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記事を見ると、ふと気になりました。
なぜ、共同通信がこんな書き方をするのかと。
財務省の出典が、そういう書き方だったからなのですね。
タイトルで、円高について触れています。
いつも通り、原発停止による影響でと言った、表現に触れていません。
気になったので、出典の財務省の資料を確認すると、確かに触れていません。
(以下の資料を読む事がめんどくさい方は、、赤字と黄色の箇所だけ見て下さい)
平成24年3月8日財務省平成24年1月中 国際収支状況(速報)の概要 予備
財務省の説明によれば、輸入増加、5376億円のうち、3979億円が燃料費の上昇です。
円ベース(円価格に換算)の価格価格も上昇しているので、円高による価格下落よりも、資源価格上昇の影響が大きかったことを示唆しています。
よくよく見ると、液化天然ガスのほうが、価格上昇に占める割合が多いのに触れてません。
理由は簡単です。
日本だけ、5倍近い価格で、天然ガスを買わされている。
つまり、ぼったくられているからです。
予備 緑色;ヘンリーハブ価格(米国) 青色;LNG輸入価格
不思議なことに、北米とアジア向けの価格差が拡大しているのに、対策をとっていません。
無論、米国の場合、整備されたパイプラインに繋げればいいので、一概には比較できません。
スポット価格で高いのであれば、長期契約にすることや出資するなどやり方は、あったはずです。
高い価格で購入してきたというのは、電力会社の総括原価方式による怠慢でしょう。
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