検出されていないのに突然検出される。

結論と必要なこと

①ヨウ素131がどこかから、極端にでていて漏れている、もしくはその地域の下水道を通じて濃縮されている可能性がある

②あらゆる疑いを晴らすためには、測定の間隔を月に1回ではなく短くしなければその疑いを晴らすことができない

福島県でも放射性ヨウ素検出のパターンが不自然である

▲福島県で放射性ヨウ素検出 下水処理場の検出パターンが不自然 2012年5月

上記リンクより、下水道脱水汚泥の放射性ヨウ素検出結果を抽出。上記の山梨県と比較すると、汚染度に差はありますが、明らかにグラフの作りこみ方や測定態勢が違うのが分かると思います。



福島県の調査手法を見ると、降雨量と放射性セシウム・放射性ヨウ素の一覧性が高いです。測定日についても毎日、放射性ヨウ素を測定し続けています。

山梨県をはじめ、他の自治体は測定を、毎日すべきではないでしょうか?早い話、そうすれば白黒つきますし、いろいろとはっきりしてくると思います。


福島県でも放射性ヨウ素が検出されており、極めて気になるところではあります。

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