(追記)雰囲気の推移のグラフ…>福島第1原発2号機の注水量減少で温度上昇を狙う?




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やっぱ、温度上昇の言い訳ですかね?それとも予防線?
それにしても、読売新聞の記事の書き方と内容が気になる。

<追記>←中温停止状態(**)というのがでてくるのかな(笑)?

読売記事、やっぱ予防線でしたね。100℃突破しちゃいましたね。
ざまあみやがれいさんの記事を引用、補記します。それにしても、発表だけじゃ水がどこまで入ってるのかもよく分からないですね。

多分、東電と政府も分かってないから発表できないのでしょう。

<追記2>プラントパラメーターの推移


<追記>福島原発 2号機 / 福島原発原子炉の状態 雰囲気温度(原子炉内の気体温度)
最終更新時間: 12/02/22 15:10 (※データの計測時刻:02/22 12:26時点まで)


場所: 福島原発 2号機
日付: 2011年03月11日(金)~2012年02月22日(水)
最新値:  A: 105℃ 、B: 45.3℃







第一原発2号機、注水量元の水準に(2012年2月22日12時55分  読売新聞)

 東京電力福島第一原発2号機の圧力容器底部で温度上昇がみられ、その後温度計の故障と判明した問題で、東電は21日夜、徐々に減らしている注水量をさらに減量し、毎時10トンに変更した。

 22日も減少操作を行い、トラブル前の同9トンに戻す予定。

一見すると、順調に注水量を減らしているように見えます。

問題の温度計は今月2日頃から上昇傾向を示したため、東電は注水量を増やし続け、一時は同約18トンで水を入れていた。その後の点検で断線の可能性が高いと分かり、国も17日に故障と判断。以降、この温度計は監視対象から外され、残りの二つで異常の有無を判断することになった。 

注水量が多ければ汚染水の増加につながるため、東電は19日に同4トン、20日は同2トンと注水量を段階的に減らしてきた。

□経緯について触れています。
最大は、毎時18トンいれていた。
高い温度を示していた温度計を故障として、残りの2つの温度計の温度を採用。
注水量の減少を指示。

それに伴い、29度まで下がった底部の温度は徐々に上昇し、東電は最終的に40度台後半~50度台前半で維持させたい考えだ。

(2012年2月22日12時55分  読売新聞)

ほんとか?と思うわけです。どうも、言い訳にも感じ取れます。
しばらく様子を見るので、底部の温度上昇はコントロールしていますという話にも聞こえます。

最も違和感を感じるのは、圧力容器底部については、触れていますが、圧力容器の上部の温度上昇について一切触れていない事です。







ポイントとしては、注水量の減少は、注水による核汚染水減少の狙い+温度の上昇に伴う蒸発量の増加(これは些細かもしれません)かと思います。仮設タンクは、またお金がかかりますし、キャパの問題もでてきますので。

何にせよ、安心できない状況が続いていますね。
注水量については、少し別記事を引用。


このため、東京電力は、原子炉への注水量を昨夜から段階的に減らす作業を始め、きょう午前5時現在の注水量は、これまでより4トン減って毎時13.8トンとなっている。

□注水量←まとめるとこんな感じ?

これ以前の最大注水量     18.0トン/時
20日 AM5時          13.8トン/時 
20日中               11.8トン/時

21日夜               10.0トン/時 
22日中(予定)            9.0トン/時

<追記>ざまあみやがれいさんからの引用(確認の手間が省けましたm(_ 。_)m
【警戒】2号機 再び急激な温度上昇「100℃」超え 圧力容器フタ部分



2月20日23時 36.8度 ※19日14トン/毎時(4トン減少)

2月21日5時 42.6度 ※20日16トン/毎時(2トン減少)
2月21日11時 66.6度
2月21日17時 72.8度
2月21日23時 83.2度 ※21日夜10トン/毎時(6トン減少)
2月22日5時 81.3度 ※22日 9トン/毎時(1トン減少)
2月22日11時 105.0度


管理人としては、1時間ごとのプラントパラメーターが欲しいなぁと思います。
こんな重要なこと、リアルタイムで公開しろよと。

早く、RPV銅フランジRPV銅フランジ下部温度など故障判定しているのか、よく分からないものも含めて、情報をだせと思います!

水がどこまで入ってるのか分からないのであれば、分からないと言うべきですね。



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