福島県南相馬市に、住民を使用しての低線量被曝の研究を示唆した公的文書が存在。児玉龍彦氏の専門分野。

恐ろしい事を公文書にしたと思います。
住民の帰還が既に決定していますが、そのデータの蓄積もされるのでしょう。

南相馬市は、児玉氏が深く関っていますが、なぜ自身が早い時期から、東京大学アイソトープ総合センターセンターに持ち帰った土壌の核種分析などの数値を、速やかに開示しなかったのでしょうか?

低線量被曝の危険性についても自身で語っているのに。




投稿者 宮島鹿おやじ 日時 2012 年 5 月 02 日 07:13:48: NqHa.4ewCUAIk

以下の文書のP.10の最下段の項目をお読みいただきたい。

あらかじめ断っておくが、これは、南相馬市という日本国の地方自治体が政策研究という名目のもとに税金を使用して作成した文書である。


私が指摘したい部分を抜粋する。

<以下抜粋>
○環境放射能関連研究施設整備(相双環境放射線研究トライアングル)
※南相馬 、飯舘、浪江を結ぶ研究トライアングル
・低レベル放射線を継続的に被曝し続けている家畜を包含する生息環境を研究
・低レベル放射線の影響の機構の解明
今回の事故を契機とする当地方の環境に対する不安を払拭するため、環境放射能 についてできるだけ多くの知見を有し、適切な対応を図ることが不可欠であります。今 、南相馬市は放射能による生態への影響を調査及び研究する意義が大きいフィールドとなつてお り、市民のみならず世界中の人々の健康の確保、環境の保全等の観点から、徹底した環境放射能に関する研究が必要となってきています。
このため、環境における放射能の挙動と放射線レベルの解明及びそれらによる被ばく線量の評価法の開発並びに低レベル放射線の人体に及ぼす身体的・遺伝的影響の機構の解明及 びそのリスクの評価に関する研究を強力に推進していく環境を整えます。
<抜粋終了>

この文章を吐き気を催さずに読めた方はどれだけいるだろうか。
ここには、はっきりと「低レベル放射線の人体に及ぼす身体的・遺伝的影響の機構の解明及 びそのリスクの評価に関する研究を強力に推進」とある。
つまり、住民を使用して研究を推進するとはっきりと述べている。

なおかつ

南相馬市は、避難区域指定の解除が行われ、住民が続々と帰還しているのである。

私は、真剣に、これは、生体実験の禁止を謳った「ニュールンベルク綱領」に抵触する、極めて希少な公文書であると考える。


以下に、ニュールンベルグ綱領 第一条 を引用する。
<以下引用>
医学的研究においては、その被験者の自発的同意が本質的に絶対に必要である。
このことは、その人が同意することができる法的能力を持っていなければならず、暴力、ペテン、欺き、脅迫、騙し、あるいはその他の表面には現れない形での強制や威圧を受けることなく、理解した上での間違いのない決断を下すのに十分な知識と包括的な理解を持って、自由に選択できる状況の下で、被験者となる人が自発的同意を与えるべきであること、を意味している。
そのためには、医学的研究の対象とされている人から確定的な同意を受理する前に、研究の性質、期間、目的、実施方法や手段、被験者になったために起こり得ると考えられるすべての不自由さや危険、健康や人格に対する影響について、医学的研究の対象とされている人は、知らされる必要がある。
同意の内容が妥当なものであるかどうかを確かめる責任は、実験を開始し、指導し、あるいは実施する各個人にある。
これは、実施責任者が難を逃れて他の人に責任を押しつけることができない実施責任者個人の義務であり、責任である。

追記。上記の資料作成日時は7月14日。下記国会答弁7月27日、一連の行動はその後。つまり、児玉氏が表舞台に現れる頃には、一連の計画が策定されていることになります。

上記を見て思ったのは、南相馬市は、低線量被曝研究の権威である、児玉氏が有形・無形のあらゆる形で絡んでいるということです。

児玉氏の力については、南相馬市の除染企業の選定で、国会で一押ししていた企業が、受注しており、その発言力の強さが示唆されています。

南相馬市の400億円の除染利権と東大の児玉教授の関係。一押し企業が、利権獲得に大成功してて分かりやすすぎる。




プルトニウムを飲んでも大丈夫という東大教授がいると聞いて、私はびっくりしましたが、α線は最も危険な物質であります。それはトロトラスト肝障害というかっこうで、私ども肝臓医は、すごくよく知っております。

(中略)
第三番目、国策として土壌汚染を除染する技術を、民間の力を結集して下さい。これは例えば東レとかクリタだとかさまざまな化学メーカー。千代田テクノルとかアトックスというような放射線除去メーカー、それから竹中工務店などさまざまなところは、放射線の除染に対してさまざまなノウハウを持っています。こういうものを結集して、ただちに現地に除染研究センターを作って、実際に何十兆円という国費をかかるのを、今のままだと利権がらみの公共事業になりかねない危惧を私はすごくもっております

上記の発言で、千代田テクノル・竹中工務店と具体名がでていますが、見事に受注しています。

市の全域除染、400億円で発注 南相馬市、福島で初
予備
 東京電力福島第一原発の事故に伴う除染で、福島県南相馬市は、市内の生活圏全域を400億円でゼネコンに一括して発注することを決めた。市は業者選定に向けた手続きに入っており、近く一つの共同企業体(JV)に決定し、2013年度までの約2年間の除染を発注する。
(中略)

戸建てや集合住宅、病院、工場、店舗など約4万6千棟の除染で、面積は1433ヘクタールにのぼる。総延長約1千キロの道路や、住宅や建物の奥20メートル分の森林も含む。

・・・道路は両側に側溝がある場合、長さ1キロあたり240万円としている。


南相馬市HP 予備



児玉氏の国会での、発言で黄色の箇所に注目して下さい。
アトックスという会社がでてきます。

(※注意)原発作業員から一番酷い会社と名指しされている、悪徳企業アトックス(ATOX)について。

上記で触れていますが、作業員を酷使する会社として、原発作業員から名指ししています。この会社が、どのように食い込んでいくのかも注目ですが、酷い労働条件と引き換えにしたダンピングで数々の案件を受注していることが示唆されています。


除染についても不可能な事を自身が語っており、既に認識しています。

(動画・文字起こし)NHK2月10日 児玉龍彦氏インタビュー←(除染は)ほとんどが今の一戸70万円という県の予算では、ほとんど落とせません。


児玉
ですから一応、二本松モデルと呼ばれていて60坪位の土地に30坪位のお家が立っている場合に、今いったような除染のコストを計算して頂くと、ゼネコンでやってもハウスメーカーでやっても工務店でやっても、きちんと落とそうとすると、大体その位の規模で大体500万円というのが、私共が前から申し上げている計算値です。

アナ
大体、一軒当たり500万円。

児玉氏
はい。それで今、原子力機構という所が、モデル除染というのをやってますが、私のほうにも様々なゼネコンの方々がメールなどを頂くのですが、ほとんどが今の一戸70万円という県の予算では、ほとんど落とせません。どうしたらいいですかって。


児玉氏の専門は、遺伝子の研究などです。
あらゆる研究が、南相馬市で行われるのでしょう。

人体に関る研究で、一番困難なのは倫理面から見ても、データをどう入手するかですから。

03. 宮島鹿おやじ 2012年5月02日 07:29:55 : NqHa.4ewCUAIk : nL7U6ZGGJQ 

南相馬市除染推進委員会委員長が児玉氏というのはホントです。
http://www.city.minamisoma.lg.jp/sinsai/2011-12/josen-iinkai.jsp


08. 2012年5月02日 12:42:02 : DTK68v7wks 
フクシマは巨大な実験場である様相があらわになってきた。
除染実験に携わる企業・団体はこれ↓
http://www.jaea.go.jp/fukushima/decon04/ke05.pdf


現在、環境省が「中間貯蔵施設」「最終処分場」と呼んでいる施設は、実質的には仮置き場でしかない。
せいぜい産廃処分場レベルのものでしかなく、産廃処分場ですらゴミ汁を漏らし、地下水を汚染しているというのに、こんなもので放射性廃棄物を密閉できるわけがない。
また、あいかわらず「焼却処理」というアホな考えから抜けることもできていない。
今後、放射性廃棄物の処理・処分についての実験も行われるだろう。
http://www.env.go.jp/jishin/rmp/attach/memo20120330_waste-shori_gaiyo.pdf


既存産業の建て直しは現実的でなく、廃炉を基幹産業とする「復興」を行うということを、首長やマスコミも公然と言うようにもなった。
子孫は生まれながらにして、被曝者でありモルモットであり清掃作業員だ。


「福島県広野町、廃炉関連を産業の柱に 最初に役場帰還 日本経済新聞 - 2012年4月6日」
廃炉や原子力がらみのビジネスを地域産業として育てるのは当然の策」と話す。 昨年9月に緊急時避難準備区域の指定を解除された広野町からの避難者は、月額10万円の賠償を今年8月末で打ち切られる。小中学校も2学期から再開する。


「書を捨てよ町へ出よう」では、志が小さすぎる。
若者は、「被爆地を捨てよ世界へ出よう」。


おまけ↓
関連ニュース
「東電、廃炉費支援を要請…家庭700円値上げ」
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20120427-OYT1T01177.htm

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6 件のコメント:

ももんが さんのコメント...

東大アイソトープ研児玉龍彦教授、東大医科研上昌広教授、東大の浜通りでの活動は住民のためではありません。
「低レベル放射線の影響の機構の解明」の研究のため。
その証拠に、住民避難をさせようとは言わないで、除染、除染ばかり。

さらに、若い医者や学生を次々に現地に送り込んで、研究させています。
確かに論文の研究材料には不自由しない、またとないチャンスに違いないです。
ツイッターでも、住民帰還、復興を促す発言、現地での研究成果やそこに赴く若い医師や学生のことばかり発信していますね。やはり住民にに逃げられてはこまるのでしょう。



これは、東大の被災地を利用した研究計画。
http://www.u-tokyo.ac.jp/public/recovery/project_list.html

すでに、このような指摘もあります。
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/453.html
http://eigaku.blog.ocn.ne.jp/test/2011/07/post_9af0.html

東大医科研上昌広教授の構想
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/9497

Portirland さんのコメント...

>ももんさん。
詳細な情報深謝です。
仰る通りと思います。

いつの間にか、避難という話は消え去りましたね。やはり、国立大学の雄。国策での研究調査が目的でしょう。

匿名 さんのコメント...

核推進派には絶好のチャンスですからね。
「低線量で影響が出ない」と公的に発表できれば、今後いくらでも核推進ができる。

それなので、影響が出ない=検査する必要は無い、という部分を隠していかにも何かあるフリをして検査し、影響が出ない事を確認した後に「核は安全です」と言うのです。

実際にチェルノブイリより福島の方が被曝量が少なく、影響が出ないのはほぼ確実になっています。

でも、世間はそう思っていない。

これを利用して、「チェルノブイリより酷い福島で影響が出ない」=「核は安全」という刷り込みをしようとしているわけです。

騙されてはいけません。

Portirland さんのコメント...

>匿名さん
核推進派には絶好のチャンスですからね。
「低線量で影響が出ない」と公的に発表できれば、今後いくらでも核推進ができる。

>この部分、賛同です。それを狙っているのかなぁと。

実際にチェルノブイリより福島の方が被曝量が少なく、影響が出ないのはほぼ確実になっています。

>子供の甲状腺のデータが発表されていましたが、まだ言えないと思います。

匿名 さんのコメント...

NHKの、南相馬除染のレポート見て笑いました。そんなに放射性物質を残したいのですか?とね。福島県の除染要綱に、汚染水はバキュームなどで吸い取り、そこに残さないように・・・との記述が有るのです。そして真面目なゼネコン・業者は、できる限り残存することの無いように、バキュームを使って、吸い取っているのです。
さすが南相馬市は、残すのですね。洗い水。高圧洗浄をぶっ放して、流しっぱなし。これでは除染ではありません。拡散です。しかも最終的には海洋汚染です。児玉さんが選定した業者がこの体たらくですか?

南相馬市の職員は指を咥えてみてるだけでしょうか?

猫なで声で、南相馬市にすり寄って、嘘の除染を続けさせるのはやめて欲しいです。

Portirland さんのコメント...

>匿名さん。
鋭いご指摘、拝見しました。

児玉さんは、南相馬市の除染について、助言・統括すべき立場であると当方考えています。

同様の趣旨で考えている方も多いと思います。仰る通りの疑念を持つ方へ。児玉氏は、(ブログ/twitterなどでもよいので)自分の声で発信すべきと思います。

すっかり見なくなりましたね。

最近の記事も是非どうぞ