岩手県一関引受の大槌町の瓦礫から基準超の六価クロム。東京都が瓦礫引受・神奈川説明中の宮古市、北九州引受の話があった釜石市の間にある。




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気になりますね。
ちゃんと対策してるのかな?


岩手県大槌町ですが、宮古市の南に位置しています。
釜石市は隣接してますね。









一関地区広域行政組合(管理者・勝部修市長)と一関市は31日、同市大東町摺沢の大東清掃センターで開かれた公害防止対策協議会で、放射性物質による汚染牧草を1日から同センターに搬入し、6日から焼却を開始する方針を説明。併せて周辺地域で開いた説明会の中で住民から出た要望を受けて作成した焼却中止基準を示した。委員からは改めて情報開示の徹底を求める意見が相次いだ。

<中略>
六価クロム 基準値大幅に超す

一関地区広域行政組合大東清掃センターは31日に開いた同センター公害防止対策協議会で、同センターごみ焼却施設の焼却灰の六価クロム化合物含有量が1リットル当たり7・82ミリグラムと基準値(同1・5ミリグラム)を大幅に超えたことを報告した。2011年12月9日に受け入れを開始した被災地のがれき焼却が影響したとみており、1月6日以降受け入れを停止している。

同センターは県の委託を受けて大槌町大槌地区仮置き場の可燃ごみの受け入れを行い、昨年12月に約151トン、1月5日に約9トンを搬入した。

六価クロム化合物の含有量が基準値の5倍以上になったのは昨年12月21日に採取した焼却灰。同センターは薬剤処理が不十分だったことが原因とみており、基準値超過の判明後、がれきの受け入れを停止したほか焼却灰の他機関での再検査、処理薬剤の添加量を増やすなどの対応を取った。

大槌町のがれきは年度内に240トンの受け入れを予定しており、同センターは安全性を確認した上で受け入れを再開する方針。今後は東山清掃センターに埋設済みの焼却灰の再処理を行い、六価クロム化合物の溶出試験を月2回、東山清掃センターからの放流水の検査を月1回行うという。

 六価クロムは強い毒性があり鼻中隔穿孔(せんこう)やがん、皮膚・気道障害などの原因になるとされる。



基準の5倍を超えていますね。
東京都は、専用の対策をしていましたか?

六価クロムは強い毒性があり鼻中隔穿孔(せんこう)やがん、皮膚・気道障害などの原因になるとされる。




宮古市から運び出されたがれきを積んだ貨物列車は、2日夜、盛岡市を出発し、3日午前7時すぎに東京・品川区の貨物ターミナル駅に到着しました。コンテナ に入ったがれきは近くの処理業者の施設に運ばれ、業者が木くずやガラスなどを燃えるものと燃えないものとに分別したり、細かく砕いたりしていました。


放射能は話題になってましたけど、ちゃんとチェックしてますか?


重金属類の事前検査のニュースが見つからない。
うーん。

北九州も話があったなぁ。


毎日新聞 2012年1月20日 地方版

 東日本大震災で被災した岩手県釜石市のがれきを北九州市が受け入れる可能性が低くなった。釜石市内を中心に処理する計画が固まったためで、19日の北九州市議会環境建設委員会で報告された。他地域からの受け入れについて市は「被災地の状況や他都市の取り組みを見ながら検討したい」としている。
<中略>


本当に、釜石市内を中心を処理する計画か?





各地で起こる拒否反応に、県とは別の独自ルートで広域処理を模索する市町村も頭を抱える。

 がれき総量を約82万トンと見込む釜石市は、不燃物を県外の自治体に引き受けてもらおうと交渉を進めたが難航。このため分別を徹底して処理量を減らし、仮置き場への搬入・搬出時に放射線量を測るなど努力している。
 市の担当者は「受け入れのお願いさえしにくい状況だ」とため息をつく。


上記の記事、見てると県内で瓦礫から重金属が見つかったことについて一言も触れてないね。
抜粋部分以外をチェックしても触れていません。



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