福島第一原発2号機のセシウム放出量が、7倍に急増している。



気になりますね。7倍に急増しています。なぜでしょうか?


2012年4月23日環境線量低減対策福島第一原子力発電所原子炉建屋格納容器からの追加的放出量の評価結果

○1~3 号機格納容器からの現時点の放出量(セシウム)を、原子炉建屋上部等の空気中放射性物質濃度(ダスト濃度)を基に評価。(各号機の採取地点は別図参照)

○先月と同様、放射性物質が舞い上がるような作業が行われていない状況および大物搬入口も閉塞された状態で測定。

○このため、1~3号機の放出量の合計は、先月公表時の約0.1 億ベクレル/時から変化なしと評価。これによる敷地境界における被ばく線量は0.02mSv/年と評価。



放射性物質放出、1月の7分の1に減 福島第一原発
2012年2月27日22時57分

 政府と東京電力の福島第一原発の廃炉に向けた中長期対策会議が27日、開かれ、原子炉建屋からの放射性物質放出は先月の7分の1に減ったことなど、作業の進捗(しんちょく)状況を明らかにした。放射能汚染水を海に放出できるぐらいにまで浄化できる設備を9月までに新たに設置。3月上旬に工業用内視鏡による2号機格納容器内の2度目の調査をするという。

 炉心溶融事故を起こした1~3号機の原子炉建屋からの新たな放射性物質の大気への放出量は毎時約1千万ベクレルで、先月の7分の1に減った。放出源のほとんどが、爆発で原子炉建屋が激しく破損した状態がそのままになっている3号機からの放出だった。津波で破損した大物搬入口を塞いだことなどが理由としている。

 対策会議では、東電が東芝製浄化装置の多核種除去設備「アルプス」の基礎試験結果を公表。現在の浄化装置はセシウムの除去が主だが、セシウム以外の核種も取り除くことができるという。試験ではガンマ核種45種類で、法的に海に放出できる限度以下に減らすことができた。

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