原子力安全委員会も隠蔽か 米国の放射線測定結果 誰かが嘘をついている



原子力安全委員会も、米国の放射線測定結果を隠蔽している可能性が明らかになりました。事実とすれば、誰かが嘘をついています。






当初の報道概要

○米大使館→外務省→保安院・文部科学省→<×>→首相官邸・原子力安全委員会



外務省によると、測定結果を基に作製された汚染地図は3月18日と20日の計2回、在日米大使館経由で同省に電子メールで提供され、同省が直後にメールを経済産業省原子力安全・保安院と、線量測定の実務を担っていた文部科学省にそれぞれ転送した。文科省科学技術・学術政策局の渡辺格次長ら複数の関係機関幹部によれば、同省と保安院は、データを公表せず、首相官邸や原子力安全委員会にも伝えなかったという。


首相官邸 小野寺議員の指摘

○米大使館(?)首相官邸(?)→外務省→保安院・文部科学省→<×>→首相官邸・原子力安全委員会


福島原発事故直接の米国データ公表しなかった件、事故直接、官邸が受け付けないので、何とかして欲しいと私の事務所にも米国大使館から要請があり、官邸につなぎました。ですが結局無視されてしまいました。あまりに無責任。

先日のツイートにご質問いただいております。米側から私に来た打診は「汚染調査の情報がある、官邸に活用するようプッシュして欲しい」というもので、データそのものは日本政府にだけ提供されています。



原子力安全委員会

安全委もデータ入手か=米の放射線測定結果-福島原発事故


 東京電力福島第1原発事故の直後、米国が航空機で実施した原発の半径約50キロ圏の放射線測定結果を、経済産業省原子力安全・保安院と文部科学省が入手しながら公表しなかった問題で、国の原子力安全委員会もデータを把握していた可能性があることが21日、分かった。安全委の久木田豊委員長代理が記者会見で明らかにした。
 久木田代理は測定結果について、米国が公表した昨年3月23日と「ほぼ同時期に安全委も目にしていた可能性がある」と説明した。ただ、入手の時期は調査中として、「確認できた段階で公表する」と述べるにとどめた。(2012/06/21-16:19)

2月22日のNHKニュース9 アメリカは伝えていた

▲2/22NHKニュース9の動画を検証>米国の議事録と対応の検証←まだ、NHK隠蔽してる。








明らかになった点


新たな情報と現時点の全体像

小野寺議員の指摘で、首相官邸が受け取り拒否が、明らかになりました。

今回、新たに原子力安全委員会の受取が明らかとなり、誰かが嘘をついていることが明らかになりました。

○アメリカが3月17日~19日に測定 18日と20日に日本に情報提供

○米大使館→(?)首相官邸に打診するも拒否(?)→外務省→保安院・文部科学省→<×>→首相官邸・原子力安全委員会


<×>情報が伝わっていないという点が非常に怪しくなりました。

選択肢は2つ

(1)実は、情報は伝わっていた

(2)別ルートから既に情報入手をしていた

再度、冒頭の報道概要 誰かが嘘をついている

▲保安院と文科省が米国の放射線マップを放置 4ヶ月かけて判明


文科省科学技術・学術政策局の渡辺格次長ら複数の関係機関幹部によれば、同省と保安院は、データを公表せず、首相官邸や原子力安全委員会にも伝えなかったという。



当初の報道では、首相官邸と原子力安全委員会はデータを、受け取っていないとなっていますので、誰かがウソをついています。

もしくは、別ルートから既に情報を入手していたかのどちらかでしょう。

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