（動画）大飯原発の再稼働について、原子力安全委員会・政府・関西電力で責任のなすりつけ合い、周辺への被害予測シミュレーション。

こんな重大な事を、酷いですね。
危なすぎて、誰も責任が負えないと分かっているのでしょう。

福井で原発事故が発生した際の、被害予測のシミュレーション動画を見ると、誰が見ても、責任の擦り付け合いですむ話ではないと思います。

2012 03.23ＮＨＫニュースウォッチ９より。

大飯原発のストレステストについて、原子力安全委員会が「一定の評価」を出した会議を報じながら、原発再稼働の必要性と安全性がどこまで確認されたのかという点について様々な面からとりあげています。

それにしても、安全委員会は政府が決めることだと言い、政府は安全委員会が安全だと言ったらやるといい、関西電力は国が決めることだと言い、どちらも再稼働の責任を相手になすりつけようとしています。こんな責任のがればかりの情けない姿を子供たちに見せたくありません。

2:00～　斑目委員長
「原子力安全委員会は、安全性の確認を求められているのではないと思っている。」

「運転再開について結びつけて考えるのは、あくまで政府の方のご判断で。なんら安全委員会として意見を述べるつもりはございません。」

2:45～
運転再開に科学的根拠があるか判断材料はっきり見解示さず。

3:05～関西電力　八木社長
「再稼働は4閣僚の政治判断なので、当社としてはその動向を注視していく。」

3:45～　政府　枝野大臣
「もちろん安全性の確認をするのは専門家の皆さんですが、そうした専門家皆さんのご判断が、普通の専門家でない。国民から見ても理解できるものかどうかしっかり検証し、その上で安全性がもし確認できた場合に初めて再稼動の必要性があるかどうかを判断しています。」

たらい回し。皆が危険だと分かっているのでこうなってるのでしょう。
下記を見ると、明らかですがこれだけ大きな被害がでます。真面目に判断して欲しいです。

被害予測のシミュレーション