政府の委員を兼任>牛乳10Bq~神経質過ぎると思う。雪印メグミルク取締役の日和佐信子氏が、利益相反の発言。雪印メグミルク株を約230万円保有、役員報酬も。




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何というか、もうすこし繊細な問題やのになぁと思います。
子供が毎日、飲むものですから。



何を言ったのかなぁと言うと。


 「牛乳は一○ベクレル、五ベクレルといった数値が(学校給食現場などで)基準になりつつあります」「神経質過ぎるのではと思うくらい」

 東京都内で七日、放射性物質のリスクをテーマに、食品業界関係者や市民らが集まった意見交換会。乳業大手・雪印メグミルクの日和佐(ひわさ)信子社外取締役は、業界の焦りを代弁した

ホンマに言ってるわ(笑)。
で、酪農家はと言うと、取り組んでいる人もいると。


 「クーラーステーションの検査では一ベクレル未満まで調べている。少しでも検出されれば、農家に出向いてエサの指導をしている」。前橋市内で約四十年間酪農を営み、酪農組合代表理事を務める細野勝美さん(61)は覚悟を語る。「『不検出』でないと消費者はイエスと言わない。酪農家はゼロを目指して努力している


調べてる方もおるやん!
そういう姿勢が消費者の信頼を獲得していくと思います。

気になったのは、「業界の焦りを代弁した」という箇所。

というのは彼女、内閣府消費者委員会委員です。


日和佐 信子 (雪印メグミルク株式会社 社外取締役)

 全国消費者団体連絡会事務局長として多数の消費者団体の取りまとめ役として活躍されてきた。BSE調査検討委員会に消費者代表として参加し、「食の安全」に取り組む食品安全委員会設立への道筋をつけた。その後、雪印乳業株式会社社外取締役に転じ、企業と消費者団体の両方の側面から消費者問題に取り組んでいる。

なるほど。消費者代表と企業の両面で活躍したことが選任理由の一つになっていますね。
彼女のプロフィールをよく見ると。

(クリックすると綺麗に見えます↓)



メッセージ(管理人が気になったところを抜粋、上記下線部)


○~消費者は経済力・交渉力・情報量において事業者と常に格差があるにも関わらず、その格差を埋める方策を取られることはなく法律は組み立てられ、消費者にとっては使いにくく、妥協を余儀なくされていました。
○~単に言葉だけではなく現実として消費者に光があたる社会に移行していくことだと思います。しかしこれまで産業を優先・育成してきた社会の枠組みを変えていくのは、大変なことであるとの実感もあります。

消費者のためにがんばります!と読み解けます。

このメッセージと行動が完全に矛盾していますね。
委員の一覧を見ると、明らかですが牛乳業界代表として選ばれている訳ではないので、消費者の方を向いていただきたいと思います。


・社外取締役日和佐信子氏は、当社と利害関係を有せず、消費者団体事務局長の経験を生かして消費者としての視点から経営陣の業務執行に対する監督を行なっていただくため、社外取締役として選任しております。

・株式2,295,000円 1500株×2/17 1530円Yahoofinance
・社外役員報酬 800万円 2400万円÷3人(個別報酬未開示のため単純計算)


この方、食品安全委員会に適切ですか(笑)?

最低でも、株式を売却しないと利益相反になっちゃいますよ。
特に、業界に不利な案件は。




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