ホルムアルデヒド事件。東京都、江戸川水系の埼玉県三郷浄水場でも、基準値超!東京都への送水停止、下流の他の浄水場から取水するつもりか?続報注意。




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ホルムアルデヒドの検出問題ですが、流出元が特定できてない状態です。

上流の利根川が汚染されているわけですので、下流の江戸川水系も当然検出される可能性があります。今回あらたに別の浄水場から見つかっています。




▲ホルムアルデヒド、群馬・埼玉・千葉県の浄水場から検出問題。ヘキサメチレンテトラミン取り扱い会社を調査中。断水エリア拡大の可能性も。

▲(重要)ホルムアルデヒド検出事件、埼玉県の床和浄水場で5月15日に既に検出されていた!群馬県・千葉県・東京都の水道も含有され続けていた可能性があり、対応があまりにも遅い。


上記の画像と下記の地図を見て下さい。同じ水系の浄水場で、上流の埼玉県浄和浄水場の下流に、東京都水道局三郷浄水場があります。むしろ、今まで他の水道局が送水停止になっているのに、何ともなかったのが不思議なくらいです。


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都、三郷浄水場からの送水停止 断水の影響なし 予備
2012年5月20日 11時59分
 東京都水道局は20日、三郷浄水場(埼玉県三郷市)で水質基準を超える有害物質ホルムアルデヒドが検出されたため、念のため送水を停止したと発表した。ほかの浄水場からの系統に切り替えており、断水などの影響はないという。
 水道局は、三郷浄水場の水は給水所でほかの浄水場の水と混合されるため、基準値を下回り安全としている。
 三郷浄水場では、20日午前5時ごろ、水質基準(1リットル当たり0・08ミリグラム)を越える1リットル当たり0・099ミリグラムが検出された。
(共同)



5月20日 12時28分




利根川水系の浄水場で国の基準値を超える化学物質のホルムアルデヒドが相次いで検出された問題で、20日、東京都水道局が埼玉県に設置している浄水場から国の基準値をやや上回る濃度のホルムアルデヒドが検出され、東京都はこの浄水場からの送水を停止しました。
この措置による断水などの影響はないということです。


利根川水系の群馬、埼玉、千葉県にある6か所の浄水場では、18日から19日にかけて、処理を済ませた水道水から国の基準値を超えるホルムアルデヒドが検出され、千葉県内の合わせて5つの市で一時、35万7000世帯が断水しました。
その後、各地の浄水場では水質の監視が続けられていますが、東京都水道局によりますと、埼玉県三郷市にあり、利根川水系の江戸川から取水している「三郷浄水場」で、20日午前1時半に採取した処理後の水道水から国の基準をやや上回る1リットル当たり0.099ミリグラムのホルムアルデヒドが検出されたということです。
三郷浄水場では前9時半に送水を停止する措置を取りましたが、水道水は他の浄水場からも供給されるため、断水などの影響はないということです。
また、送水を停止する以前の水道水について、東京都水道局は「他の浄水場の水と混ぜて供給されたためホルムアルデヒドの濃度は半分程度になり、安全に問題はない」としています。

決め台詞は、混ぜれば安全。
利根川水系の江戸川から取水している「三郷浄水場」と明記されています。

今までは、上流の浄水場が送水停止して、下流の浄水場は送水停止しなかった。
今回は、上流の浄水場が送水停止せずに、下流の浄水場は送水停止。

同じ江戸川から取水しているのに、このようなことが起こっているのに、凄く違和感を感じます。

加えて三郷浄水場から送水停止でも、他の浄水場から供給となっているので大丈夫と記載がありますが、これも違和感を感じます。下記をご覧下さい。


三郷浄水場Wiki


三郷浄水場(みさとじょうすいじょう英称 Misato Purification Plant)は、埼玉県三郷市彦江にある東京都水道局の浄水場。


概要 [編集]


昭和60年(1985年)6月24日通水。原水は利根川系の江戸川の表流水から引き入れている。 三郷浄水場は都心から北東へ約20kmの埼玉県三郷市彦江に築造された東京都水道局で4番目の施設能力を有する大規模浄水場である。原水を自然流下で導水し、原水ポンプで着水井に揚水した後、薬品沈殿池及び急速ろ過池で浄水処理されオゾンと活性炭を組み合わせた高度浄水処理した後、浄水は二系統の送水管路で区部に送水する。一つは三郷西線(内径2,600mm)により葛飾区にある水元給水所を経て北部幹線で31km離れた練馬区にある練馬給水所へ送水し、主に区部の城西・城南に給水している。もう一つは三郷東線(内径2,600mm)により金町浄水場を経て東南幹線で江東区にある江東給水所及び有明給水所等に送水し、主に区部の東南に給水している。 正式部署名は東京都水道局金町浄水管理事務所三郷浄水場である。


三郷市一帯は元々江戸川と中川に挟まれた平坦な水田地帯であり、地盤は氷河期以前の河川の浸食により形成された最大50mの深度の埋没谷と呼ばれる地形に、沖積層が堆積した典型的な軟弱地盤である。また沖積層は未固結であり水分を多く含み地下水位が高い。このため地震発生時には液状化現象等の発生が予想されている。最近では平成16年(2004年)10月23日に発生した新潟県中越地震では簡易水道等の小規模浄水場が崩壊して配水不能に陥ったケースがある。三郷浄水場は厳しい地質条件に対し耐震性を確保するために、基礎杭は全て支持杭基礎とし、サンドコンパクションパイル工法及びバイブロタンパ工法を採用し、念入りな転圧を実施して建築施工された。

三郷浄水場の水は二系統から送水され、水元給水場・金町浄水場に送られるとあります。

金町浄水場に注目してください。
同じ利根川水系の江戸川の下流に位置します。

つまり、上流からの取水を減らして、同じ川から取水しようとしているのではないでしょうか。結局、上流がダメになると下流もダメになるので、根本は解決しないでしょう。


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この件ですが、汚染源の地域はかなり特定されつつありました。

▲(画像)ホルムアルデヒド検出事件。現時点で特定された群馬県高崎市流域の画像、疑われた上場企業の郡栄化学工業と昭和電工。声明をだすべきでは?

井野川鏑川烏川の一部で絞られています。




▲(重要・拡散)ホルムアルデヒド事件。群馬県の水道担当者や今井洋一課長(水道課)、埼玉県から汚染情報を得ていたのに、大宴会を優先。初動が遅れた理由が発覚!

結局、初動の遅れが解決を長引かせていると言えます。

群馬県水道局の責任は極めて重いでしょう。宴会をしていなければ、より真相に迫れている可能性があるからです。



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