16日の仙台講演を追加>3月15日バンダジェフスキー氏、京都講演まとめ。日本の汚染された数値を見ていると、避難された方は金銭的な困難はあるけれども希望はある。


追記)実は(細かくしすぎたので)個人用のメモだったんですが、道を尋ねられた京都のお母さんが、小学4年生ともう一人、二人のお子さんの相手でよく退室されて、聞けてないかなぁと思って、公開しました。後ろでぽちぽちやってたので、覚えてたら気軽に連絡下さい(笑)。会場に行かれたら、お子さんがいると大変でしょうし、子連れの方が多いと思うので、これからもいろいろと皆で共有しましょう(^。^)

ちょっと量が多いです(スライドは、配布はなかったですが、ECRRの論文とほぼ同じでした)。

管理人としては、チェルノブイリ事故に加えて、核の事故による汚染の影響も大きいという話はしっくりきました。(管理人が一番後ろにいました)疎開された方が、挙手された際は、会場の3分の1位はいたように思えました。

○質問で出たのですが、最初に記載します。
反対票の数をカウントしてるみたいですので、瓦礫反対の方はお願いします。

京都市 環境政策局HP 環境政策局 施設局  075-212-8500
※管理人が、概略でメモしたもので録音による文字起こしではありません。(録音・撮影禁止です)

一部抜けているのを予めお断りします。

○構成
1.バンダジェフスキー京都講演16日
2.バンダジェフスキー仙台公園15日
3.GoodBye_Nuclear 先生のバンダジェフスキー講演に対する検証ツイート
(13日の世田谷区玉川区民会館【夜の部】を踏まえて)
4.その他(土木工事に核兵器を使用+ECRR博士の資料(スライドで使われたものがある)

○木下さん
バンダジェフスキー博士の経歴について解説

【講演のきっかけ】
木下さんが山本太郎さんがバンダジェフスキーについて、大阪で会話をしていると、バンダジェフスキー博士を日本を心配しているという話を聞いた。そこで、TV業界の感覚で、講演をお願いしようという話になった。

講演については、去年の秋口から交渉、ビザがおりるのかどうか心配であった

・一般の方で、バンダジェフスキー先生のお話を聞きたい方がいて、京都でできる範囲でと考えていた。

・この会場なら何とかなるということで、昼の講演を1回だけ押さえていた。

スグに満席になり、その後もメールで聞きたいという人が多く、急にもう1回増やした

連日の講演や、京都で1日に2回の講演は、博士の体力的にもきついがやって頂いた。


○バンダジェフスキーの講演
翻訳 平沼百合さん(もう一人いたが、名前不明)

・尊敬する皆さん。本日は、今日ここにこの満席のホールで皆さんと会えて大変うれしく思います。

・ここにお集まりの皆さんは、生命の大切さを認識されている皆さんだと思います。世界は50年以上にわたって影響を受け続けています。
私が今から発表するのは、ゴメリ医科大学で行った研究の結果です。

・日本では広島と長崎に原子爆弾が落とされ世界中に放射能がばら撒かれました、福島に放射能がばら撒かれて深刻な影響を受けています。

21世紀になったので、人類は強い放射能から自分の健康を守るための防護手段があってもいいがない。21世紀になって核のプレゼントというか福島の事故が起きた。この事故の影響について客観的な証拠がない。

今の日本の状況と言うのは、チェルノブイリの事故の後に起こったことと似ています。当局は隠したがり、ソ連と似ている。これは、プロレタリア体制に問題だと思っていたが、日本でも起こっており、どうしたらいいか分からない状態である。

・1990年から汚染地区での研究を始めたのですが、どうしてそういう仕事をしようと思ったのか話たいと思います。

・1990年に、私はゴメリ市という所にやってきた。1枚の書類があって、私はゴメリ医科大学の学長となった。まだ、その大学はなかったの

で、若い同僚とはじめた。当時は、ソ連が崩壊して大変だったが学術研究に従事した。

・この大学で当時のベラルーシやヨーロッパ諸国からの研究者を集めることができた。放射線防護の為に必要なデータを集めることができた。

私達が行ったのは非常に総合的な研究で、核・臓器・生命に必要な重要な臓器、蓄積された放射能、小児の臓器、必要な動物実験、患者さんのデータを集め、必要なデータを集めた。

・私達が集めたデータはどの程度、放射能に晒されたら影響がでるか、ベラルーシとウクライナで調べることができた。


■1960年代のベラルーシの汚染マップと、1992年のベラルーシのCs137の汚染マップ(1960年代から汚染されていた地区と同じ

ソ連のヨーロッパの大部分(管理人補則 ソ連西部)、ヨーロッパは1960年代から放射性セシウムに汚染されていたということです。

・ベラルーシの南部とウクライナの北部を合わせて○聞き取れず○と言っているが、その地図です。牛乳は汚染されており、体内に大量の放射性セシウムを取り込んだ。37000Bq/Lと膨大な量です。

・これは、チェルノブイリの事故の後に汚染された地図ですけど、1960年代から汚染されていた地区と重なっています。

☆1960年代のベラルーシの線マップと、1992年のベラルーシのCs137の汚染マップ(1960年代から汚染されていた地区と同じ)と重なっている。

・チェルノブイリの後、○○州。モスクワにこないように、人工的に放射性物質がこないようにした(管理人補則 チェルノブイリからモスクワ方向で、モスクワ手前の高線量地域のことです)。

ベラルーシは50年以上、放射性物質と接触している。チェルノブイリの事故がなければ、ずっと前から放射性物質に汚染されていたといことを知らなかったかもしれない。

■資料
・事故が起こって放射性物質による健康への付加が大きくなったので、それによって健康への影響はさらに大きくなった。

・放射能の影響でベラルーシがどうなったか
60年代から出生率が下がっている。
70年代から死亡率が上がっている。
汚染地区を取り上げると同じ傾向である。

・これはベラルーシ共和国の人口指数ですが、90年代から死亡率が出生率を上回っている。

・何度も言いますけど、50年以上に渡る人口の増減率です。ゴメリ州周辺、汚染の酷い地区は2倍ほど死亡率が高い。

・ウクライナでは。ウクライナのイワンコフスキー地区。チェルノブイリから30kmの地域。国全体の死亡率やキエフ(ウクライナの首

都)での死亡率を上回っている。

・1000人当たり25人が亡くなるという死亡率です。

人々は何で死んでいるか。一番多いのは、心臓50%。その次は悪性腫瘍。

・放射能と心臓病の問題は否定する人が多い。ニコチン・アルコール・ウイルスの感染症などたくさんある。放射能と因果関係を結びつける研究は公式には認められていない。

・このグラフで分かりますように、心臓病を患う人は、毎年増えている。

・1995年にWHO統計。ヨーロッパの心臓病の多い地域の統計。ベラルーシ・ロシア・バルト3国・ウクライナ・ポーランド。
60年代から食品を通じて放射性物質を接種している地域が多く、この人口統計を見ると放射能と心臓病の統計が間接的なものではなく、直接的なものであることが分かります。

心臓病のほかに、癌を患う人も年々増えています。

・チェルノブイリ事故が起こった後に甲状腺がんが増えた。この時期の事を覚えているが、子供が甲状腺がんにかかり大人たちが外国で手術を受けようとしたが、政府は最初に隠した。何とかできて、イタリアで手術受けた子供もいる。

甲状腺のがんが増えたことは、医学会に震撼をもたらした。事故の後に、こんなに早く癌がでてくるとは予想していなかった。あまりにも早いため、放射能が甲状腺がんを誘発するということを認めざるを得なかった。

・ゴメリ州で亡くなった患者の臓器に、どの程度の放射性セシウムがあったのか、測定した結果です。このグラフを見ても明らかですが、子供のほうが大人よりもずっと多いということです。2つ目の特徴は、放射性セシウムが重要な臓器に溜まりやすいということです。

・甲状腺に溜まる放射性物質は非常に多い。甲状腺はセシウム以外にも放射性セシウムを取り込みやすいということが分かる。

・このことによって、チェルノブイリの事故によって、なぜ症状が短期間で起きたか分かった。

☆つまり、ベラルーシとウクライナの汚染地区はチェルノブイリの事故以前から、放射性物質を摂取。事故によりヨウ素131を接種。チェルノブイリ前の事故と、チェルノブイリ後の事故で甲状腺ガンが増えたと考えられる。

■ミトコンドリアのスライド
・人間の臓器に与える影響はどのようなものか。

・セシウム137が臓器に入っていくメカニズムが解明された。体内にあるチャンネルを通って細胞に損傷を与える。細胞のミトコンドリアを壊す。

・動物実験によりまして、動物の体内に45Bq/kg溜まるようにしたところ、ミトコンドリアが破壊されることが分かった。

体内にエネルギーを供給するために、重要な役割を果たすクレアチンホスホキナーゼが大きな影響を受けることが分かった。
他のプロセスもあるが抜粋。これが人間におきましては、特に心臓に著しく大きな影響を与えてきます。心臓の機能が正常化どうかというのは、心電図で知ることができる。

■子供
私達は小児科医と共同で、子供の心電図異常とセシウム量の関係を明らかにした。

・子供の体内の放射性セシウムの蓄積が全くないか5Bq/kgであれば、子供の心電図に異常は見られず普通の場合と変わらない。

体内のセシウム蓄積量が12~26Bq以上であると、正常な心電図は半分以下に減ってしまう

☆体内蓄積量が10~30は比較的少ない量だが、いきなり心電図異常が多発。これに関心があり、調べた結果の結論は、体内にセシウムが入ることで元々持っている遺伝的な欠陥が発現する。元々遺伝に異常があったのが、セシウムが入ってきて異常がでた。

☆親の世代。その親が、体内に取り込んだ放射性物質が崩壊することで、放射線がでて染色体に傷ができる。それが、子供の世代に影響がでる。影響がでなかったのは、親の世代が何もなかったからと考えられる。

☆現在存在しているさまざまな現象が証明できる。何らかの遺伝に異常があったのが、放射性物質が入ってきてそれが誘発遺伝子となって影響がでることが分かった。

・体内蓄積量が30Bqになると心電図に異常がでる。代謝の異常により心筋細胞が影響をうける。エネルギーシステムが破壊されることで心臓病が発生する。

体内にセシウム蓄積量が100Bqが超える子供がベラルーシにはたくさんいた。そういった子供は心筋細胞に異常が見られた。不整脈と心筋異常で、健康でいられず診断も治療も難しい状態である。

■画像 突然死した43歳のトブルシ住民の心筋の病理組織切片
・心臓に45Bq以上のセシウムが蓄積。びまん性心筋細胞の異常

日本も突然死があると聞いている、心臓を測定すれば放射性物質の蓄積はあったと思う。

・私が行った研究を元に98年~99年にかけて国営放送、チェルノブイリハートというのを数回放送した。

・病気を正しく治すためには、正しく診断する必要がある。セシウムが心臓病の重大な要因になっており、しばしば死亡に至る。

☆低線量の被曝の場合、病気に至る人もあれば至らない人もある。それは、過去の染色体異常による場合(聞き取れず?)

・そして、放射能に対して敏感や敏感でないと言う議論をする人がいないでもないが、世界中に放射能が拡散している現在、どんな異常もないという人は少数派ではないかと思う。
放射能の悪い影響を抑えようとする人がいる。老人を取り上げて生きているとするが、そこで死んでいる若い人のことは何も言わない。

・体内蓄積量が30年くらいあると、定量ではあっても臓器に重大な影響を与える、子供に50Bqと言うのは、大変な線量。

・蓄積している放射性物質がどの位であるのかという放射性物質の測定を常に行う必要がある。普段食べている食品の放射性物質も測る必要がある。

次に放射能の影響を受けやすいが腎臓です。腎臓は尿と一緒に放射性物質を排出します。少量でも溜まると、放射性物質が尿管などに影響を与える。
1990年にベラルーシの国会でセシウムが与える影響と言う公聴会に出席した。そのとき、私の研究や結果を知っている学者達はとても怖がっていました。それは、セシウムが腎臓に与える影響をどの程度話すかということであった。腎臓の異常はいろいろな病気を引き起こすので、その恐ろしさを分かっていた。
この中に、自分の体内の蓄積量を測った方がいるか分からないが、体内に蓄積されていると分かった方は、自分には隠れた腎不全があるということを理解して欲しい。腎臓には修復機能があるが、それは覚えておいて欲しい。

腎臓は、体内の老廃物をろ過する機能があるが、異常が起きることで、体内に毒素が残る事がある。

この写真は腎臓の重要な機関であるが、糸球体の標本の写真です。正常な形で糸玉体が残っていない。溶けたといっている。

次に重要なのは肝臓。。肝臓自身の代謝がダメになり、全身がダメになる。代謝機能が異常をきたしますと、免疫システムも異常になってきます。その結果として、アレルギーが多発する。50%以上の子供達が牛乳にアレルギーを持っている。
柑橘類にアレルギーがある人もいるし、他の種類にアレルギーのある人もある。それによって、他の病気になる。

免疫系の低下で、結核やガンが増えている。

・新生児におけるホルモンバランスとセシウムの関係を調べた
胎盤に200Bq/kgを超えるセシウムが蓄積されている場合、重要なコルチゾールの分泌量が少なくなる。胎児を守るためと、新生児が外にでてから重要な役割を果たす。
コルチゾールは新生児のアレルギーと関係があるが、少なくなるとアレルギーがでやすくなる。
妊娠した女性はセシウムが体に入らないようにしなければならない。ウクライナで母子保護プログラムを作成中。母子がセシウムにさらされないようになる。

今の日本では、これから健康な子供を持ちたいと思っている方は、セシウムが絶対に体に入らないようにして頂きたい。心電図の時にも言いましたが少量であっても放射性セシウムは遺伝に影響を及ぼす。生命機能の維持に欠損のある子供達です。もっと、蓄積すると放射能特性が現れてきます。それによって様々な臓器が影響を受けてきます。

そしてもう一つ、非常に信じられないことですが、汚染の酷い地域では50%以上の子供達に白内障が増えている。白内障は子供が増える(発症が増加する)病気ではない。放射性セシウムが中枢神経系にも大きな影響があることが分かっている。

☆1996年から1997年の学童は既に生きていないこのとき、検査対象の子供がなくなったということは、電話で聞いた。学校で同じだったクラスメートで、女の子は数人で男の子は自分一人と言っていた。

・犯罪的であり、政府・子供の健康に責任を持たないと言う親の責任でもあると思います。

・私は人々の無責任な態度・道徳観の麻痺が理解できないと言われている。独裁政権といわれているが、原子力マフィアと結びついている。ある母親が娘が白血病になったので、マスコミに相談した。名前を教えてくれと言ったら、仕事をクビになるから教えられないと言った。

☆娘と仕事を計りにかけて、仕事をとったのは信じられない。まず、子供の命であるべきなのに、私はその決断の理解に苦しんだ

そして、このように様々な臓器に同時に影響を与える放射性物質を超寿命放射性核種取り込み症候群と呼んでいる。
どのような病気がでるかは、低線量だと安全で危ないとはいえない。放射能毒性に置かされる人もいる。
何の防護もせずに、原子力発電所を作ると言っている人たちを私は信じられません。

汚染地区に住んでいる人も汚染地区に住んでいない人も、放射性物質を取り込まないようにする。



体内でセシウムがどの程度

■WBCで出た数値はの誤差の幅をどのように捉えればよいのか。

理想的であれば、あってはならないので「0」でなければならない。
実際は、中にはほとんど体内にない子供達がいました。

ヨーロッパの国々でも、ベラルーシでも食品であっても放射性物質に含まれる規制値と言うのがある。
どういう風に決めているのかは、いろいろあるが人間の体にあっては、いけない「0」でなければならないので。
食品にある放射性物質は別である。体内にある物と、体外にある物を同じように比べてはならない。

日本では500BqあってもOKとしている。
ベラルーシでは食品の種類によって様々な規制値がある。私は今ある規制値も批判している。
牛乳の規制値は、100Bqでも毎日飲んでいると大変な値になるので、10Bqでも反対です。
食品にある物は、吸収されるので、困難ではあるができるだけ低い値を要求しなければならない。

食べるものがないとか言っている場合ではない、生きるか死ぬかの戦いではないのだから。

ベラルーシでは、年間の許容線量が1mSv/y外部被曝。内部被曝は全く別の問題。
内部被曝だと800Bq/kg 心臓だと8000Bq/kg
ウクライナだと、虐殺だと考えている。汚染地区の人たちを守るために何もしなかった。

そういう地域の人たちはこれだったら生きていけるという論法を使っている。
こういった政府が決めている規制値を体内に放射性物質をできるだけとりこまないように、できるだけ厳しい数値にするように訴えなければならい。

どんなによい大統領・首相・大臣ではなく社会の力、世論の力で解決しなければならないと思います。

そういった運動については、私は自分の例をあげることができる。
自分の意思に反して、フランスにいったときは、欧州議会のストラスブールに行って、チェルノブイリの被災者を救済すべきだと発表して

欧州議会に訴えて、チェルノブイリのプログラムをするようになった。健康被害、遺伝的な影響を残さないように。

明日からやるのではなく、今日から政府に訴えるようにしていかなければならない。

私は、レクチャー本を何冊か出している。チェルノブイリの被災者をどう救うかとい卯内容です。
医者を教育していく必要がある。

国際レベルでの団結それが必要である。

皆で、同じ考えを持った人を集めるという、木下さんはとても大事な仕事をしていると思う。
一時、暑くなって忘れてしまうというのは、意味がないと思う。

日本では悲劇が起きていて、亡くならなくていい人が亡くなるということになっている。

医者として蓄えてきた知識を提供するという
医者としての誇りを忘れない。

■木下さんから
暫定基準値を100Bqに下げる話がある。

食品測定の、10Bq以下基準可能、メーカーに問い合わせると人・物・金は一緒。基準を下げるように訴えていく。下げられない人は、経済的など理由がある。

ベルリンの放射線防御庁WBC、全身で250Bq、体重40kg

東葛地域

フランスの医者に半年間妊娠を諦めるように言われた。

尿検査でやるしか、体内のセシウムを検出するしか方法がない。
尿検査は150倍であると言われている。


■バンダジェフスキー博士の回答

測定の上では、正確さが重要である。
わざと機械をいじって、正確でない数字を出している地域がある。

国際的に正確な数値をだす運動を、しなければならないと思っている。
財政的な意味で、やっていくことを要求していく必要がある。

食品については、それほど高価なものではないので何家庭かで購入しあって、正確な数値を測定していく必要がある。

■最後に避難者に一言
こちらに移住してこられた被災者の皆さんは、正しい選択をしていると思います。
日本の汚染された数値を見ていると、避難された方は金銭的な困難はあったけれども、希望はある。

残っていたけど、生死に関する希望が失われることは免れえない。


医者としての立場から言うと、医者は今そこに残って逃げられない人を助けて欲しい。
チェルノブイリの時は、情報が何もない中で逃げた人もいれば残った人もいた。

そこにモラルがある。

医者に関しては、その場所に残って欲しい。


■木下さん質疑応答
WBCはきちんと測れない。
尿は、一部しか測れない

瓦礫を燃やすなんか、汚染値に持っていくのはあり得ない。
新しく焼却施設を作った青梅では、喘息のなかった地域であっても、10%か20%でる。
放射性物質がでたら、どんな影響があるのか分からない。

クリアランス100Bqは、10kgや20kg燃やすだけ。

博士は中枢神経に影響を与えている。
汚染作業員(作業員?リクビダードル?除染作業員?)家庭内暴力で家庭が無茶苦茶。

秋から20台~40代の突然死 20%増している。現場の公的機関から聞いた。
新生児の突然死が出ている。

東京港区 中央防波堤ゴミ処理場近く1.36μSv


東京都目黒区、車の上。都立大学の駅の西側 10万Bq Over


□追記2 他の方のメモ(京都講演ではないです) 

□京都講演ではないですが、検証まとめがあったので記載。

土木工事で核爆弾使用、今も深刻なセシウム汚染 予備
(2012年3月15日16時18分  読売新聞) 
 【モスクワ=緒方賢一】ロシアの有力紙イズベスチヤは14日、1971年に地下核爆破が実施された同国中部イワノボ州で、今日もなお放射性物質セシウム137の汚染が深刻であることが判明したと報じた。


 汚染の実態は国営原子力企業ロスアトムが2011年、同州で大規模調査を行った結果、分かった。場所によっては土壌1キロ・グラム当たり、最悪で10万ベクレルのセシウム137が検出されたという。この値は日本でコメの作付け制限が発動される基準値(昨年時点)の20倍という高いものだ。同社は除染に乗り出すことを決めた。

 汚染地域はモスクワの北東約340キロ・メートル。当時、ソ連では資源探査や大規模な土木工事で、破壊力が大きい核爆弾を使用した。軍事的な核実験とは区別し、「平和的核爆発」と呼ばれた。

 イワノボ州の核爆破は「地質調査のため」で、地下約620メートルで実施された。だが、爆破の後、放射性物質を含む地下水が間欠泉のように噴き出し、地表を汚染した。その面積は「1ヘクタール未満」とされ、表土は除去されていた。

 その40年後の調査で汚染が確認された地域は住民の生活圏にも近く、最も近い村までは4キロ・メートルしか離れていない。

□バンダジェフスキー ECRR論文日本語訳 スライドは、この中の図表を使用。

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