福島県二本松市産の桑の葉パウダーから基準値超のセシウム検出。東京都内に流通済み。生産者として言ってはいけない一言。




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福島の桑の葉パウダーから基準値超のセシウム検出。
既に、東京都内に流通済みのようです。

福島県 セシウム 放射能汚染マップ


この中に、気になる記述を抜き出します。
ぱーっと読みながら思ったことです。

「桑の葉パウダー」基準値超え 福島、自主回収を要請



2012.6.2 

 福島県は1日、二本松市産の桑の葉を粉末にした食品「桑の葉パウダー」から国の新基準値 
(1キログラム当たり100ベクレル)を超える390ベクレルの放射性セシウムが検出された 
と発表した。 

 既に約千袋が出荷されており、県は、製造した二本松市のNPO法人に自主回収を要請した。 
都内に流通している商品を国が検査し判明、県に連絡があった。 

 県によると、桑の葉は昨年夏以降に収穫、乾燥させた。自主検査では当時の国の基準値、 
同500ベクレルを下回っていた。 

 3月末までに袋詰めしたものは旧基準値をクリアしていたが、同じ材料で4月以降に袋詰め された商品は新基準が適用され、自主回収の対象となった。NPO法人は「昨年収穫して乾燥 させたものなので、昨年の基準値が適用されると思っていた」と説明しているという。 


福島県とNPO法人の問題点



面倒な人は(1)~(3)か引用文を直接読んで下さい。

(1)タイトル+390ベクレルのセシウム検出
→ここで、どこが検査をしたのかという疑問が湧きます


(2)既に約1000袋出荷 都内に流通している商品を国が検査で判明
→(自主検査を含めて)福島県内の検査をすり抜けています。


(3)3月末までの旧基準をクリアしていた。4月以降の袋詰め分がアウト
→商品は同じなので、3月末までの出荷分は、同程度の汚染が十分に見込めます。


まとめ 誰の責任なのか。



○業者の発言 昨年の基準値が適用されると思っていた

◇1、仕方がない

◇2、業者が悪い

◇3、きちんと伝達できていない行政が悪い

人によって、色々考えることはあると思います。
管理人は、こんな状態であるならば、他にも同様のケースがあるだろうと考えています。

4月の新基準値から、既に1ヶ月が経過、この一言には、がっかりしました。


嘘ではないと考えると、法令・諸規則など何も調べてないうえに、放射性物質の性質を知りませんと言っているということですから。



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