読売新聞の後藤将洋記者が情報漏洩でクビになりました。誤報についても報道されていますが、福岡県警の本部長通達が暴力団工藤会の手元にあったとする内容です。管理人、警察関係者からのリークが本部長通達が渡っていた内容ではないかと考えています。
取材メモを他社にメール送信 概要
○読売新聞記者が取材内容をメール送信
○福岡県警 警部補の贈収賄事件の取材メモ
○読売新聞西部本社 社会部男性記者を綸旨退職(事実上のクビですね)
○対応が不適切として、取締役編集局らも更迭
事件概要については、上記の通りです。管理人が気になったのは、対応が不適切であると、上司と思われる人物も処分されている点です。取材源の秘匿という、記者として最低限のルールが破られた訳ですので、速やかな対応が必要なのは、当然と思います。
処分対象者
後藤将洋記者(33) 社会部 ▲産経新聞より
井川隆明取締役編集局長(58)
井川聡社会部長(53)
警部補の所属部署の言葉
朝日新聞の報道ですが、朝日新聞を含むと書かれていますので間違いないですね。誤って一斉に送信したという事は、読売新聞で記者クラブ加盟社のアドレスのグループなどを作成していたということでしょうか。
報道関係者以外にも送信したのではないか
朝日新聞の記事では、この送信先以外にも広がった経緯がいまいちよく分かりません。産経新聞にその内容が書かれています。
朝日新聞の記事では、この送信先以外の話はありませんが産経新聞でインターネットに掲載される経緯が書かれています。
どの会社かは不明ですが情報漏えいの可能性ありですね。
文書が見つかったと誤報
県警の本部長通達が見つかったとの報道は何を裏づけに報道したのでしょうか。
下記、誤報の内容。(2012年7月22日09時10分 読売新聞)
福岡県警が今年、指定暴力団工藤会(本部・北九州市)の関係先を捜索した際、捜査手法に関する県警内部文書が見つかっていたことがわかった。
同県警では、東署の警部補が指定暴力団関係者に捜査情報を漏えいした問題が発覚しているが、今回の漏えいについて県警は、別の警察官が関与したとみている。新たな疑惑の発覚で批判が強まるのは必至だ。
複数の捜査関係者によると、文書は県警内部でしか配られない「本部長通達」。県警は今年、北九州地区で起きた発砲事件に工藤会が関与した疑いがあるとして、関係先を捜索。その際、捜査員らが関係先で県警の内部文書のコピーを発見した。県警が県内各警察署などに、工藤会関係者への職務質問の方法について周知させるための本部長名の通達文書だった。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120722-OYT1T00251.htm←リンク切れ
http://logsoku.com/thread/engawa.2ch.net/poverty/1342916397/
あくまで管理人の推測ですが、捜査関係者からの情報は、本部長通達が暴力団の工藤会に渡っているという情報だったのではないでしょうか。そうでなければ、この情報がどこからでてきたのか気になります。記事を見ると、『
県警は、別の警察官が関与したと見ている』となっています。
取材源の特定と情報拡散が処分の理由
取材関係者は、福岡県警の誰かが、暴力団に本部長通達を渡したと話した可能性が高いと思います。同僚であればどの警察官がどの記者に話をしているのかある程度分かると思います。それにしても、インターネットに流出した経緯も気になりますね。
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