小沢一郎 週刊文春 松田賢弥記者 妻からの「離縁状」6月21日号 文字起こし(7)



全文見た所、本人(和子さん)に確認がとれておらず、プロの筆跡鑑定も行われていません。元秘書の確認だけとのこと。重要な部分。
▲小沢一郎 週刊文春 松田賢弥記者 妻からの「離縁状」6月21日号 文字起こし(6)

誰が小沢一郎を殺すのか?画策者なき陰謀

怪しい点は、現時点で下記参照

▲小沢一郎 週刊文春の手紙に不審な点 妻・和子は地元を離れ続けている

気になった点 裏取りが甘く見える

読む前に気になる点が4点。そもそも同じ内容の手紙を複数人に送るのかどうか。
後半に書いてある事が多いので、先に述べます。一度に文字が起こしきれませんので。

○小沢一郎さんの奥さんの名前が、和子になっている(署名はいつもそうなのか?)

○手紙後半に松田氏の取材経緯があるが、小沢一郎氏及び小澤(?)和子氏に裏をとっていない。小澤和子氏には、取材が行えていない。

○筆跡の確認は、元秘書とされる人物で、プロの筆跡鑑定ではない。

○支援者とされる人物も不明。手紙は本当に小澤和子氏、本人が送ったのか確認がとれていない。(1人の支援者とされる人物が電話したことになっているが、かなり断片的。もう1人は、手紙はきたとされるが、本人に確認したとの記述がない)。

本文

小沢一郎 妻からの「離縁状」全文公開
「愛人」「隠し子」も綴られた便箋11枚の衝撃 緊急特集 政局動乱

ジャーナリスト 松田賢弥+本誌取材班

放和子夫人の手紙を支援者はどう読んだか 松田賢弥

長野の別荘と小沢側近の会社

なお、手紙に書かれている出来事の時系列はいずれも正確だ。例えば手紙には、昨年三月二十一日に、「東京の水道は汚染されているので料理は買った水でやって下さい」と書生が言いに来て、その二日後に、東京都が乳幼児にはなるべく水道水を避けるように指示した、と書かれている。

 事実、三月二十三日に東京都は、「金町浄水場の水道水から一キロ当たり二百十ベクレルの放射性ヨウ素を検出」と発表している。日記などをつけていたのか、他の諸々の記述も日時などが正確に記されている。

(管理人注記 googleかyahooで「金町 ヨウ素」と検索すれば、すぐにでてくるレベル。



 長野の別荘についても補則しよう。

 取材班は、長野県蓼科の別荘地を訪れた。地元不動産業者に聞くと、

 「去年の震災以降、別荘を新築しようという方は割と多いんです。東京や名古屋などから。放射能の関係もあるでしょうし、地震の際の避難場所としてですね」

 そこで長野県諏訪地方事務所を訪ね、昨年以降提出された建築計画概要書を閲覧すると、建築主がオフィスゼロ(0)という物件がひとつ見つかった。同社を調査すると、実質的には川島智太郎衆議院議員の会社であることが分かった。小沢の元秘書で、今も側近の一人として数えられる人物だ。

 川島氏に聞いた。

 「あれは私の別荘にするんです。小沢さんがあの近辺で土地を探していると聞いたので、私も近くに別荘が建てられたらいいなと思って契約しました。仲里(貴行)秘書はその辺のことは詳しいので、色々アドバイスをもらいました。小沢さんはまだあの界隈で土地を探していると思いますよ」

 一方、小沢事務所は、

 「(別荘の件は)小沢とは全く無関係です。離婚の事実も慰謝料を支払った事実もありません。(川邊嗣治秘書は)大阪での法事のために家族を帰らせたことがありますが、周囲に避難を勧めたことはなく、京都からの出馬を検討したこともありません」と回答した。

 長年小沢に仕え「懐刀」と呼ばれながら、〇三年に小沢と袂を分かった元大物秘書・高橋嘉信は和子の手紙を読み、こう語った。

 「私がなぜ小沢と決別し、闘うことになったのか。この手紙を読めば、岩手の方々にも分かっていただけるのではないでしょうか。小沢には政治家以前に人間として問題があります。政治を志す若い人たちの魂を食い殺すことなど、なんとも思っていない人間なんです。ましてや、岩手のことなど小沢の胸中にありません。」

 小沢は当選三回(七六年)頃から、ほとんど地元に帰らなくなった。高橋は、和子とともに水沢の地盤固めをし、支えあった時代を振り返り、こう述懐した。

 「小沢は蕗の薹を生のまま刻んで味噌汁に入れたのが大好物なんです。私と奥さんは北上川の土手まで行って、頭を出したばかりの蕗の薹を摘み、袋に詰めて奥さんは東京へ持っていったものです。そうやって必死であの人の為に働いてきた。でも、小沢には結局何も通じなかった」

 小沢から高橋のような秘書が離れ、数々の側近と呼ばれた議員が離れ、そして今、地元後援者も、三人の息子と妻さえも離れた。

 和子の手紙を読めば、その理由は痛いほどわかる。小沢一郎は政治家としての終わりを迎えたのではないだろうか。

(文中敬称略)

(終)

誰が小沢一郎を殺すのか?画策者なき陰謀


手紙

▲小沢一郎 週刊文春 松田賢弥記者 妻からの「離縁状」6月21日号 文字起こし(1)

▲小沢一郎 週刊文春 松田賢弥記者 妻からの「離縁状」6月21日号 文字起こし(2)

▲小沢一郎 週刊文春 松田賢弥記者 妻からの「離縁状」6月21日号 文字起こし(3)

松田賢弥 取材過程

▲小沢一郎 週刊文春 松田賢弥記者 妻からの「離縁状」6月21日号 文字起こし(4)

怪しい▲小沢一郎 週刊文春 松田賢弥記者 妻からの「離縁状」6月21日号 文字起こし(5)

▲小沢一郎 週刊文春 松田賢弥記者 妻からの「離縁状」6月21日号 文字起こし(6)

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