東電がホウ酸を注入した理由の一つ。温度計に約20℃の誤差があり、80℃になると冷温停止状態が崩れる。




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2号機の温度計上昇が話題になっています。
現在、約70度付近まで上昇しました。

100℃まで、まだ温度はあるなぁと思ってましたが、標題の通りです。

80℃になると、冷温停止状態が崩れます。

温度計の誤差が±20℃なので、80℃は、100℃の可能性がでてきます。
温度が低下することを祈るばかりです。



東京電力は9日、福島第1原発で事故収束への工程表の「ステップ2」終了後、中期的に安全性を確保する計画書を経済産業省原子力安全・保安院に再提出。冷温停止を判断する原子炉圧力容器の温度計は、誤差が約20度あるとの評価結果を盛り込んだ
政府と東電は、原子炉の安定的な「冷温停止」状態は、圧力容器下部温度が100度以下を条件にしている。東電の松本純一原子力・立地本部長代理は「温度が80度を下回っていれば、不確かさを考慮しても100度以下を達成していると言える」と述べた。

【追記】経緯

1.冷却系等の一つを工事のために停止



2.再開したものの温度の上昇がとまらない


3.その間に下に落下した可能性がある


4.そして、温度計の近くに落ちた可能性が考えられる



5.温度計の誤差が20度あるので、80度下回る必要がある







20120206 2号機の温度 20度以上上昇 投稿者 PMG5




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