Tweet
シェア
福島県で人口減少の記事です。
不思議なことに記事には減少の理由が書いてありません。
ポイントは2つです。
○原発事故による避難者数
○去年からの出生数の増減はどうであったのか
これは非常に情報な情報ですがなぜか非常に小さく報道されています。
現在のペースが続くと、震災後一年間、毎月人口の減少は確実でしょう。
何がこの記事を分かりにくくしているかと言うと、ざっくりしすぎている点でしょう。
○原発事故による避難者数
文部科学省避難における概況を参考にします(8月末)。
■ちょっと分かりにくいですがこうです。
○県外への避難者数 55,793人(避難区域等約4.2万人+避難区域等以外約1.4万人)
○県内への避難者数 約95000人(避難区域等約7.3万人+避難区域等以外約2.2万人)
つまり、数字としては掴みづらいですが、福島県には約15万人の避難者がいてそのうち5万5千人が避難していたことが分かります。
※追記
一方、震災前人口の3%にあたる6万2674人(2月23日現在)が県外に避難(毎日新聞)予備
○去年からの出生数の増減はどうだったのか(11月統計)
続いて、出生数の増減を確認します。
原発事故後に、#宮城 #福島 #さいたま #新潟 で出生数÷死亡数の数値が前年よりも大幅に悪化したという統計情報。
・去年から、人口の自然減少が進んでいる。
・今年は昨年より出生数(↓)・死亡数(↑)で人口減少が加速。
○結論
この記事は隠している、触れたくないことが多数あるので、分かりにくいのです。
1.県外避難者が全て戻ってきていない
2.県外流出が続いている(県外に避難した人と、県内に残った人)
3.人口の自然減少は、去年からある
4.人口の自然減少が、原発事故で加速
Tweet
シェア
0 件のコメント:
コメントを投稿