東京品川区のいじめ事件で、被害者家族が調査委員会のメンバーに参加することが明らかになりました。同時に、校長・学校関係者・区教育委員は外されています。
他のいじめ事件と比較すると、委員の選定や、調査のスピードの違いが明らかであると思います。
いじめ調査委員会のメンバーを変更
遺族が参加するケースはめずらしいとのことですが、少しその構成について見てみたいと思います。
学校経験者を除外
▲東京品川いじめまとめ 加害者を学校追求せず隠蔽 2012/09/30
・学校は、生徒がアンケートに五月の件を書いたため、六月以降は壊されたことはないと判断。問題が解決したとして、報告せず(東京新聞)
・男子生徒は五月にシャープペンシルを二回壊されるなどし、担任教諭がクラス全員に注意。だが、壊した生徒は特定しなかった(東京新聞)
・学校側は「いじめではなく、悪ふざけという認識だった。指導の結果、解決したと思っていた」(毎日新聞)上記を見ると明らかですが、学校が信用できるとは思えないですね。
調査のポイントと思われる点
▲品川いじめ加害者が被害者暴行の真相 2012/09/30同級生によると、男子生徒は1学期にも複数の生徒から暴力を受けていたが、その際は「嫌がっているようではなく、じゃれているようにも見えた」という。だが、夏休み明けの今月上旬の暴力は「一方的でひどかった」といい、いじめがエスカレートした可能性がある。9月の暴力がひどかったと既に指摘されています。
これについて、教師や生徒など、どういった目撃証言があったのか、どこまで把握していたのかも一つのポイントになるのではないでしょうか。
10月中に調査結果がまとまる予定
調査委員の選定にしてもそうですが、品川区は遺族の意向を踏まえて、早く調査を終わらせようと、考えている、表れではないでしょうか。
下記と比較すれば、一目瞭然です。
▲大津いじめ加害者山田晃也の週刊新潮記事写真 転校先で集団リンチ 被害者は『父親のDV』と発言 2012/07/19
▲黒木瞳娘が青山学院いじめ 子供の名前と犯罪が酷すぎる 学校買収で被害者も停学処分
2012/08/24
大津の事件については、対応が杜撰だった結果、加害者が転校先で別の事件を起こしています。青山学院中等部のいじめについては、お金で解決。
かなり、対応に差があるのが分かりますね。
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