東電値上げ独占禁止法違反 公正取引委員会が注意 動画と文書

東電値上げが、独占禁止法違反にあたると公正取引委員会が文書で注意しました
該当の動画と文書を紹介。大口取引向けが問題であると指摘されています。



動画






東京電力が4月から始めた企業向け電気料金値上げをめぐり、公正取引委員会は、値上げの要請の仕方が、独占禁止法違反につながるおそれがあるとして、注意しました。

「東京電力の行為は、独占禁止法の優越的地位の乱用に該当し、同法19条の規定に違反する行為につながるおそれがあるとして、本日同社に対して文書で注意を行いました」

東京電力の企業向け値上げが、独禁法違反にあたるとして、山梨県のスーパーなどが申告したのを受け、公正取引委員会は、東京電力が当初十分な説明を行わず、一方的に値上げを要請したことなどが、独禁法違反につながるおそれがあるとして、今後十分な情報開示を行うよう、東京電力に文書で注意しました。

しかし、値上げ自体は、独禁法違反ではないと判断しました。
注意に対して、東京電力は、「重く受け止め、お客様への丁寧なご説明を行っていきます」とコメントしました。

文書

東京電力株式会社に対する独占禁止法違反被疑事件の処理について

(PDFからスマホ閲覧のために差し替え 拡大でご覧下さい)


値上げ自体は、違法ではないとのこと。
それにしても、十分な説明を行わずに、一方的に値上げの通告とは酷い話ですね。

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