東電と原発作業員の被曝量
免震棟の一部は大丈夫との発表
東電の発表した内容は、下記資料をご参照。一見すると、免震重要棟全体のように見えますが、文書の中身を見ると、『一部』となっていますね。
▲東京電力が、免震重要棟の一部を非管理区域化した理由は、100MSV以上被曝した原発作業員を労働させるため。ハッピーさん(原発作業員)の見解。
本件の概要原子力安全・保安院(以下「保安院」という。)は、本日、東京電力より、東京電力福島第一原子力発電所(以下「発電所」という。)において、同発電所免震重要棟の一部を非管理区域化し、管理区域と同等の管理を要しないエリアを設けることに関する報告書を受領しました。
東電は社員の作業スペースだけ除染
○2階だけ除染
○除染した2階は、東電社員だけの専用スペース
下請け作業員だけ毎時30μSvの被曝
○1mSv=1000μSv なので、30μSv/h
数値の感覚が分からなくなる位、非常に高い放射線量ですね。今回のケースの場合、24時間そこにいるとは言えないですが、放射線量は現場の方が高いです。
▲福一3号機で原発作業員が高線量被曝2.55MSV
今日の線量は1.69mSv、残って作業した人は2.55mSvとかいってしまって免震棟に呼び出され…現場でもの凄い、被曝したという話もありますし、現場から作業員の方が帰ってきた時は、少しでも放射線量の低い場所にすべきだと思います。無論、人の出入りが激しいため放射線量が上昇いてることも考えられますが、こまめな除染や各種機会を駆使して効率的な仕組みにすべきです
以下、原発作業員が受けた差別についての記事です。
被ばく線量の差別
▲原発作業員被曝線量比較 下請は電力会社社員の4倍最新の報告によると、福島第一、第二を除く国内すべての原発で、2010年度に放射線業務をしたのは延べ6万2961人で、被曝線量は平均1ミリシーベルト(総線量61シーベルト)だった。このうち、88%の5万5260人が「その他」で、平均1.1ミリシーベルト(総線量59シーベルト)。「社員」の平均0.3ミリシーベルト(総線量2シーベルト)を大きく上回った。
原発で働く電力会社社員に比べ、請負会社など社外の作業員の放射線被曝(ひばく)が平均で約4倍の線量にのぼることがわかった。全体の9割近くが社外の作業員であるため、総被曝線量では約30倍になる。
飲み物の差別
▲東電社員の原発作業員差別が酷すぎる 社員だけ冷たい水なぜ、現場に出ない東電社員だけ冷えた水を飲み、炎天下の下で汗を流している作業員が生ぬるい水なのか。こうした現状をおかしいと思わないことに、東電の体質がよくあらわれている。
食の差別
▲原発作業員と東電社員の食の差別が酷すぎるそのうちの1カ所は隣接して一般作業員も立ち寄るホールボディー場もあり、お昼時には一般作業員の目の前で堂々と東電社員が安くて豪華なメシを食っている。
給与ダウンについて
▲福島原発作業員切捨て月収20万円未満に 東電社員は大幅賃上げ要求中絶望が収束作業現場を支配しています。自分たちの給料も月収20万を切りました。昨年から6万円以上の賃金ダウンです。いっそのこと集団で職場放棄しちまえ、と半ば真剣に、半ば冗談で話しあう毎日です。
▲東電社員は年収大幅アップ 福島原発作業員は時給制で給与カットに撤退の話も 酷すぎる格差
1Fで働く者への報酬が時給制になるらしい。この話しを受けてうちの会社も今年度いっぱいで原子力部門から撤退すると社長。
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