アメリカで原発が廃炉になりましたが、理由はコストが高いことが要因です。天然ガス価格が値下がりしており、原発は、安全性だけでなく、経済的な優位性も失われてきていますね。
Googlemap 場所
ウィスコンシン州の原発廃炉
アメリカで原発の廃炉が決まりました。
場所については、上記ご参照。五大湖のミシガン湖に面した場所にあります。
冷却水は、湖から採取していたのでしょうかね。
シェールガスの増産 コスト競争力が低下
シェールガス生産により、ガス価格が低下。
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ガス発電所の発電単価下落
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ガスを除く発電所が相対的に割高に
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閉鎖する発電所がでてきた
この原発については、買い手が見つからなかったようですね。
ライセンスについては、更新されていたとなっていますので、政府の許可は下りていたのでしょう。
廃炉は経済性に基づくもの
安全性は、ライセンスが更新されているので、クリアしていたのでしょう。
廃炉の理由は、経済性に基づくものとなっており、原発は安全性だけでなく価格面でも優位性がなくなってきているのでしょうね。
原発が足を引っ張っている
電力事業者の中で、老朽化した原発を保有をしている会社が苦境だと指摘されています。
単純に考えると減価償却が進んで、発電コストが安価になっているはずですが、維持・管理コストに費用がかかっているということですね。
事故が起こったときのことを考えると手が抜けないですしね。
では、日本の電力会社を見てみると、安価な天然ガスの調達に失敗しています。
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韓国は、米国から日本の半値以下で天然ガスを購入 2012/03/23
韓国で可能なのですから、日本の電力会社は企業努力や、商社との交渉に真剣に取り組んでほしいですね。何れにしろ、世界の流れとしては、原発の電気は安価とは言えなくなっていますね。
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