ゴミや下水汚泥の処分過程で、放射性セシウム以外にもストロンチウムが気化する。




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気付きませんでした。確かにそうです。
放射性物質は、元々の金属の沸点に依拠します。

溶融スラグ(ようゆうスラグ)は、廃棄物溶融スラグとも呼ばれ、廃棄物や下水汚泥の焼却灰等を1300℃以上の高温で溶融したものを冷却し、固化させたものである。近年では建設・土木資材としての積極的な活用が進められている。


ここで言えることは、1300℃までの沸点の金属は、気体化するということです。
管理人は、ヨウ素とセシウム以外に特に考えていませんでした。

実際の温度は、運用ベースで1500℃を超えるものがあります。

ストロンチウムが気化します。


灰溶融炉内高煤塵下でのスラグ温度の連続計測技術
プラズマ灰溶融炉は,ごみ焼却などで発生した有害な灰を1 500 ℃程度の高温に加熱して無害なスラグに変換し,土木資材などに再利用する設備として近年ニーズが高まっている.


開発したスラグ温度計を実炉に設置し,1.5ヶ月の連続計測を実施した.計測データは図4に示した通りであり,出滓口近傍のスラグ液面の温度は立上げ初期に1 600 ℃を越える場合が認められたものの,ほぼ1 400~1 600 ℃の範囲であり,安定運転できていることが明らかとなった.


ストロンチウムの沸点、1382℃を超える運転をしています。


アンチモン沸点1587℃
ストロンチウム沸点1382℃
ルビジウム沸点688℃
セシウム沸点671℃
ヨウ素沸点184.3℃


<その他>半減期を迎えると、核種が変わります。中には半減期の長いものがあります。
例)
○放射性テルル→半減期を迎えると、放射性ヨウ素に。
テルル129mの場合、33.6で半分が核種変換します。


テルル129m→<Β崩壊>→ヨウ素129半減期1500万年以上









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