関西電力が、原発を廃炉にする費用が積立不足との報道がありましたので紹介。その理由と簡単にその考え方を紹介したいと思います。時間がない人は、一番最後に一気に飛んでください。
簡単に上記からキーワードを抜き出します。
○関西電力が廃炉の費用を総額5278億円と見積もっている
○運転開始から40年で廃炉とすることが前提
○
1459億円の引き当て処理をしていない
この3つのキーワードを覚えておいて、下記を見て下さい。
関西電力決算書
関西電力 有価証券報告書 第88期 平成23年度
http://www1.kepco.co.jp/ir/securities/88/index_img/all.pdf
p2より抜粋
p63より抜粋
上記の文書については、下記です。
簡単に言えば、廃炉までにお金を積み立てましょうという話ですね。
原子力発電施設解体引当金に関する省令
ちょっと難しい言葉ですが。
簡単に言うと、どういうことか
(1)廃炉までに、廃炉の費用を積み立てましょう
(2)関西電力は、1459億円が積み立てれていない
(3)このお金をどこかで捻出する必要がある
(4)人口増加や電気の契約先自由化が見込めない中、関西電力の大幅な電気料金収入の増加は見込めない。従って電気代値上げか、コスト削減で対応する必要がある
関西電力が、リストラなどコスト削減で対応するのか注目しましょう。
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