東芝、酷いですね。それだけ、追い込まれているということでしょう。
会社の履歴書【3】東芝西田厚聰 3兆円投資の勝算 4日経ビジネス 【プロフィール】 バックナンバー2009年6月29日(月)
少し古いですが、東芝は、現在の西田会長が社長のときに、半導体と原子力の二部門を自社の中核事業として位置づけました。
アメリカのWH(ウエスチング・ハウス)の買収に約54億ドルを投入(Wiki参照)。
カザフスタンと関係を深めウランの調達も進めるなど、積極的に動いていました。
○プラント建設→ウラン燃料提供→アフターサービス
(WH買収など)(WH買収・カザフなどと提携)(WH買収など)
これだけ経営資源を投入した原発事業が、福島原発事故の爆発で原発事業が不透明となり、追い込まれているという訳ですます。
何が悪いか言うと、企業経営にとって為替変動はリスクであり、それを背負う側は、銀行で為替予約を行ったり、デリバティブを用いて、リスクを軽減する必要がでてきます。
急激な為替変動による業績悪化を防ぐためで、これを東芝が押し付けようとしているわけです。
円安になればいいという、意見があるかもしれないですが、円高に備えて各種対策を取る際に、
銀行や証券会社から手数料を取られるので、期待値としては損になります。とんでもない悪徳企業と思います。
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